大学受験は独学が最強である。
これはゆるぎない事実。
私は大学受験は独学が一番最強だと信じています。とはいっても、ある程度の塾の利用もアリだと思いますが。
そこで今回は、
大学受験を独学でも失敗しない方法を紹介します。
この4つの法則さえ押さえてしまえば、独学なんて簡単です。
目次
大学受験 独学
成功法則① 勉強時間
大学受験を独学で乗り切るための最初の難関は
勉強時間の確保
です。
独学だから特別勉強時間が少なくていいわけではありません。結局、勉強しなければいけないのは不変の事実です。
↓の図は難関大学受験者の平均勉強時間です。
合格できる人は毎日6時間やってます。つまり週に42時間の勉強時間を確保しているのです。
平日に4時間、土日11時間もの勉強をして、やっと一日平均6時間です。
みなさんは十分に勉強できているでしょうか?
十分な勉強時間を確保するために大切なことは、
- 体調管理
- 現実的な計画
- モチベの維持
- 集中できる環境
の4つです。
ポイント①体調管理
まずは「体調管理」です。
勉強時間を増やすために夜遅くまで起きていたり、昼や夜ご飯を抜いているとあとあとの集中力を欠きます。
大事なのは継続できる集中力。
高校生でも最低7時間は寝ましょう。
それ以上のショートスリープは無意識のうちに集中力を低下させますし、体調を崩しかねません。
風邪なんて引いたら元も子もないです。
体は元気に保ったまま、勉強するのが大原則です。
花粉症も出来る限り対策しましょう。
あなたが、くしゃみをしている間にも他の受験生は英単語を1つ覚えていると思ってください。
ポイント②現実的な計画
そして「現実的な計画」も勉強時間を確保する大事な要素です。
何時に起きて、何時間勉強するのか。
何時間勉強したら、何分休憩するのか。
特に、休憩の入れ方が大切。
人間は90分以上連続して集中することはできません。だから1時間に5分程度の休憩を入れるようにしましょう。
受験はマラソン。
いきなりダッシュして力尽きる人間は、すぐに他の受験生に追い抜かれていきます。最後まで走り続けないと意味がない。
↓は私が本気で勉強するときのスケジュールです。
6時:起床
~勉強~
8時:朝ご飯
~勉強~
10時:小休止
~勉強~
12時:昼ごはん
~勉強~
16時:おやつ
~勉強~
18時:夜ご飯
~自由時間~
21時:就寝総計:10時間勉強
張り切って4時間連続で勉強したら、集中力が切れてやる気なくなった。
ではダメです。
現実的な計画を立てて、その通りに勉強し続けることが大切。
ポイント③モチベの維持
独学の最大のポイントでもある「モチベ維持」です。
勉強する
⇒つらいけど
⇒勉強する
⇒成績が上がる
⇒楽しい
⇒勉強する
と正のスパイラルに入れれば、モチベーションは簡単に維持できます。
しかし、
最初に結果が出るまでが厳しい。
私のように結果でることを信じて疑わないタイプの人種は楽ですが、普通は結果が出るか不安で続けられません。
最初の3ヶ月は死ぬ気で頑張る。
一切手を抜かず、本当に死ぬんじゃないかと思うほど勉強しまくる。
名言を読んだり、文化祭に行ったりして、モチベを上げて強引にでも勉強しまくる。
それができれば、あとはモチベが勝手についてきます。
「焦り」「不安」からくるネガティブな感情も勉強に使えます。むしろネガティブな感情の方が強いことが多いです。
このままでは合格できないのではないかと、思えば思うほど勉強時間は増えていきます。
ポイント④集中できる環境
自分のコンディションが整っていても、周りのコンディションが悪ければ質の高い勉強はできません。
兄弟がうるさい。親がやかしい。
集中できないなら、集中できる場所を探し出しましょう。
悪環境で10時間も勉強し続けるのはムリですし、集中していない勉強は無意味です。
しっかり集中できる場所と環境を見つけてください。
友達も邪魔になるなら、一緒に勉強するのをやめましょう。
場所と環境を変えれば、集中力も変わります。
大学受験 独学
成功法則② 勉強効率
次に大事なのは、
勉強効率の向上
毎日10時間勉強していても、教科書の文章をひたすらノートに写すような勉強法では成績は上がりません。
勉強効率を最大化する。
それがポイント。
勉強効率を最大化するには、
- 「正しい勉強法」で勉強
- 参考書の調査
- 復習重視の勉強計画
の3つが大事です。
ポイント①「正しい勉強法」で勉強
大学受験の勉強には、教科ごとに「正しい勉強法」という最速で結果の出る勉強法があります。
