サイトアイコン 学生による、学生のための学問

【英文解釈】英語が超レベルUPする参考書!入門英文解釈の技術70!

今回は「英文解釈」の参考書を紹介します。

 

よくあるのが、

「日本語には訳せないけど、意味は何となくつかめる」というふうに英語の読解をしているFeeling型人間。

そういう人は、英文のレベルが上がっていくにつれて、英語がボロボロになっていきます。

 

単語を覚えてもダメ。

長文を多読してもダメ。

音読してもダメ。

 

なぜなら、英文の構造を理解していないからです。

簡単な英文なら単語の意味さえ分かれば、理解できます。しかし、構造が複雑になれば、その構造を解き明かさないといけません。

 

それが英文解釈です。

今回はFeeling型人間のために「入門英文解釈の技術」を紹介しようと思います。

目次

入門英文解釈の技術70

入門70の対象者

普段からFeelingで英語を読んでいる

今は苦手だけど、英語を得意科目にしたい

というような「英語が苦手な高3」「英語の基礎を固めていきたい高1、高2」におすすめです。

 

入門70の前提レベル

単語レベル:「システム英単語Basic」、「キクタン Entry2000」

解釈のレベル:「基本はここだ!」

 

単語は「速単入門」では少し不足しそうです。一応、各講の最後に単語と意味がまとめられています。

それでも、センターレベルの英単語力はあった方が良いでしょう。

英文を入試問題からとってきているだけあり、単語レベルは思っているより高いです。

1冊単語帳を終わらせておく方がいいと思います。

 

また、入門70ではそれなりに難しい英文が多いです。

解説はわかりやすいですが、初見でボロボロだと辛いので、簡単な英文や短い文章はマスターしてから取り組んだ方がいいでしょう。

基本はここだ!の英文をマスターしておけば問題ないです。

  

入門70の到達レベル

センター8割以上

です。

入門70を習得すれば、センターで読めない英文はなくなります。だから、人によってはこの参考書で9割を超える場合もあるでしょう。

私は入門70でセンター英語9割安定まで上がりました。

 

入門とか言いながら、内容はかなり濃いです。これだけで、偏差値が60オーバーなんて普通。

MARCHでも上位でなければ、問題なく英文を読めると思います。

 

入門70の内容

例題数:70

演習題:70

ページ数:197

CD:アリ

 

70題は意外と少なく思うかもしれませんが、1つ1つにそれなりの重みがあるので十分です。3~5行の文がほとんどです。

本書は「例題」→「テーマの解説」→「例題の解説」→「日本語訳+重要単語」というふうに進んでいきます。

 

テーマの解説っていうのは例えば、「形容詞的ではない現在分詞は分詞構文」というテーマに対して、

みたいな感じで解説されています。

 

演習題は巻末に、演習題の解説は別冊に載っています。

作者の意図からしても、「例題が内容のメイン」「演習題は実力試し」という構成です。

 

最低限「例題」だけ完璧にすれば、十分です。

 

入門英文解釈の技術70の次

あたりが通常です。

 

王道はポレポレ。

基礎英文解釈の技術100は入門70と被りがあるので、避けて通る人が多いです。

だからといって、英文解釈の技術100(無印100)に進むのはNG。ギャップが大きすぎます。

 

入門英文解釈70の使い方

1、2周目

  1. SVOCMを英文にふる
  2. 日本語に訳す
  3. 解説を熟読
  4. 知らなかった単語を覚える
  5. 音読(5回~)

 

例題だけに繰り返してください。ひとまず、例題を完璧にします。

 

SVOCMは参考書に書き込まないでください。あとで何度も復習するので、参考書の英文は白文のままにしてください。

「巻末の英文をコピーする」or「英文を書き写す」をした後に、SVOCMをふっていったください。

 

「SVOCMをふる」+「日本語に訳す」で目安は5分です。

必要以上に悩むのは時間の無駄。

この参考書を終えた後、これらの例題を完璧に理解できれば十分なのです。

 

解説は理解できるまで、読み込みましょう。次また読む必要がないくらいに。(実際はそんなにやる必要はない)

 

知らなかった単語もあると思うので、覚えてください。

 

音読は1周目では最低5回。CDはスロースピードと通常スピードの2種類が入っています。

私は1周目は1日目に6回。次の日に2回読んでました。今思うと、「1日目6回、次の日2回、三日目2回」で計10回の方がよかったです。

 

音読は絶対にサボってはダメです。

音読することで体に身に付き、英語の順番で理解できるようになります。つまり、読む速度が上がります。

詳しい音読方法は↓を参考にしてください。

 

3、4周目

  1. 英文にSVOCMをふる
  2. (日本語に訳す)
  3. 解説を熟読
  4. (単語を覚える)
  5. 音読(5回~)

 

3、4周目では日本語訳するのは「2周目で間違えた例題のみ」です。

他の問題はSVOCMをふるだけでいいです。日本語訳の時間を短縮して、回転率を上げていってください。

 

音読はそろそろシャドーイングに挑戦してみましょう。シャドーイングは↑の記事に書いてあります。

 

4周目終了時点で9割の英文を完全理解が目標です。

 

5周目

理解度テスト

  1. 巻末の白文(例題)を何も見ずに日本語訳する
  2. 間違えた問題はチェックしておく

 

ここで、今までの学習がどれだけできているかテストします。ここで正解した問題はもう終了です。

 

復習

テストで間違えた問題は1、2周目のやり方で2周してください。

 

演習題

やり方は例題と同じです。

しかし、習得する技術は同じなので周回数は減らしてもいいかもしれません。

 

また、時間がない人は演習題はやらなくてもいいです。

 

なんだかんだ量は結構あります。

 

まとめ

この参考書は

という理由で甘く見られやすいです。

しかし、英文解釈は高いレベルの英文を読むには必要不可欠な勉強であり、入門と言っても質は高いです。

 

ぜひとも、入門英文解釈の技術70で英語の上位者になってください。

 

 

 

モバイルバージョンを終了