英語の勉強といえば、
- 単語
- 文法
- 英文解釈
- 長文読解
ですよね。
そのうち今回は、「英文解釈」について紹介していこうと思います。
英文解釈でおすすめの参考書を難易度別に、そして参考書のルートも紹介していきます。
※同じレベルの中でも番号が大きい方が難しい参考書になっています。
※「~大学に合格レベル」というのは英文解釈のレベルが、という話です。
目次
英文解釈の参考書 中卒レベル
①英文読解入門 基本はここだ!
対象者:高1、初心者
前提レベル:中卒
到達レベル:センター6割
ガチで英語はフィーリングでしか読んだことがない。中学の頃は単語をつなげて読んでるだけだった。
そういう人に使ってほしい。
英文の読み方が一気にわかるようになる神参考書の1つです。
あとは中学内容を復習しながら高校英語の基礎を作っていきたい人にもおすすめの1冊。
実はこっちがメインの対象者。
参考書の内容は、品詞の役割から始まります。
途中で英語の基本5文型も1章分20ページを使って解説してくれるので、超余裕。
使われている単語も中学生レベルなので、読みやすい。
ですが、参考書の後半では比較文や同格表現などといった少し応用的な内容も解説します。
高校英語の基礎+アルファの実力がつくでしょう。
何年も英語を勉強したはずなのに何故英文読解がさっぱりなのかこれを読めばさっぱりする。
この本にもっと早く出会えればよかったと思える。
勉強方法に迷いを自覚してる方にはぜひおすすめしたい。
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英文解釈の参考書 基礎レベル
①入門英文解釈の技術70
対象者:高1、高2、英語苦手な高3
前提レベル:基本はここだ!
到達レベル:センター8割以上
高校の英語の授業にはついていけるけど、みんなより頭一つ抜け出したい高1、高2。
今まで英語の勉強はほとんどしてなく、英語が苦手な高3。
が対象者です。
前提としては、文型~分詞構文くらいの文法事項が分かれば大丈夫。
だから「基本はここだ!」をやっていれば、余裕をもって進めていけると思います。
ただ単語はセンター試験レベルくらいは勉強してから、やった方がいいと思います。
そこそこ難しい単語もちょこちょこ出てきます。
内容は高校英語のベーシックな構文はすべて入っているので、知らない型は数えるほどになるでしょう。
センター試験の英文で読めない文はまず出てこなくなるので、到達レベルとしてはセンター8割以上。
読むの速ければ9割以上もありえます。
一気に英語できる組に入れる可能性があるので、頑張ってください。
readしやすくて、niceにunderstandできます。文法をやりたいyouは必見desu。
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②ビジュアル英文解釈Part1
対象者:高1、高2、英語苦手な高3
前提レベル:基本はここだ!
到達レベル:センター8割
難易度は入門70とほぼ同じ。てか、まったく同じ。
内容はビジュアル英文解釈の方が文字がメインで解説されている感じですかね。
入門70はだいぶ視覚的に解説されている一方で、説明がちょっと少ないという欠点があります。
どちらを使うかは個人の好みでしょう。
英文解釈の参考書 標準レベル
①基礎英文解釈の技術100
対象者:英語が得意になりたい人
前提レベル:センター8割
到達レベル:MARCHは余裕
対象者は英語が得意になりたい人。安定して英語のできる組に入っていたい人が対象です。
基礎英文解釈の技術100からは一気に大学受験レベルの英文解釈の参考書になります。
とはいっても、
入門70と難易度の差はそこまでないですが。
基礎英文解釈の技術100が終われば、ほとんどの大学で合格ラインの得点を取ることが出来ます。
ここが難関大と中堅大の境目。
習得できれば、MARCHだってなんのその。
早慶は非看板なら合格できるでしょう。
②ビジュアル英文解釈Part2
対象者:難関大志望者
