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【高1・高2必見】絶対に今勉強すべき2つのこと。

 

いよいよ高1、高2

徐々に高3、大学受験を意識し始めるころ。

 

そろそろ

受験勉強を始めないといけない。

けど、

高1、高2のうちに何を勉強すべきなのか。

 

という悩みを持つ人は多いと思うので、

今回は高1、高2のうちに絶対に勉強しておくべき内容を2つ紹介します。

 

目次

高1・高2で勉強すべきこと
①英語&数学の基礎完成

高1、高2の中で圧倒的な優先度を誇るのは、

英語と数学の基礎力完成

 

高2のセンター試験同日模試までがタイムリミットだと思ってください。それまでに英語と数学の基礎をガチガチに固めておく。

全範囲に目を通すのは当たり前です。

それに加えて、

内容を理解し、基本的な内容は体に染み込ませておく

 

高2のセンター試験同日模試で、

東大志望:数学170点 英語170点
難関志望:数学150点 英語150点

上位志望:数学130点 英語130点

は欲しいです。

※数学はⅠAⅡB合わせてです。
※計画がある場合は別です。

 

世の中には、

高3になっても数学の「青チャート」や英語の「システム英単語」など基礎を勉強し続けている人が多いです。

別に志望校がそれなりならいいです。

でも難関大志望なら、

高3で英数の基礎をやっているのはヤバイ

 

普通、英語と数学は夏休みから本番レベルの問題を解いて得点を安定させていきます。

そして同時に、

国語や社会や理科などその他必要な科目を固めていく。高3では英数以外がメインです。

高3は英数以外の科目にかなり時間を取られます。国立志望なら「国語」+「社会・理科×2」で3科目あります。

「世界史」選択の人だと、高3の勉強時間の半分を世界史にもっていかれる人もいます。

 

東大志望なら高2のセンター試験同日で英語・数学で9割取るくらい当たり前だと思ってください。

鉄緑会なんて中3で全範囲の履修を終えて、高2までに全範囲の2周目を終わらせています。

そんな奴らがライバルです。

 

だから、

英語は「単語帳1冊」「英文法」「簡単な長文読解」は完璧にこなしておかなくてはいけません。

数学なら全範囲を習い終えて、基礎を反復しておく。理系だったとしても数学Ⅲの基礎を終わらせておくのが理想です。

高3の春にはあと一歩で入試本番レベルに到達できる状態にしておかなければ不利です。

高2までの英語・数学の基礎力が高3の成績に強く影響します。

 

「高1、高2で勉強していなかったけど、高3で本気だしたら逆転して難関大学に合格できました」

とか言っている奴はウソです。

高1、高2での勉強時間は少なかったかもしれませんが、しっかりテスト勉強などで基礎を反復していたはずです。

本当に高2までの数学・英語の完成度は大事です。

 

逆にいえば、

高2までは英語と数学だけやればあとはどうとでもなります

 

 

高1・高2でやるべきこと
②勉強環境を整える

次に大事なのが勉強環境です。

この4アイテムを整えてください。

 

これらは「勉強をするため」にメチャメチャ大切な4要素です。高3の勉強時間はこの4要素で差が付きます。

高2で実験できるうちに自分にとって最高の勉強環境を整えておくことが非常に大事。

 

まず「勉強がはかどる場所」を見つけること。

自分の部屋でも集中できるなら十分ですが、図書館や塾の自習室やカフェなど自分にとって最高の場所は必ずあります。

高3になれば一日中勉強するのは当然ですから、集中を乱されない場所をしっかり探し出しましょう

 

しかし、

集中できる場所を見つけても12時間続けて集中できるわけではない。

何時間勉強したら何分休憩するのか。
数学の次は何を勉強するのか。
朝は何時起きで勉強するのか。

自分なりの勉強時間配分を考えてください。

集中できる勉強時間は本当に人それぞれです。30分で飽きてしまう人もいれば、2時間続く人もいる。

どちらが有利ということではないです。

結果として、一日中勉強をできればOK。

 

次に良きライバルを探しましょう。

高3も後半になれば学校もなくなり完全な個人戦になります。

でも、

1人で毎日10時間も勉強できるのか

 

