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模試の判定は意味ない!気にしない人が最後に勝つ理由。

 

 

受験する人なら

みんな一度は受けたことのある模試。

 

模試を受けると必ず出てくるのが、

模試の判定

です。

 

しかし、

模試の判定に意味はあるのか。
模試の判定は気にしない方がいいじゃないか。

と私は問いかけたいわけです。

 

目次

模試の判定は意味がない

模試の判定には意味がない理由を述べます。

 

理由①

受験に大切なのは、現時点での成績などではなく、

本番での実力

ということです。

 

今は模試の成績が悪くても、少しずつ完成させていけば入試本番のころにはトップ層で合格できるかもしれない。

今のE判定が入試本番のE判定になるわけではないのです。

だって、まだ全範囲を習ったわけじゃないから成績が全然でないかもしれないじゃないですか。

 

逆に、

今のA判定が入試本番のA判定になるわけでもありません。模試でA判定なら入試に80%の確率で受かるわけではない。

模試が仮に入試本番だったら、80%の確率で受かるということ。

 

A判定にあぐらをかいて今後の勉強をサボれば入試本番には合格できないかもしれない。

頑張っても今の実力が限界値で、これ以上伸びない。その間にライバルがドンドン抜かしていくかもしれない。

 

別に今A判定だからって偉いわけでも凄いわけでもなく、本番での勝者がすべての勝者なんです。

最後に勝ったやつが本当の勝者です。

 

理由②

模試の分析が信頼できるとは限らない。

 

有名な話ですが、

「デジタルハリウッド大学」の偏差値が異常な問題です。

「デジタルハリウッド大学」という大学は決して難関ではなく、入学に必要な偏差値に50もいりません。

ですが、

名前が名前なので、進学校の学力に余裕がある生徒たちが志望校の欄に「デジタルハリウッド大学」を書きまくるんです。

そうすると模試での「デジタルハリウッド大学」の偏差値が吊り上がる。

 

志望者内ランキングも相当ハイレベルな戦いになっていきます。

 

模試なんて受験者層によっていくらでも、相対評価はブレます

進研模試なら簡単な問題を解く能力があるだけで、偏差値80を超えて東大がA判定になります。

でも実際は東大に到底及ばないレベルです。

 

模試の分析はあくまで模試の受験生の中だけで起こっているので、本番と同じように考えられるわけがないです。

 

理由③

問題の種類が違う。

センター試験型模試で点が取れても、2次試験型の記述模試で点が取れるとは限らないじゃないですか。

簡単な問題をスピーディに解くことはできても、難しい問題をじっくり考えて解くのは出来ないかもしれない。

 

試験にはタイプがあるので、模試のタイプに適正があったか、なかったかでも結果は変わってきます。

 

 

模試の判定を気にしない

模試の判定はあくまで現時点での結果

しかも模試の成績表はたいてい1ヶ月後くらいに返って来るので、1ヶ月前の結果です。

 

模試の判定という相対評価ではなく、模試の点数という絶対評価を気にした方が10000倍いいです。

 

何が苦手で、何ができないのか。

この分野は勉強したのに点数が上がらなかった。勉強法を変えた方がいいのだろうか。

 

模試というのは、

自分の成長と反省点を確認するためにあります。

 

ゴールは入試本番。

入試本番にできるだけ高い点数をたたき出すために今勉強し続けているのです。

今の模試で失敗するのは、長い目で見れば成功なのかもしれない。

逆に今模試のために普段と違う勉強をするのは、もしかしたら間違いなのかもしれない。

 

今回の模試がE判定でも、それが計画通りなら何も焦ることはないです。

自分が入試本番で成功するために必要な過程なら、どんな失敗もどんな恥も受け入れるべき。

 

目先の結果ではなく、もっと遠くの大きな目標のために動いてください。

 

 

まとめ

模試の判定は気にしない方がいい。

気にしたところで、何が変わるわけでもないです。

 

ただ冷静に間違ったところと正解したところを見ていく。自分の反省点も見つけていく。

それが一番正しい模試の活用法です。

 

 

 

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