英語は音読中心の復習。数学は典型パターンをまず頭に入れて勉強するなどなど。
そうした「正しい勉強法」を使えば、勉強効率はメチャメチャ向上します。逆に、使わなければ勉強効率は圧倒的に低下します。
英語で長文を読んで、そこに出てきた「単語」「文法」「構文」を勉強していくような勉強法。
それより、
「単語」「文法」「構文」をそれぞれ別々に勉強してから、長文に挑んだ方が100%効率的。
独学のメリットを最大限に活かすためには、「正しい勉強法」を知ることが何より大事です。
ネットで「大学受験 数学 勉強法」みたいな調べまくれば、「正しい勉強法」は分かります。
言っていることは、だいたい皆同じです。
まずは「正しい勉強法」を知ること。
数学は↓を参考に。
ポイント②参考書の調査
世の中には参考書があふれています。
書店に行けば分かると思いますが、参考書の数はとてつもなく膨大です。
参考書にはそれぞれ、レベルや用途があります。
書店に行って「ビビット」と来た参考書をその場で買うのはいますぐ止めてください。
家で参考書の評判やレベルを調べて、自分に適した参考書を買って勉強してください。
自分に適した参考書を買うことで、参考書の効果を最大限に発揮させることができます。
中学数学終わったばかりで青チャートを買っても、挫折するに決まってるじゃないですか。
あとは評判の良い参考書を選びましょう。
評判が悪い参考書には悪いなりの理由があり、良い参考書には良いなりの理由があります。
参考書の下調べで偏差値10は変わります。
ポイント③復習重視の勉強計画
参考書による独学には、
復習しか存在しない
参考書の学習において予習もクソもないですから。全部が復習なんです。
参考書は復習して、復習して、復習して、復習して、復習して、復習して、復習しまくる。
基本は参考書7周。
何度でも復習して、参考書を丸ごと頭に入れるように勉強してください。
そこまでして、
やっと独学の意味があります。
大学受験 独学
成功法則③ 情報戦
大学受験は情報戦です。
情報に踊らされた奴は100%落ちます。
どの情報を信じて、どの情報を捨てるか
信用できる情報源を確保することも相当大事なポイントの1つです。
学校でも「○〇の参考書がいいよ」「駿〇予備校の物理が超分かりやすいらしい」みたいな情報は交錯します。
そんな中でも自分の道を進み続けられるか。
情報戦に負けず、正しい情報だけを入手できるか。
そのためには、自分で情報を取捨選択するのが重要です。
勉強法だって千差万別です。ある程度は良い勉強法でも、自分にとっての一番はもっと別の勉強法かもしれません。
だから、常に自分で考え続けてください。
自分で正しいか正しくないか判断してください。
困ったらコメ欄で相談してくれれば、答えます。
大学受験 独学
成功法則④ 計画力
独学では計画を立てる人間は自分しかいません。
いつ頃、何の参考書をやるのか。
いつまでにこの参考書を完璧にするのか。
志望校合格から逆算して、タイムリミットを考えましょう。
どうせ計画は狂うものなのでアバウトでいいですが、3ヶ月単位くらいでは計画を立てておきましょう。
ちなみに計画を立てるときのポイントですが、
色々な人の勉強計画を混ぜて作ると上手くいきやすいです。私のブログでも勉強計画を一部紹介しています。
でも、
やはり色々な人の勉強計画を見る方が偏りがなく、客観的に決められます。
イチから計画を考えるのではなくて、人のをパクって改良してください。
数学は↓を参考に。
まとめ
しっかり自分で考えて独学を進めていけば、大学受験は必ず成功できます。
独学という方法は、大学受験において最強の方法であることは間違いないです。
あとはどれだけ、
独学という方法を使いこなせるか。
独学を始めたての私に贈るならこの言葉。
「まずは自分を信じること。それさえできていれば、そこからの生き方は、自ずと見えてくるはず」
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(ドイツ/詩人)
まとめ
勉強法、参考書をしっかり調べてから、明確な目標をもって勉強すれば独学でも、予備校生でも関係なく合格できます。
自分の一生がかかる大学受験に対して、しっかり向き合ってください。
今日の名言
「まずは自分を信じること。それさえできていれば、そこからの生き方は、自ずと見えてくるはず」
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(ドイツ/詩人)