高校生にもなると毎日そこそこ勉強するようになります。
1時間や2時間といった、
まとまった時間で勉強する。
小学生のときのような宿題を5分でやるといった、チョロチョロ勉強は終わりなわけです。
でも確かに勉強時間は増えたけど、成績が上がったかと言えば上がってない。
みんなも勉強するようになったから。
じゃあ、何が成績の分かれ目となるのか。
それは後半に説明するとして、前半は高校生の勉強時間についてみていきましょう。
目次
高校生の勉強時間
高校生の平均勉強時間は
84.4分
です。(神戸新聞より)
1時間24.4分というと、そんなに長くはないですね。宿題をやってしまえば残るは30、40分くらいでしょう。
偏差値別に見てみると、
こんな感じらしいです。
偏差値50以上にもなると、半分以上の人が毎日90分以上の勉強時間に使っている。
平均より多いですね。
偏差値60以上に至っては、約半数が2時間以上の勉強時間。25%近くが3時間以上の勉強時間。
なかなか、やりますね。
高校生 成績上位の勉強時間は?
あなたの学校で、トップクラスの成績上位者たち。定期テストの総合点では毎度のようにトップ10。
構内模試でも圧倒的に強いような成績上位者。
そんな人達、どれくらい勉強してると思いますか。
なんでか分からないけど、超成績上位者って部活もやってて中心メンバーだし、普段もよく遊ぶ。
ゲームやドラマの話も合うし、勉強している気がしない。
成績があんなにいいのに矛盾している。
そう思うような成績上位者っていないですか?
意外といますよね。
実は、成績トップクラスの勉強時間ってせいぜい1~2時間なんです。
トップクラスの少し下の上位層は勉強時間がメチャメチャ多いですが、本当の上位者は1つ次元が違う。
成績超上位者が勝負してるのは、勉強時間ではなく
勉強法
なんです。
いかに効率的な勉強法を使い、いかに短時間で学年トップ10に割り込めるか。
めちゃくちゃコスパの良い勉強法を見つけているから、勉強時間は平均並みなのに成績だけバカげてるんです。
彼らは頭がいいから点数が取れるわけではない。勉強法が良いから点数が取れるんです。
普通の人が数学の難しい問題で悩んでいる間にも、効率的な勉強法によってぐいぐい成績を上げています。
偏差値80の俺の勉強時間
私、実は偏差値80はよく超えます。
センター模試を受ければ、たいていの場合偏差値80を超える科目は複数あります。
でも私の日々の勉強時間は
1時間30分~2時間
と言ったところでしょう。
ちなみに上の画像は東進のセンター試験本番レベル模試ですが、高1の時点で「英語筆記」は198点だったわけです。
別に英語の英才教育を受けていたわけでも、帰国子女でもないです。
英語の家庭学習も中3の1月になって初めて始めました。それから8か月くらい勉強した後の模試だったと思います。
ただ効率的な勉強法を知っていただけ。
効率的に勉強すれば、一日2時間以内の勉強時間でも十分偏差値80を超えることは可能だったわけです。
「成績を上げたい」→「がんばろ!」
このタイプは基本的に成績最上位のトップクラスには入れません。
行っても中堅層止まり。
成績っていうのは
効率×勉強時間
で決まります。
でも高校生は自由に使える時間が少ないので、勉強時間を増やそうとしてもいつか天井が見えます。
だって限界まで勉強していたら、それ以上成績を上げる方法分からないでしょ。
だから、人の成績を勉強時間で計ろうとするのは愚の骨頂。
バカ丸出しです。
「成績上げたい」→「でも楽したい」
高校生の中で成績がトップクラスに高い人は大抵、このパターン。
「成績は上げたい」でも「努力はしたくない」。つまり、楽して成績を上げたい。
そこで、
効率的な勉強法を探してみる。試行錯誤して、最高の勉強法が見つかる。
こうういう過程を経た人だけが成績トップクラスに入れるんです。
少し怠惰な性格ゆえに、見つけ出した最強の勉強法。勉強時間は普通の人と同じでも、成績は高い。
でも、その勉強法はただのノウハウ、メソッド。
ゲームで言ったら攻略法みたいなもんで、別にその人にしか使えない能力ではないんです。
何が言いたいかというと、
勉強法は人からパクれ
そんな最強な勉強法もネットにゴロゴロ転がってます。
結局みんな勉強法の行きつく先は同じ。
その勉強法をパクって、使って、勉強してみればいい。
そうすれば成績なんて一瞬で上がる。
ただ勉強時間を追い求めた勉強から、効率を重視した勉強に変えるだけですべては変わります。
まとめ
勉強時間はどうでもいい。
勉強法だけを追い求めて、勉強してみてください。