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【東進 数学特待】中学生から数学特待の本人が語る。評判&内容!

 

 

今日は

東進の数学特待制度について

中学生から数学特待だった私本人の体験談も交えて、紹介したいと思います。

 

東進の数学特待はとても魅力的なプログラムなので、ぜひ深く知って体験してもらいたい。

私は中学2年生から数学特待ですし、他の校舎にも数学特待の同級生がたくさんいます。

 

だから、そこそこ詳しい話もできると思います。

 

 

 

目次

東進 数学特待とは?

東進の数学特待とは、簡単にいうと何なのか?

 

対象者:中学生

内容:数学の授業が受け放題

期間:入塾~高1の秋

 

というプログラム。

対象者は基本的に成績が優秀な、中学2年生と中学3年生。そして、一部進学校に通う中学1年生。

数学特待生の基準を満たせば、

東進の数学の授業を好きなだけ受け放題。

 

もちろん、

中学生レベルの数学を受けることも、高校数学の授業でも、大学受験レベルの授業だって受けられます。

東大対策講座だって受けられます。

 

そりゃ、東進の数学の授業が受け放題なんだから、何でも受講できます。

 

東進 数学特待の内容

東進の数学特待の内容は

の4つです。

順番に詳しく見ていきます。

 

①数学の通期講座→無料

通常の場合ですと、東進の通期講座は

という内容です。

1授業が90分授業で、これを「20回+アルファ」分まとめられたものを通期講座と言います。

 

「20回+アルファ」というのは、講座によっては内容が終わらない場合。

追加で数回授業を行って、講座の内容を終わらる場合があります。

 

そして値段は1講座77,000円です。

今までは75,600円だったんですけど、消費税が10%になったので講座料金も値上がりしました。

 

この通期講座が何講座でも無料になります

数学の講座であれば、どんなに簡単な内容でも、難しい内容でも、全部0円です。

1講座見るたびに、77,000円も得すると思うと凄いですよねw

 

②高速基礎マスター講座→無料

高速基礎マスター講座というのは、東進の基礎学力習得システムのことです。

 

これは、

パソコンで高速基礎マスター講座を開くと、基本問題が出題されます。それを解いて解答すると、次の問題が出題されます。

という具合に、

20問解くと終了。20問中何問が正解だったが表示されます。

18問以上正解していれば、合格。

それ以下は不合格。

 

高速基礎マスター講座にはテーマや分野ごとに大量の種類の問題があり、それぞれ20問の小テストになっています。

もちろん制限時間もあります。

 

すべて合格できるレベルに到達すれば、相当な基礎力がつく講座。

ただ大量すぎて全部解き終わる人は少なく、多くの在校生からは嫌われている講座になっています。

 

値段は77,000円です。

東進に入塾すると嫌でも受講しないといけない方向に推し進められるので、必要な77,000円なわけですが、

数学特待だとこれも無料です。

 

ただ数学の高速基礎マスター講座が0円なだけで、英語のやつは有料です。

 

③担任指導費・模試費→無料

東進では毎年払わなければならない謎の費用、

東進も映像授業とはいえ、どの講座をとるのかを担任と話し合わなければいけません。

どの模試を受けるかも、担任との話し合いで決めます。

 

とは言いつつ、担任に言われたら断れないですw

一方的に指示を受けるだけですね。

 

そして、東進の模試システムは少し変わっています。

年間を通して一定額を支払って、東進主催の模試がすべて受け放題になるシステムです。

食べ放題みたいな。

 

金を払ったら、あとは受け放題。模試を受ければ受けるほど得になるシステムです。

 

ということで、

担任指導費と模試費が合わせて、最大で44,000円かかります。

が、

数学特待ならこれも無料になります。

模試だけは特別で全教科が0円で受けられます。

 

数学特待になると、「センター試験本番レベル模試」の数学を受けなければならない条件がつきます。

この模試は年に4~6回あります。

数学だけなので1時間で終わりますし、実力試しに丁度いいので邪魔にはなりません。

 

④入塾金→3分の1

数学特待でかかる費用はこれだけ。

入塾金11,000円

です。

本来なら33,000円かから入塾金が3分の1になります。

これも中学生で東進に入塾するときに、1回だけ払えばいいです。

 

進級や高校入学に伴って、もう一度料金が発生することはありません。

 

小さいまとめ

東進の数学特待の内容をまとめると、

入塾~高1の秋の期間は

11,000円で

「数学の通期講座」+「数学のオプション講座」+「模試」が受け放題

 

 

私はこの期間で、「7講座+高速基礎マスター講座」を受けました。

77,000円×8=616,000円

そして担任指導費・模試費は2年分無料になっています。

44,000円×2=88,000円

 

合わせて、

704,000円の得

逆にいうと数学特待でなければ、数学だけで70万円も使うはずだったのか…

 

まったく、なんて親孝行な息子だ。

 

東進が数学特待をできる理由

東進の超最高待遇。

たった1万円で70万円相当の授業を見られちゃあ、普通は経営が成り立たないと思うはず。

それでも経営を拡大できる東進。

 

理由は簡単ですね。

一般生から高額の授業料を取っているから

 

ずっと昔に録画した授業を使いまわしているだけなのに、1講座8万円もするの高すぎませんか。

録画1授業に4,000円も払っているんですよ。

これ業界トップの値段です。

 

