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『鉄緑会』の中身とは?指定校の生徒が語る真の『鉄緑会』!

 

中学受験の次は大学受験。

その大学受験で圧倒的な実績をほこる

鉄緑会

知る人ぞ知る最強の東大専門塾。

今回はその大学受験最強の塾と名高い、「鉄緑会」について紹介していきたいと思います。

https://www.tetsuryokukai.co.jp/

まず「鉄緑会」とはどんな塾なのか?

 

目次

鉄緑会という謎の塾

鉄緑会の概要

鉄緑会は宣伝をしないので、知る人ぞ知る塾になってしまいました。難関中高一貫の入学式にチラシを配りに来ます。

最近はテレビでも露出するようになり、少しずつ知名度は上がっているようです。では、鉄緑会とは何なのか。

鉄緑会(てつりょくかい)というのは簡単に言うと

東大専門塾

です。

鉄緑会という名前も

の2つの名前に由来するという東大っぷり(笑)。

 

そして、この塾の講師はほぼ東大の学部生、院生、卒業生で構成されています。この講師の8割は鉄緑会出身。しかも、講師の5割は東大理3出身という(笑)。

もう鉄緑会という塾そのものが東大の要素から構成されている。まさに、東大専門塾。

鉄緑会は関東に1校(代々木)、関西には2校(大阪、兵庫)にあります。兵庫県の西宮西口教室は中学部しかないです。

 

鉄緑会の合格実績

<東京大学>

 345 名

理科一類136 名
理科二類56 名
理科三類45 名(定員 100 名中)
文科一類60 名
文科二類29 名
文科三類19 名

※2018年度の合格者。鉄緑会ホームページより引用。

<国公立大学医学部> 

266 名

というわけです。一応言っておくと鉄緑会の1学年の人数は約600人です。つまり、

600人中611人がエリート!?

これはたぶん、理3を受ける人が滑り止めとして国公立医学部も重複して受験して、合格しているからだと考えられます。

それにしても、東大合格率6割ってヤバくないですか(笑)。

これにはある程度裏はあります。

通常は鉄緑会の入塾テストに合格しないと、鉄緑会には入塾することができないのです。

しかも、この入塾テストは進学校の成績上位しか受からないように作られています。高校1年生の春には英語は全範囲、数学はⅠAⅡBの範囲から出題です。

鉄緑会の指定校制度

しかし、鉄緑会には指定校制度というのがあります。指定校の中学1年生は4月までなら入塾テスト免除で入塾できます。

各指定校には、合格発表の日にチラシを一度だけ配りに来ます。

このタイミングを逃すと鉄緑会に入るのは面倒なことになるので、入る人はここで。

 

それはそうと、

指定校というのは全国に13校しかないです。

13校は

開成
桜陰
筑波大付属駒場
麻布
駒場東邦
栄光
聖光
海城
筑波大付属
豊島岡女子
女子学院
雙葉
渋谷教育学園幕張(2017年より)

 

鉄緑会の生徒も、これらの学校の生徒がほとんどです。というか、ほぼ全員が指定校の生徒です。

 

この指定校に選ばれる学校はご存知の通り、東大合格者ランキングに毎年名を連ねる13校です。

おそらく、この13校で毎年トップ10は独占しています。

鉄緑会はもともと頭の良い子を連れてきて、その子たちを磨いて東大に入れるわけです。

鉄緑会なんかに入らなくても東大に入れる人は多いはず。

 

鉄緑会の特徴

①カリキュラム

鉄緑会の一番の特徴は異常な先取り学習。カリキュラムがなかなか頭おかしいです。

<数学と英語>

中1…中学生の全範囲

中2,3…高校全範囲

高校…復習と東大対策

 

高速学習過ぎますね(笑)。

他の公立中学の生徒が頑張って因数分解を勉強しているころには、鉄緑会の生徒は微分積分を勉強しているわけです。

他の中高一貫の生徒が中だるみでゲームばかりしている間には、東大の過去問に取り掛かれる力を付けているんです。

 

そりゃあ、東大受かるよ。

 

もともと頭の良かった子に高速な先取り学習で、圧倒的な差をつけて東大合格させるのが鉄緑会のやりかたです。

他の塾とは比べ物にならないです。

最近は東進が似たようなことを始めたので良かったら見ていってください。

私は鉄緑会には通っていなく、友達が通っています。私はこちらの数学特待をやっていますが、私の方が数学の先取りは速いです。

人によってはこっちの方が向いてるかも。

 

②圧倒的な宿題と授業

鉄緑会の英語と数学それぞれの授業は週に1回しかないです。ただ、1授業は3時間です。

そして、結構な量の宿題が出ます。

一日1時間勉強すれば、終わる量の宿題とのこと。つまり、一回の宿題で7時間分の量の宿題が出るわけです。

一夜漬けでは全く歯が立たない量の宿題の量です。毎日コツコツやることを推奨しているのでしょう。

私の先輩や友達いわく、鉄緑会の宿題を毎回こなしていればほぼ確実に東大に受かるらしいです。

鉄緑会は秀才にひたすら努力させる(宿題で)、そして学力を手に入れさせるやり方のようです。

 

鉄緑会の月謝

入会金 2万2000円

月謝  1科目 約1万2000円(中学生)、約1万8000円(高校生)

教材費 1科目 1万1000円(中学生)、1万2000円(高校生)

それなりなお値段でしょうか。

東進は1講座(=25コマ)で75000円。1授業は90分です。鉄緑会は月に4授業、1授業は3時間なので、

1授業(鉄緑)=1コマ(東進)として考えると、

1授業(鉄緑)は1500~2250円。1コマ(東進)は3000円なので鉄緑会のほうが安いんですね。

 

まとめ

おそらく、中高一貫の人にとって最強の塾は鉄緑会で間違いないです。

ついていければ東大合格は保証もんです。

ただ指定校でなければ入塾は難しく、ついていけない場合もあります。鉄緑廃人なんて言葉も聞きます。

そこは慎重に。

 

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