前提レベル:センター8割
到達レベル:早慶合格
対象者は早慶上智、東大、一橋、東工大などの難関大学の志望者。
難易度はポレポレとほぼ同じなので、次のポレポレで説明を見てください。
ちなみに早慶合格レベル。東大でも困らないレベルに到達できます。
ポレポレが③で、ビジュアルPrat2が②なのは私の個人的な好みです。気にしないでください。
ただ基礎100よりは難しいです。
③ポレポレ
対象者:難関大志望者
前提レベル:センター8割
到達レベル:早慶合格
この標準レベルの中では一番高難易度。
早慶上智、東大、一橋、東工大などの難関大学の志望者は絶対にやっておいた方がいい参考書。
前提レベルとしては、センター8割と書いていますが、基礎100から接続した方が安全策ですかね。
到達レベルは早慶合格。東大でも困らないと思います。
基本的にはほぼ全部の大学に受かります。
英文解釈の参考書 応用レベル
①英文解釈の技術100
対象者:英語の超難関大志望者
前提レベル:基礎100並みの力
到達レベル:受験で無双
対象者は、英語の超難関大志望者のみ。
特に英文和訳の問題でメチャメチャ難しい問題が出る、慶應文学部や京大といった限られた大学だけ。
東大志望者でも使う必要はないと思います。
東大は簡単な文章を大量に読ませていくタイプの問題なので、ここまで精読力をつけても仕方ない。
逆にこのレベルの英文が完全に和訳できるようになれば、大学受験界の英語では無双まちがいなし。
フェアリーテイルでいうアクノロギアみたいな存在。(最近ハマってたんでw)
有名どころだと(当時の)フリーザ最終形態、カイドウ、DIO級の無双具合です。
マジで敵なし。
②透視図
対象者:英語の超難関大志望者
前提レベル:ポレポレ
到達レベル:ガチ無双
透視図こそ97%の人はやる必要ないです。
なんなら英文解釈の技術100よりも難しい参考書である説も浮上してくるレベルで難しい。
てか、
大学受験の英文解釈の参考書の中で一番難しいかもしれない。
TOEICスコア900ですが、前半部分は非常にためになりました。 自分がわからないことがわかりました ^^;
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これが完璧になっていたら、マジで大学受験無双。
ワンパンマンで例えるなら、
英文解釈の技術がボロスくらいの無双感だとすれば、透視図はサイタマ級の圧倒的な強さ。
もはや神。
英文解釈の参考書 神ルート
私が個人的に最強だと思うルートは、
時間がある人
高1で英語にたくさん時間をかけられるような人は、
「英文読解入門 基本はここだ!」
↓
「入門英文解釈の技術70」
↓
「基礎英文解釈の技術100」
↓
「ポレポレ」
↓
「透視図」
が最強ルート。
時間があるのなら全員にすすめたいルート。
難易度のギャップはどこをとっても0で、スムーズな接続。その分重複が若干あるが復習ととらえる。
英語に自信があれば、最初の「基本はここだ!」を省略しても大丈夫。
志望校が京大、慶應文学部クラスでなければ最後の「透視図」は省略可。
時間がない人
だいぶショートカットする分、ギャップが生じて少しきつくなります。
「入門英文解釈の技術70」
↓
「ポレポレ」
以上。
なんだかんだ最強説あります。
入門70からポレポレに進むのが少し厳しい接続になるんですが、ポレポレが終われば基本どこでも受かります。
入門70も英語がエグイ苦手じゃなければ、使えると思います。
だから2冊で高校入門から大学受験のハイクラスまで到達できるルート。
たぶん4か月くらいで入門70とポレポレは終わるとおもいます。
もう少し時間があれば、入門70とポレポレの間に基礎100なんかを入れてみてください。
まとめ
今回紹介してきた英文解釈の参考書はすべて良書中の良書。
評判は高く、使用者も多く、私も参考書の質を保証できるほどのスーパー良書だけを紹介してます。
どれをとっても間違いなし。
レベルさえ、間違えなければ英文解釈の力はガンガンついていくと思うので頑張ってください。