一般生から高額な授業料をとって、入手した豊富な利益。これがあるから存分に特待生を招き入れることができる。

そうして得た特待生が難関大学に合格すれば、いい宣伝になる。

それを見て

「東進に行けば難関大学に合格できる!」と勘違いした一般生たちが、いっぱい入塾すれば収入になる。

 

東進はしっかり儲けているから、特別待遇をしても痛くもかゆくもないんですね。

 

東進 数学特待の条件

これだけ特別扱いを受けるわけですから、当然条件があります。

 

①成績基準

東進が公式に発表している成績基準は、

 

1. 通知表(通信簿)の直近の評価で数学が5段階評価の「5」である

2. 「全国統一中学生テスト」もしくはその他模試にて、成績優秀である

 

これだけ見ると、なかなか厳しい条件に思えます。

しかし、中高一貫校に通っている生徒は相談すれば、上の条件を満たしていなくても数学特待生になれます。

特に進学校だと平均点くらいでも数学特待生になれます。

 

また超進学校の生徒だと中2でも数学特待生になれます。

私も中2の夏休みから数学特待です。

 

最近は中1から数学特待生に入れる制度ができたようです。

その名も「数学特待制度スーパーエリートコース」です。

 

の条件を満たす中1を数学特待に迎え入れるそう。

 

指定18校というのは、

開成、筑波大学付属駒場、麻布、桜蔭、聖光学院、栄光学園、海城、浅野、渋谷教育学園幕張、早稲田、女子学院、駒場東邦、筑波大学付属、東京学芸大学付属、渋谷教育学園渋谷、豊島岡女子学園、武蔵、雙葉。

上記の18校に通っていなくても、指定校の生徒に匹敵する学力を認められれば大丈夫です。

 

2019.5.26開催の全国統一中学生テストでは選抜されたようですが、東進ハイスクールナガセ西新宿ビルで2.16にも選抜されていたようです。

いつどの模試で選抜されているのか、そもそも定員は埋まったのか。

 

謎が多いです。

秋の全国統一中学生テストで選抜した様子がないので、おそらく定員100名に達したのでしょう。

 

②授業進度

東進の数学特待生になったあとにも条件が付きます。

期間満了までに高校数学範囲を受講し終わること。

 

とはいっても、

「高等学校対応数学ⅠA / ⅡB / Ⅲ」の3講座を受け切ればいいので、大して時間はかかりません。

通常は3ヶ月で1講座を受けることを想定しています。

そのため、

9ヶ月あれば高校範囲も受け終わる。

 

私の場合は、ⅠAが1週間、ⅡBが2週間。Ⅲが2ヶ月くらいかかりました。

中2の夏休みは暇だったんで、本気出したら1ヶ月で数学ⅠA / ⅡBが終わってしまいましたw

多分、夏休みに本気だせば、2ヶ月くらいで全部終わると思います。

 

どちらにせよ、

高1の秋までには誰でも終わります。

 

③校舎によって追加

残りは校舎によって、ルールが追加されます。

私の場合は、

が条件でした。

 

友達は最低でも週に2回は塾に来て授業を見る。とか、校舎によって非常に様々でしたね。

でも、

週に1回の面談は途中から免除されました。

 

面談ってサボると家に電話がかかってくるんです。でも、面倒くさいからすっと居留守を使ってました。

そうしたら、徐々に電話がかかってこなくなり。

いつしか、

塾の中では「家が遠いから出席しなくても大丈夫」という謎の理由で、私のサボりが正当化されてました。

多分、室長が何とかしてくれたんだと思いますw。

 

確か、入塾から半年たったころだったと思います。

もう高校生も含めた校舎で一番数学ができる生徒でしたからね。室長も手放したくなかったんでしょう。

センター試験ⅠAは3か月後くらいに校舎で1位でした。

 

成績が良ければ、何をしても許されてしまう無法地帯。

それが塾。

 

入るなら東進衛星予備校がいい

 

これは憶測の域をでません。

あくまで私個人の意見なので、聞き流してもらって構いません。

 

おそらく、自由度は

東進衛星予備校>>東進ハイスクール

です。

 

これは東進グループの構成からくるもの。

東進ハイスクールは東進直属の予備校なのに対して、東進衛星予備校はあとからグループに加入した。

だから、

東進衛星予備校の各校舎はかつての室長が務めていることも多く、一定以上の裁量があると思われます。

 

私も東進衛星予備校に通っているのですが、室長の権限でかなり自由度が高いです。

本当によくしてもらってます。

内容はあまり公表できませんがw

 

一方で、東進ハイスクールに通っている私の友達はかなり束縛されている様子です。

最寄り駅は同じでも、そこまで違うか。

というほど、ルーツの数や生徒の自由度、特別待遇の程度が異なっています。

 

東進ハイスクールは本部と密接に関係しているがゆえに、本部の許可がないとなかなか動けないのではないか。

という憶測。

 

信じるか、信じないかは、

あなた次第。

 

 

多分、本当なんで、東進衛星予備校に入塾した方がメリットは多いと思います。

 

まとめ

今回は東進の数学特待を紹介しました。

かなり東進のメリットを強調して紹介しましたが、別に私は東進の回し者ではないですw

ただただ、東進の数学特待はメリットが多い大変便利なものだったので、紹介しました。

ぜひ、近くの校舎を訪ねてみてください。

 

もう一度言います。私は東進の回し者ではないですw

 

 

駿台予備校の特待制度↓

東進の評判が悪いので解説記事↓

 

 

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