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【大学受験】俺のガチおすすめ!数学の参考書ルートを紹介!

私も独学?ほぼ独学?で勉強してきました。(詳しいことは後で話します)

数学の参考書のルートって、どのルート、参考書が一番いいのか。本当にこの参考書とあの参考書は接続できるのか。

色々不安が多いです。

まあ、それが独学の楽しいところです。

ゲームオーバーしたら、若干ヤバイRPGみたいなものです。どの参考書テンプレで行くか、そのテンプレをどれだけ使えるかが大事です。

そんなことはみなさん知っていると思うので、もう本題に入りましょう。

 

 

目次

数学の参考書ルートを選ぶときのポイント

実を言うと、私は

独学しよう!

と決めてから独学を開始するまで、実に6か月間参考書の下調べをしていました。私もいろいろ事情があって、時間には異常なほど余裕があったわけです。

ネットには多くの参考書ルートがありました。

googleで「数学 参考書 ルート」、「数学 独学 勉強法」、「東大 数学 参考書」などなど、考えられるほぼすべてを検索していました

そのときは

武田塾の紹介しているルートや独学ラボ、studyplusの有名どころはもちろん、だいたい検索結果の7ページ目くらいまでいつも調べてました

そんなに悩んだ末に、出た結果は

参考書の質はどれも大差ない

ネットで紹介されている参考書は、ほぼすべて良書で間違いないです。参考書の質はほぼほぼ一緒です。

書店でも確認したし、実際参考書も買いました。

  

では何が大事なのか。

それは

です。

 

参考書と参考書の接続

この記事を見ている人はある程度の参考書の知識はあると思うので、知っている前提で話を進めていきます。

参考書と参考書の接続で気を付けないといけないのは、例えば

などなどの進み方をしてしまうことです。

上のものでは、ひとつひとつとプラチカのレベル差がありすぎて、接続できません。ひとつひとつのレベルではプラチカに太刀打ちできないでしょう。

逆に下のものは、黄チャートと青チャートでレベルの被りが多いです。同じようなレベルの参考書を何度も解くのは無意味です。

出来る限り、参考書と参考書のギャップが発生しないような接続、被りが少ない接続を選びましょう。

 

参考書と自分の相性(残り時間も含め)

参考書と自分の相性というのは

のことです。

参考書のレイアウトは自分が気に入ったものを選ぶ方が絶対いいです。自分が参考書を開くときに、ネガティブな部分が多いほど勉強したくなくなります。

それじゃあ、ダメですよね。

受験も精神勝負なところがありますから、出来るだけ気持ちよく勉強できるようにしましょう。

語り口調、解説が淡泊など、参考書の特徴が自分の嫌いなものだと、非常に使いにくいです。

そこも勉強に対するモチベーションを下げることになるので、出来れば避けたいです。

 

あとは残り時間と志望校です。

高校三年生でMARCH志望の人が、今から青チャートをⅠA、ⅡB、Ⅲを始める場合。

青チャートを終わらせるのも若干無謀だし、青チャートはMARCHに対して少しやりすぎです。

数学で稼ぐなら別ですが、普通でいいなら黄チャートで問題ないでしょうし、私なら基礎問題精構+過去問にします。

というように、

参考書のレベルと志望校、参考書の量と残り時間など自分の状況との相性を考えて選んでください。

 

 

数学の参考書の難易度表

この後に数学の参考書ルートは紹介するのですが、一応参考までに難易度表を作ったので見てください。

ちょっと粗いですが、そこは勘弁。まだパソコン慣れてないのでアナログな方法を取りましたw

高校基礎センター MARCH 早慶東大理Ⅲ
白チャート
黄チャート
青チャート
赤チャート
入門問題精構
基礎問題精構
標準問題精構
上級問題精構
一対一対応プレ
一対一対応
チェック&リピート
チョイス
鉄緑基礎完成
文系の良問プラチカ
新スタ演習
やさしい理系数学
新数学演習

自分で数学の参考書ルートを作りたい人は参考にしてください。

 

数学の参考書ルート

数学のルートを紹介して、それの特徴やおすすめ対象について解説していこうと思います。

レベル分けしてから参考書を紹介すると内容に被りが出始めて、接続が良くわからなくなるので、志望校別で行きます。

MARCH下位レベルで満足な人はセンターで8割取れるようになればOKなので下の記事を。

一対一対応の演習→一対一
基礎問題精構→基礎問、基礎問精構
標準問題精構→標問、標問精構
文系の良問プラチカ→プラチカ

以下、上のように省略する場合があります。

数学の参考書ルート 志望校は中堅

数学の参考書ルート① 文系×順当派

<ルート>

(学校の授業)

黄チャート(青チャート)

一対一対応の演習
or
標準問題精構

<コメント>

普通の高校生にベストマッチ。

進学校の人なら黄チャートは青チャートでもいいかもしれない。進学校というと、高校受験で偏差値70を超えるくらい。

実を言うと、1対1や標問は若干オーバーワーク。かと言って、基礎問題精構だけでは足りない。それなら一層、数学で稼いでしまえ!

