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数学のコンテストと言えばこれ!有名な数学のコンテスト7選!

投稿日:2019年1月8日 更新日:

好きな人にとっては、こんなに楽しいものはないというくらい面白い数学。

そんな数学にもコンテスト・大会は存在します。

しかし、多くの数学のコンテスト・大会は知名度がまだまだ低い。そのため、知人の紹介などでないと情報を手に入れにくいです。

私も中学受験で中高一貫に進んでから、多くの数学のコンテスト・大会を知りました。

今回はそんな数学のコンテスト・大会の中でも特に有名・名誉なものを5つ選び、紹介していこうと思います。

 

目次

①数学オリンピック

こちらは数学のコンテスト・大会の中では、もっとも知名度が高いと思われます。

実は、多くの種類があります。

そして年齢で分けられてはいますが、メダリスト級になると対象年齢はガン無視ですw。また、出身校も全国の進学校の人ばかりです。

 

<種類>

  • キッズBEE(小学1~3年生)
  • ジュニア算数オリンピック(~小学5年生)
  • 算数オリンピック(~小学6年生)
  • ジュニア数学オリンピック(~中学3年生)
  • 数学オリンピック(~高校3年生)

※数学オリンピックは「受験時点で大学教育(またはそれに相当する教育)を受けていない20歳未満の者」であれば、受験可能。

 

数学オリンピック(ジュニア)は予選と本選で構成されます。また、数学オリンピックは毎年「成人の日」に開催されます。

予選で成績優秀だと本選に。本選でも優秀だと「メダル」or「トロフィー」or「表彰状」が受け取れます。(順位による)

 

また、数学オリンピック上位20人とジュニアの上位5人の優秀者は、春の代表選考合宿に呼ばれます。

そこでも、成績が優秀であると(上位6名)国際数学オリンピックの代表選手になれます。

 

数学オリンピックを受けようと思った人へ。

 

数学オリンピックの勉強法や対策については、記事を出しているので参考にしてみてください。

 

②広中杯

こちらは対象者が中学生までです。

中学1、2年生を対象とした「ジュニア広中杯」と中学3年生までを対象とした「広中杯」があります。

広中杯は6月の予選「トライアル地区大会」と7月の決勝「ファイナル大会」の2つで構成されます。

 

<予備知識>

広中杯は算数オリンピック委員会が主催です。

そして、この算数オリンピック委員会の会長が「広中平祐」なのです。この人の名前に由来して、この数学コンテストは作られました。

この「広中平祐」は日本人として2人目のフィールズ賞の受賞者です。

しかも、ハーバード大学名誉教授、京都大学名誉教授、京都大学数理解析研究所元所長などなど。

簡単に言うと、広中杯はヤバイくらい頭のいい人に由来しているわけです。

 

③数学甲子園

対象は中学生と高校生です。

こちらは数学のコンテストですが、他とは一味違います。なんと、珍しいチーム戦の数学コンテストです。

しかも、問題を解くだけではなく、創作する問題も出ます。

↓の記事に詳細は紹介しているので、ぜひ読んでください。

 

④mathコン

いわゆる算数・数学の自由研究のことです。1人で提出することも、グループで提出することもできます。

対象は小学生・中学生・高校生のすべてです。

テーマは自由です。

日常生活や社会で感じた疑問を算数・数学の力を活用して解決する,あるいは,算数・数学の学びを発展させて新たな数理的課題を探究する中で,気づいたことやわかったこと,自らの解決の方法などをレポートにまとめてください。

Rimse

とのこと。

自分が思うことを数学に結びつけて、レポートにしてください。

こちらも詳しくは↓の記事を参考にしてください。

 

⑤大学主催のコンテスト

私が知っているものでは

  • 名古屋大学 日本数学コンクール
  • 近畿大学 数学コンテスト
  • 京都大阪数学コンテスト※
  • 武蔵野大学 数理工学コンテスト
  • etc

※は住んでいる地域の限定があります。

確か、私の同級生は近畿大学の数学コンテストで入賞した?メダルをもらった?みたいなこと言ってました。

 

いずれも、中学・高校生は対象内です。

学園祭のなかでの開催のコンテストや時間無制限のものなど、いずれも各大学が主催なので個性が強いコンテストが多いです。

自分の家の近くの大学がコンテストを開催していないか、確認してみると良いかもしれません。

 

⑥超難問コロシアム

こちらは数学限定ではないですが、有名なコンテストです。

優れた高校生の知的好奇心を刺激し、さらにその能力を伸ばす機会を提供しようと、Z会が2013年に初めて主催したコンテストです。

同じ高校1、2年生の中から3人1組でチームを構成して、参加します。

英語・数学・国語・理科・地歴の5教科からランダムに出題される問題に解答し、順位を決めます。

 

今回これを数学のコンテストとして紹介したのは、チーム戦だからです。

3人の教科担当を決めることを出来るからです。あなたが数学が得意なら、あなたが数学担当としてチームに入れますよね。

チーム戦だからこそ、自分にとっては数学のコンテストとしても活用できます。

ぜひ、検討してみてください。

 

⑦学力コンテスト

これを数学のコンテストとして呼んでいいのか微妙ですが、一応紹介します。

東京出版の「中学への算数」・「高校への数学」・「大学への数学」の巻末についている学力コンテストです。

問題のレベルは他のコンテストとは違い、受験難関レベルです。(上記のコンテストはレベルが謎ですw)

ただ、

  • 毎月開催されていること
  • 応募する値段が安いこと
  • しっかり冊子内で表彰されること

があるので、数学のコンテストとしては使いやすいものだと思い紹介しました。

 

まとめ

はい。

数学のコンテストとして、有名なものを7つ紹介しました。

「いいな」と思ったものがあれば、ぜひ参加してみてください。

 

今回紹介した数学のコンテストは私の知識内で、有名なものを選び紹介しました。

そのため、「もっと良い数学のコンテストがあるよ」という方は、ぜひコメント欄にて教えていただきたいです。

 

では、算数・数学を楽しんでください。

 

 

 

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