1人では相当厳しい試練です。しかし、一緒に頑張る友達がいれば相当変わります。

隣の奴が一日12時間も勉強しているのに、自分だけ3時間じゃあ確実に不合格になる気がしてきますよね。

ちゃんと勉強できる友達を見つけるのは超重要。

 

最後に高3の勉強計画。

細かく決める必要はありません。3ヶ月単位で十分ですので、大雑把に目標と計画を立てましょう

高3の夏休み前:○○点
高3の冬休み前:□□点
高3の受験直前:△△点

というふうに決めます。

そして、

その時点でその点数を取るために必要な勉強を決めます。あとは科目の優先順位を決めましょう

毎日が同じではない。

予想より忙しい日もあります。急用で普段通りの勉強ができない日だってあります。

そのときに、

何を一番優先して勉強するのか

 

忙しいから今日は勉強いいや~」ではなく、「忙しいけど今日は○○だけやる」というふうな差が本当に大きいです。

勉強時間において0分と30分は天と地の差があります。

30分でも記憶を定着させることはできるし、昨日間違えた問題を解き直すこともできます。

 

という感じで、

高3に思う存分勉強する環境を整えておくことが「高1・高2に絶対やるべきこと」です。

 

高1・高2で勉強すべきでないこと
①ムリな先取り学習

難関大志望や東大志望は特にありがちな、

ムリな先取り学習。

早く全範囲を終わらせたいがために無理やり先に進んで、基礎が中途半端なままできる気になる。

「先取り学習」はマジで諸刃の剣です。

というメリットはあります。

しかし、

というデメリットがあります。

 

一見するとメリットの方が大きく見えます。しかし、中途半端に勉強した範囲をもう一度完璧にするのは相当な労力です。

結局、

ところどころ抜けているので全範囲をやり直さなければいけない。

不完全な理解のまま満足していると、応用問題になったときに粉々に玉砕します。

 

でも応用に突入するのは受験間際

受験直前なので基礎に戻る勇気もなく、直前に点数が伸び悩んだまま受験本番で不合格というオチ。

 

学校で今やっている範囲が本当に完璧になら「先取り学習」でアドバンテージを取りに行くのは正解です。

試しに、

センター試験を時間無制限で習った範囲だけ解いてみてください。正答率が8割を切っていたら「先取り学習」は危険です。

今を固めてから先に進んでください。

 

「先に進む」より「基礎をガチガチに固める」の方が優先順位は高いということを忘れないように。

 

高1・高2で勉強すべきでないこと
②理科・社会の勉強

高1、高2のうちで理科・社会を勉強するのはガチで危ないです。

理科や社会は比較的に少ない努力で点数が上がります。社会に至っては覚えれば点数が上がります。

だから、

理科や社会はできると錯覚しがち

 

高1や高2の物理なんて典型パターンを暗記していれば9割くらい取れます。でも実際の入試では理解できてないと壊滅です。

日本史も重要単語を覚えれば偏差値70くらいすぐに超えるでしょう。しかし、東大では全体の流れや因果関係が大事です。

 

あと

高1、高2で理科や社会の偏差値が高いのはライバルが勉強していないだけ。高3になって周りに本領を発揮されればすぐ追いつかれます

先ほども言った通り、少ない努力で点数が上がるからです。

 

高1、高2で理科や社会をやる暇があるなら1点でも多く英語と数学で稼げるようになるべき

理科と社会は、英語と数学の基礎が完成してからです。

英語と数学は点数を上げるのに時間がかかります。コツコツ勉強しないと高い点数を取れないからです。

だから高1、高2では英語や数学に時間を割かないと、高3の勉強時間だけでは足りなくなるんです。

しっかり優先順位を考えましょう。

 

 

まとめ

何度も言いますが、

高1、高2は英語と数学を極めてください。

私は中2でセンター数学9割取れてます。ちなみに東大志望です。

 

本当に高1と高2の数学と英語で高3は全部決まります。逆転なんて夢みたいなこと普通起こりません。

では、頑張ってください。

 

 

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