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【みんな間違ってる】速読英単語 必修編のレベルと真の使い方!

 

速読英単語というと入門編・必修編・上級編がありますが、実際みなさんが使う可能性が一番高いのは「必修編」でしょう。

ということで、

今回は「速読英単語 必修編」特集です。

 

特に、「使い方」に関しては、じっくり読んでください。速単は少々、異質な単語帳なのでw

速単必修編を使う予定の人、買った人はぜひ読んでください。

 

目次

速読英単語 必修編の概要

速読英単語 必修編の対象者

あとで詳しく説明しますが、

です。

だから、「速読英単語 必修編で単語をゴリゴリ覚えていこう!」などの予習要素が強い役割としては使えません。

どちらかというと、

復習目的で使用する

というのが速単必修編の真の使い方になります。

 

速読英単語 必修編のレベル

前提レベル:高校基礎レベル

参考書で言うと、「システム英単語Basic」「速読英単語 入門編」「キクタンentry」「データベース3000」などなど。

到達レベル:関関同立・MARCH

速読英単語 必修編を完璧にすれば、東大・京大・早慶志望でなければ問題なく受験できます。

あとは「鉄壁」や「速読英単語 上級編」などで難しい単語を覚えたら、大学受験は終了です。

 

速読英単語 必修編の内容

速単シリーズは言わずと知れた、「長文の中で単語を覚える」がコンセプトの単語帳です。

つまり、内容は「長文+単語」になっています。

 

長文:70本(約200words)

見出し語:約1900語

総語数:約3100語

 

総語数というのは、見出し語に加えて、関連語・派生語まで含めた語数のことです。

 

速単シリーズは

「長文」→「約20単語を紹介」→「長文」→…

と進んでいきます。長文ページでは、

左ページが英語長文(約200words)で、右ページが長文の和訳です。別冊で、長文の解説もついています。

https://www.zkai.co.jp/books/sokutan6/assist.html

ココでもかなり詳しい解説があります。長文が読めない人は参考にしてください。

速読英単語 必修編の特徴

①英語の能力が総合的に上がる

速読英単語は単語帳だけでなく、長文集でもありますよね。

 

単語を覚えれば、語彙力UP

長文を読み込めば、読解力UP

CDで音読すれば、リスニング力UP

音読で長文を覚えれば、ライティング力UP

 

英語の能力を総合的に高めてくれるのが、速読英単語シリーズ。そして、必修編はレベルが最適。

受験でもっとも必要なる受験標準レベルの「単語」「長文」を学習できるので、効果が表れやすいです。

 

英語は総合力の科目なので、1つだけ勉強しても成績は上がりにくい。速単はそこを改善してくれます。

また、長文の中で単語を勉強するので、「日本語訳」ではなく「単語のニュアンス」をつかみやすいと思います。

 

②長文のクオリティが高い

速単の長文は

なので、長文の質は高いです。

2つの理由で、非常に読みやすくなっている速単の長文はかなり勉強しやすいものです。

また、その長文は有名大から出典。実際の入試レベルの長文で訓練できるわけです。

 

速読英単語 必修編の真の使い方

それは、

速単必修レベルの勉強をある程度終わらせて、復習目的で使うことです。

例えば、

という状態で、すべての能力を1段階UPさせるような使い方が真の使い方です。

 

ような使用目的で使うには、適していません。それなら、システム英単語を使ったり、全レベル問題集などを使ってください。

 

つまり、英語の1能力(単語、文法、長文、解釈)を伸ばす目的ではなく、全体的に少しレベルUPさせる参考書です。

だから、ある程度勉強が終わった状態で、復習がてら使うと効果が高いです。

 

では具体的な使い方へ行きます。

↓は1つの長文に対する勉強法です。

①単語を覚える

長文を読む前に単語を覚えましょう。

だいたい20単語ほど。完璧に覚える必要はなく、なんとなく意味を理解しておきましょう。

②長文を読む準備

長文を読み、分からない構文、単語を確認してください。

①でやったけど、すぐに忘れてしまった単語も確認しておきましょう。

 

③長文を音読していく

音読回数:5回

長文を音読しながら、単語の意味も覚えていきます。

もちろん、CDは買ってください。CDの音声のあとを追うように、意味を考えながら音読してください。

効果がでない場合は↓を参考にしてください。

 

④(次の日)復習

昨日やった長文の単語をサラッと復習。そして、音読します。

音読回数:5回

意味を忘れていた単語はチェックしておきましょう。

⑤(3日後)さらに復習

もっと復習していきます。もう既に10回音読しているので、英文の内容はほぼ頭に入っていると思います。

今度は「英文そのもの」を覚えられる次元まで音読します。

音読回数:5回

 

⑥他の長文でも繰り返す

この勉強を他の長文でも繰り返していきます。

1日目:1番目

2日目:1番目、2番目

3日目:1番目、2番目、3番目

4日目:2番目、3番目、4番目

というふうにです。別に、1日に新出長文を2本ずつ進んでもいいですが、復習はしっかりしてください。

これで進めると、2ヶ月強で1周できます。この時点で各長文は15回ずつ音読済み。

 

もう1周してくださいw

速読英単語をガチでやっている人は本当にすごいです。各長文を30回ずつ音読する人はザラにいます。

 

そこまで音読すれば、

すべてが上昇していることに気づくでしょう。

大学受験で大切なのは、「1冊を極める」です。「速読英単語 必修編」は極めるに値する参考書です。

ぜひ、半端ないくらい音読して吸収してください。

 

まとめ

「速読英単語 必修編」を極める

 

それは必ず、あなたの成績を上げます。絶対です。この記事を読んでも、ほとんどの人は30回ずつ音読しない。

だからこそ、今ここで速単必修編を極めれば、他の受験生に差がつけられるわけです。

難関大に合格する人は必ず1冊は極めています。

 

その1冊を「速読英単語 必修編」にしましょう。

 

 

 

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