というルート。

<やり方>

~高校3年7月:黄チャート(4周~)

高校3年8月~:1対1or標問精構+過去問

高校1年生は学校の授業と並行して黄チャートを進めていく。学校の授業で扱った単元はだいたい同時にセンターで80点取れるような勉強を目指す。

参考書はマスターするのに普通は最低4周必要なので一部工夫が必要。

例えば、「~高校3年7月」では

平日は授業の復習として該当箇所を黄チャートで勉強(1周)。土曜、日曜に黄チャートを復習(2周)。

その後の長期休み(1学期なら夏休み、2学期なら冬休み)に黄チャートでその学期にやった単元を復習(2周)。

高校2年生の人は一度習っているので、さっさとⅠAは終わらせてしまう。高校3年7月までの時間を½にして、それぞれⅠA、ⅡBにあてる。

これでセンター80点レベルには到達する。

高校3年生では1対1or標問をやる。高校3年生の8月より遅れると過去問をやる時間が減っていく。

1対1or標問を完璧にすることでセンターで90点は絶対に下回らなくなる。

数学の参考書ルート② 理系×順当派

<ルート>

スタディサプリ
or
塾で先取り

(独学でも可能だがおすすめしない)

黄チャート

一対一対応の演習
or
標準問題精構

 

<コメント>

理系の普通の高校生

普通の高校だと数学Ⅲが受験直前まで終わらないので、先取りをして間に合わせる。

早く進まないとⅢまで終わらないので、高校1年生のときから先取りはスタートする。

<やり方>

~高校3年:先取り+黄チャート

高校3年~:1対1or標問+(過去問)

先取りではスタディサプリや塾の映像授業などの学校の授業レベルのもので、勉強する。

ⅠA、ⅡB、Ⅲにそれぞれ8か月かけても、高校1年生から始めれば高校3年までに終わる。

スタディサプリの授業を見る

黄チャートの該当箇所を勉強

を繰り返す。とりあえず、1周したら復習に入るといいだろう。

黄チャートは量が多いので目安4,5周。制限期間は最大8か月で計画を組んで、進めてみる。

今高校1年の途中や高校2年生などという人はⅠA、ⅡB、Ⅲにそれぞれかける時間を減らして進める。(各5か月など)

「高校3年~」は普通に1対1or標問をやる。残りは12か月。過去問にも時間を使うので、ご利用は計画的に。

おすすめは1対1。12か月でⅠAⅡBⅢを終わらせるにはそれなりの時間が必要。

数学の参考書ルート➂ 文系×逆転派

<ルート>

(スタディサプリなど)

基礎問題精構

1対1or標問

<コメント>

時間がないと言っても、高校3年生の4月が限度。

中堅と言っても、初心者レベルから成績を上げるのには時間がかかる。

志望校がMARCH下位なら、基礎問題精構だけでOK。ただし、やりこまないといけない。

<やり方>

~高校3年7月:基礎問題精構(4周~)

高校3年8月~:1対1or標問+過去問(並行)

基礎問題精構は一日に10~20題やる。

基礎問題精構は出来るだけ多く周回する。できれば7周。

圧倒的に演習量が足りていなく、計算力も解法のインプットも少ないので、基礎問題精構で出来る限り吸収する。

目安は「~高校3年7月」となっているが、出来るならもっと早く終えたい。基礎問題精構を7周しても時間が余ったら、次に進む。

1対1or標問も一日10~20題やる。

数学の参考書ルート④ 理系×逆転派

<ルート>

1対1
or
標問

<コメント>

基本的にあきらめろ。

何度も言うがMARCH以下(含む)なら基礎問題精構で何とかなるが、それ以上の大学の理系学部に逆転するのは難しい。

 

条件としてはまだ高校3年の7月以前であることと、

高校3年生7月の時点でセンター75点以上or偏差値60以上の人には可能性が残っている。

 

<やり方>

1対1や標問をやりまくる。

出来る限りやりこむ。

こちらも出来れば、7周はしたい。過去問は最後の1月に参考書と並行してなんとかする。

 

 

 

数学の参考書ルート 志望校は難関

数学の参考書ルート① 文系

<ルート>

スタディサプリ
or
学校の授業

黄チャート(青チャート)
or
基礎問題精構

一対一対応の演習
or
標準問題精構

文系の良問プラチカ
or
新数学スタンダード演習4月号

 

<コメント>

難関大を目指すなら、最低高校2年生から受験勉強を開始すると仮定する。

<やり方>

~高校3年:先取り+基礎問or黄チャート

~高校3年9月:1対1or標問

高校3年10月~:プラチカor新スタ演

先取りはしなくてもよい。

高校3年が始まるまでに、センターで8割を超えることが条件。

もし、センター同日模試で8割を超えたら、その時点で1対1or標問に移る。

1対1or標問に出来るだけ時間を割きたい。そのため、基礎問や黄チャートは早め早めに終わらせておく。

東大にはプラチカをやりこんで合格する人が多いようだ。

プラチカは150題に対して、新スタ演は250題。順調に進み、だいぶ早くは入れた人は新スタ演でもいいと思うが、基本的にプラチカで十分。

 

数学の参考書ルート② 理系

<ルート>

スタディサプリ
or
塾の先取り

黄チャート(青チャート)
or
基礎問題精構

1対1
or
標問

やさしい理系数学

<コメント>

理系となると非常にやることが増える。

一日の勉強時間を増やさないと厳しい。

<やり方>

~高2の11月:先取り+基礎問or黄チャート

高2の12月~高3の8月:一対一or標問

高3の9月~:やさしい理系

 

やり方は説明するまでもないと思う。

「やさしい理系数学」には数学ⅠA、ⅡB、Ⅲの内容が入っているので理系でも完全に網羅できる。

不安なら、他の参考書「新スタ演」や「プラチカ」を足せばいい。

まとめ

今回は本当の王道を紹介しました。

万人が使える王道ルートです。

ちなみにスタディサプリは↓の記事を参考にしてください。よければ、使ってください。

王道ルートはハズレがない代わりに大当たりもないです。大当たりを引きたい場合は書店で実際に参考書を見てアレンジしてみてください。

絶対に意識してほしいのは、

 

1冊を完璧に。

 

 

今回紹介した参考書の記事↓

【数学】標準問題精構の例題だけは危険!最高の使い方とレベル。
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