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【数学】一対一の次は文系の良問プラチカで決まり!王道は裏切らない!

今回は「文系・理系の良問プラチカ」を紹介していこうと思います。

プラチカについては、「青チャートよりレベルが低い」とか「一対一の次にやるべき」などレベルに関しても意見が分かれます。

今回はそんなプラチカのレベル、問題数などなどを紹介していこうと思います。

 

名前と表紙はカッコいいので、ファッションアイテムには使えるかも。

 

目次

数学プラチカの概要

※あとで説明しますが、「理系数学の良問プラチカⅠAⅡB」より「文系数学の良問プラチカ」の買った方がいいです。

以下は良問プラチカの概要(基本事項)になります。

 

数学プラチカの問題数

プラチカ文系数学ⅠAⅡB:149題

プラチカ理系数学ⅠAⅡB:153題

プラチカ理系数学Ⅲ:76題

 

「入試精選問題集」と書いてあるだけあって、だいぶ問題数が絞られています。新スタ演なんて、ⅠAⅡBだけで252題ですからね。

文系の人なら一日3~5題が目安でしょう。(プラチカには一日3題、2か月完成と書いてあります。)

一日4題で約40日。プラチカをやる時期は普通、過去問の手前(夏~冬)でしょう。

そんなにダラダラは出来ないですね。

 

数学プラチカの値段

文系ⅠAⅡB…1234円

理系ⅠAⅡB…1080円

理系Ⅲ…1080円

(いずれも8%税込み)

  

文系ⅠAⅡBは「1」「2」「3」「4」円ですね(笑)。

プラチカのお値段は問題数も考えると少々高いです。精選問題ということも考慮すれば、こんなもんなのかもしれないですが。

サイフには優しくないですが、合格のためなら値段は関係ないですな。

 

実を言うと、「1234円」を言いたいがためにこの段落を作りました。

 

安部が消費税10%に上げたせいで、「1234円」という奇跡がぶっ壊されました。

私は大変遺憾に思います。

 

数学プラチカのレベル

文系数学のなかでは文系ⅠAⅡBは難関大レベル、理系数学のなかで理系ⅠAⅡBは中堅レベルです。

理系数学のなかで理系Ⅲは中堅~難関レベルです。

そして誤解を招きやすいのが、

文系ⅠAⅡB > 理系ⅠAⅡB

ということです。

先ほどは「文系数学の中」と「理系数学の中」でわけてレベルを伝えました。しかし、同じ土俵に上げても文系ⅠAⅡBのほうがレベルが高いです。

 

そのため理系の人でも、「文系の良問プラチカⅠAⅡB」を解いた方がいいと思います。

というか、多くの人は「文系プラチカⅠAⅡB」→「理系プラチカⅢ」の流れで進んでいきます。

 

数学プラチカの特徴

まず、プラチカという参考書の使用目的は

アウトプット

ということを覚えておいてください。これまでに勉強してきた参考書の解法をここでアウトプットしていきます。

 

①問題 少 かつ解説 多

プラチカの一番の特徴はやはりこれでしょう。

問題掲載のページでは分野・単元別にただただ問題が並べられているだけです。非常にシンプルです。

逆に解説は別解なども非常に多く書いてあります。問題が約50ページなのに対し、解説は約200ページもあります。

しかも、解説は別冊になっています。

 

プラチカは解説にメチャクチャ力を入れてある参考書です。ただ解説が詳しいわけではなく、別解が豊富なだけです。

 

②入試傾向が書かれている

プラチカは参考書のはじめに、「最近の数学の大学入試の傾向」が書かれています。

これは参考書の中ではかなり珍しいです。

 

このレベルの参考書になると、そろそろ入試が視野に入ってきます。そのときに、入試傾向が書いてあるのは安心します。

もちろん、自分の大学の過去問は研究してほしいんですが、大学入試全体としての傾向も押さえておきたいです。

東大や京大クラスの大学の問題は、他難関大学で出題される可能性が多いにあります。

自分の受験年に最近の大学入試のはやりが出題されるかもしれないですからね。

 

③「解法メモ」

各設問の解説のはじめに「解法メモ」が書いてあります。

この参考書はアウトプット重視の参考書です。そのため、方針の立て方も重要なポイントです。

その方針の立て方や、方針そのものが書いてあるのが「解法メモ」です。

色々な参考書に「解法メモ」らしきものはありますが、意外と重要なポイントです。

 

ハイレベルな問題ほど方針を立てるのが、一番難しかったりするんです。

 

プラチカの使い方

プラチカまでに、多くの参考書をやってきたと思います。(青チャート、一対一、基礎問題精構などなど)

そのため自分の「参考書の使い方」を持っている人はその方法でプラチカを勉強してください。

 

今回はあくまで参考まで、

  1. 問題を解く(15分は悩む)
  2. 解説を熟読
  3. すぐ直し

これで4周ほどすれば、問題ないと思います。

問題はわからなくても15分は悩み、試行錯誤しましょう。すぐに諦めてしまうともったいないです。

今までインプットした解法を存分に試しましょう。

 

大事なのは、プラチカの問題を1題1題大切にするということです。

プラチカの問題は入試問題で出かねないor入試のときにヒントになる、ような問題ばかりです。

プラチカでおろそかにした問題は入試に直結してくると思います。

 

できれば、専用のノートに解き、正答率も把握するのがおすすめです。

そして2,3周した後に、「間違えた問題」を集めたノートを作って完璧に復習するのがおすすめ。

 

しっかり復習して、1題1題吸収していきましょう。

 

ちなみに私の体験談

どれくらいの正答率・進度なのか、の目安にしてください。

ペース正答率
1周目4題/day79.19%
2周目5題/day87.92%
3周目6題/day93.28%
4周目7題/day93.96%

※正答率は小数第3位を四捨五入

 

1周目は「三角関数」と「ベクトル」、「図形と方程式・不等式」で正答率75%を下回りました。

4周目は進行中です。(2019.5.4)今は終わりました。

 

1つ前の参考書は「一対一対応の演習」です。かなり良い正答率だと思いますよね?

 

やっぱり、一対一対応を死ぬほど周回した成果が表れていました。基本的には、7周。Ⅱは9周しましたからね。

答えはほぼ覚えるところまで行ってましたね。

 

 

プラチカにも一対一対応と同じ問題が数問混ざっているんですよ。

一対一対応レベルの問題が初見で解ける能力があれば、プラチカの問題も解けると思います。

1周目だと、

目安は正答率60%

正答率75%以上は上出来

と言った感じです。

プラチカの接続

<プラチカの前>

入試標準レベルの参考書の次にやることができます。

ちなみに、私のおすすめは一対一です。

 

<プラチカの次>

 

<プラチカの次>で紹介した参考書は、プラチカと同レベルやプラチカより難しい参考書です。

もっと演習を積んでいきたい方のためです。

特におすすめは新数学スタンダード演習。

 

さらに上のレベルへ行くなら、上級問題精講と新数学演習がおすすめです。まあ爆死すると思いますが。

まとめ

数学のプラチカは今までインプットしてきた解法をアウトプットするための参考書です。

そのため、これまでの参考書が身についていない人は勉強しても効果が薄いでしょう。

一方、これまで参考書を完璧にしてきた人はプラチカ1冊で東大レベルも可能です。

プラチカをやりこんで、東大に入る人も多いそうです。

 

では頑張ってください。

 

 

 

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