渡〇謙 in ハズキ〇ーペのCM
「本当に世の中の参考書は多すぎて選べない!」
「でしょ?」
「青チャも!一対一も!多すぎて選べない!」
「でもこの記事を読むと、世界が変わる。
チェック&リピートの凄さが分かっちゃうんです!」
っていうことで、
今回は
チェック&リピート
について紹介します。
目次
チェック&リピートの概要
チェック&リピート 問題数・価格
チェック&リピートの問題数・価格をそれぞれまとめたものです。
チェック&リピート | 問題数 | 価格(税込み) |
数学ⅠA | 307題 | 1,100円 |
数学ⅡB | 404題 | 1,100円 |
数学Ⅲ | 261題 | 1,210円 |
青チャートが「例題:約300題」「総問題数:約1000題」であることを考えると、
一般的or若干少なめ。
と思いがちですが、
チェック&リピートはチャートのように「例題≒練習問題」といった図式は成り立っていないので、実際は
一般的or少し多い。
チェック&リピートの問題数は青チャートの例題と同じ量なので、1周するのに時間はそこまでかからないでしょう。
「10~15題 / 日」で進めて、20日~30日で終わらせるのが基本。
チェック&リピートで初めて解法をマスターしていくのには向かない。演習用として使うには丁度いい。
くらいの分量です。
チェック&リピート レベル
教科書章末~MARCH
の問題を網羅しています。基礎問題精構を少し上のレベルに平行移動した感じ。
黄チャートと到達点はほぼ同じです。
センター 9割~:使う必要なし
センター6割~9割:ジャストミート
センター ~6割:厳しい
センター試験タイプの模試で6割~9割の点数を取っているが、より高得点で安定させたい人向けです。
8割以上で安定することは間違いなし。調子が良ければ9割にも手が届くようなレベルになります。
チェック&リピートの問題はすべて入試問題からなので、そこそこ基礎が固まっていないと使えません。
でも、完璧にすれば模試で平均点を下回ることはありえない。私立文系ならほとんどの大学に受かります。
数学の「基礎+アルファ」を固められる参考書です。
チェック&リピート 特徴
①レイアウトが非常に使いやすい
チェック&リピートの流れは
「問題」→「チェックチェック」→「解説」
となっています。
左ページに「問題」で、右ページに「チェックチェック」。
ページをめくって「解説」に入ります。基本2ページですが、場合によっては4ページになります。
「問題」では、そのテーマに基づく約5つの問題をピックアップ。
「チェックチェック」というのは、いわゆるヒントです。どこに着眼して解くのか、解く最中の注意点はどこか。
補助輪の役目です。
「解説」はさすがのZ会。
非常に丁寧な解説と、図付きの説明。これで分からない人は、なかなかいないだろうという秀逸さ。
チャートのように1ページに解説を収める必要がないので、好きなだけ解説できるんでしょうね。
②すべて入試問題
この基礎レベルでは珍しい
すべて入試問題
という特徴。
問われている内容は基礎に変わりないのですが、少し捻ってあったり、工夫を加えている問題が多いです。
入試問題なだけあって、単調ではないです。
そのため、初見の問題への対応力とか、本番での問われ方を成長させることができます。
演習書としてはマジで良書。
そうやって経験を積めるので、高得点で安定するんです。
チェック&リピートの使い方
使い方① ノーマル
普通に最初から順番に解いていく。
ただただ自分の実力をより強固にしていくだけなので、別に特別な工夫をする必要はないです。
- 1ページ解く
- 解説を読む
- 1ページ解く
- …
と非常に普通。
順番に完璧にマスターしていきたい人にはおすすめ。
1週間のうち、
- 平日5日で進めていく
- 休日2日で復習
という戦法をとると1周の質が上がります。
思ったより解法が身についていなかった場合には最適。
3~7周
したら次に行きましょう。
復習ついでの演習なら3周。解法を1から身に着けようと思うなら最低でも5周は必要です。
使い方② 効率的な周回
完全に演習目的で、解法はある程度身についている。
基礎が完璧になっているかを確認する手段として、チェック&リピートを使用する。
そういう人は効率的に周回できた方がいい。
ということで、
問題羅列型の演習書におすすめの使い方は
- 奇数問題を進める
- 偶数問題を進める
という、奇数偶数戦法。
チェック&リピートの場合は、近くにある問題が同じテーマでまとめられています。
そのため、1問ずつあけて進めていっても大まかには網羅できるし、より速い間隔で周回できる。
連番で同じ内容だからこそ、奇数・偶数でやると全体的に忘れにくくなるわけです。
私もこっちの使い方の方が効果が高い気がします。
チェック&リピートの接続
<チェック&リピートの前の参考書>
- 基礎問題精構
- 塾の授業
- 学校の授業、問題集
- ひとつひとつわかりやすく
私はチェック&リピートは演習書として使うのをおすすめしているので、「基礎問題精構」のあとに使うのが一番。
塾の授業の副教材として使うのも全然アリ、と思います。
他には、学校の授業や問題集が簡単でつまらない。
そんな人が数学で少し上の演習を積みたいという場合は使いやすかも。
<チェック&リピートの次の参考書>
- 一対一対応の演習
- 標準問題精構
<チェック&リピートの次>
- 一対一対応の演習
- 標準問題精構
まとめ
私はチェック&リピートは演習書として使って、最高の効果を出すと思います。
できれば、
チェック&リピートは演習用にしてほしい。
でも、使い方は人それぞれ。
自分の信じた方法で使ってみてください。
この記事がその助けになれば、いいと思います。