今回は珍しく、
読書案内です。
参考書ばかり読んで勉強していても、
All work and no play makes Jack a dull boy.
ということでね。
最近のベストセラーの中でも特に、みなさんにオススメしたい新書があります。それが、
「2020年6月20日にまたここで会おう」
という本になります。
小説ではないので、
注意してくださいw
『2020年6月20日にまたここで会おう』
ベストセラー
4/27発売
の注目新書なはずなのに、
近所の本屋には超端の棚の、
一番下の段にヒッソリ入ってました。
なんでよ??
著者:瀧本 哲史
『2020年6月20日にまたここで会おう』の著者は、
「瀧本 哲史」さん
エンジェル投資家という、起業間もない会社に個人的に投資する仕事をしている人です。
ざっくり経歴を紹介しますと、
幼少時代
⇒麻布高校
⇒東大法学部
⇒大学院スキップで助手就任
⇒マッキンゼーに入社
コンサルタント担当
⇒約2,000億円の負債を抱える
日本交通を経営再建
⇒京大客員准教授に就任
人気NO.1若手教官になる
ハチャメチャな経歴ですが、超エリートです。
まず大学院スキップでの助手抜擢。
普通は大学院5年かけて「修士号」「博士号」を取って、大学の求人に応募して助手になります。
なのに5年スキップ。
しかも最終的に、京大の准教授に選ばれてます。「助手<講師<准教授<教授」というランクがあるのに。
京大でも立ち見の絶えない人気講義だったらしいです。
そして就職先は、マッキンゼー。
みなさんも知っていると思いますが、マッキンゼーはコンサル会社の中でも世界1位とも名高い、超大手企業です。
そして2,000億円の負債をひっくり返して、今ではタクシー業界の4大企業の一角です。
とりあえず、
半端ない人だということは分かっていただけたと思います。
ただ残念なことに
瀧本哲史さんは2019年に亡くなってしまいました。
内容:伝説の東大講義
『2020年6月20日にまたここで会おう』という本は、
2012年6月20日に
東大の伊藤謝恩ホールで
29歳以下限定を対象に
約300人を集めて行われた講演の内容をまとめたものです。
この本は6章から成り、
- 人のふりをした猿にはなるな
- 最重要の学問は「言葉」である
- 世界を変える「学派」を作れ
- 交渉は「情報戦」
- 人生は「3勝97敗」のゲームだ
- よき航海をゆけ
6つに分かれていますが、
実際は講演の内容なのですべて上手につながっています。
若干意味不明なタイトルもあると思います。
でも、
内容はメチャメチャ面白いです。
今の10代20代の人々が、
今後の日本をどう変えていけるのか。
何を考えて生きるべきなのか。
そんな人生の指針のような話です。
瀧本哲史さんは今(2012年)の日本に危機感を持っていて、このままではヤバイと思っていました。
ですが、
世界に逃げ出さないのは「まだ日本にも可能性があると思っているから」と語っています。
そこで、
将来の日本を変える可能性のある、しっかり将来を見据えようとしてる、そんな若者の後押しをする。
それが目的で講演会を無料開催したそうです。
『2020年6月20日にまたここで会おう』というのは、星海社がその内容をメッセージ化したもの。
ぜひ、みなさんにも読んでもらいたいです。
「2020年6月30日にまたここで会おう」買いました。少しだけ読もうと思ったら止まらなくなり一気読みしてしまいました。めちゃくちゃ面白かったです!特に「交渉は聞いたもん勝ち」、「パラダイムシフトは世代交代」といった内容は斬新でためになりました。瀧本さんの他の著作もチェックしようと思います。
瀧本さんが亡くなった事を惜しく思ったのとともに、こういう講義を受けたい!という、まともな大学へ行くモチベーションが高まりました!
dio様はどうやってこの本を知りましたか?やはり進学校の教養のある生徒達の間ではこういった本を読んで当たり前なのでしょうか?また、他にもどんな本を読むのか、おすすめの本など教えていただきたいです!
この本は父が買ってきて読んでたのでパクりました。別にこういう本を読んで当たり前という程でもないですが、読書に抵抗がない人は多いです。他にどんな本を読むか、あんま読まないですね笑。小説は池井戸潤とか村上春樹とかそこらへんを読んでましたけど。適当に図書館で目にとまったやつをバーと読んで、面白そうだったら借りるみたいな感じで漁ってました。