いよいよ受験シーズンです。
これからは受験勉強だけでなく、最高の状態で受験日を迎えるための様々な”準備”が非常に大事になってきます。
そこで、
今回は受験生の宿/ホテルについて話します。
目次
受験生の宿はいつとる??
結論から言うと、
第一志望校:高3夏
滑り止め等:〜直前期
まず第一志望校の宿について。
- 受験者数
- 周囲のホテルの数
にもよるんですが、
難関校は学校受験があって、進学校が団体でホテルを予約するので、一番条件のいいホテルは高3の秋に埋まると思っていてください。
特に首都圏・関西・国公立大学の人気校はすごいです。
直前期にホテルを予約しようと思っても、
受験校周囲のホテルや宿はほぼほぼ埋まっていて、徒歩20分以上の距離しか空いてない!
なんてことはザラにあります。
基本的にはどこのアンケートでも同じような集計結果になります。
本格的に共通テストが近づいてきて、受験の実感が湧いてきたころ、12月頃から駆け込みで受験生の宿を予約する家庭が多いようです。
ですが、
直前期の受験生のアンケートでは「良い条件のホテルが全て満室だった」と言っている受験生がさすがに多いです。
しっかり条件のいいホテルを選んで予約するのであれば(第一志望校のホテルなら尚更)、余裕を持って高三夏には予約すべき。
遅くとも高三秋には完了しましょう。
人によっては1年前から予約する人もいるようです。(流石に志望校的な問題だったり、予約サイトの問題もあると思うので、それは難しいと思いますが。)
しかし、
滑り止め校は直前期でいいと思います。
理由は、
- 志望校が決定できない
- 優先度は低い
一番は志望校が決定できないことです。
おそらく候補はあれど、共通テストの結果を見て判断したり、直前期の伸び次第で滑り止め校の数を増やしたりすると思います。
キャンセルが増えると出費も嵩むので、滑り止め校は決定してから。
最悪直前期になってもいいでしょう。
ただこちらも時期が早いに越したことはないので、決定し次第なるべく早くに予約するようにしましょう。
受験生の宿の予約基準
次はどうやって受験生のホテルを選ぶのか、という話。
基準①ホテルの立地
まず一番大事なのがホテルの立地。
なるべく、受験会場から徒歩圏内のホテルを予約しましょう。
受験シーズンの1月〜2月は都心でも大雪となる可能性が存在します。北陸や東北の地方会場なら、尚更雪の可能性は上がります。
電車は思っているよりも簡単に遅延しますし、車だって雪で事故があれば容易に渋滞します。
受験当日に電車や車が止まり復旧の目処がつかなくなれば、試験開始に間に合うかも怪しいですし、精神状態も平常心ではいられません。
電車は朝のラッシュと被るので、満員電車のストレスと疲労感が残ります。
ただ徒歩なら道さえわかれば、遅延も渋滞もないです。
なんなら軽い運動で血行促進&活性化、朝の冷気で目が覚めて、スッキリした状態で試験会場に到着することができます。
あとは疲れない範囲で選んでくれればいいので、徒歩20分以内で選ぶとちょうどいいかなという感じです。
東大の周囲にいいホテルが見つからず、私は徒歩30分のホテルを選びましたが、全然気持ちい程度だったので、まあ体力のある人は多少伸ばせるでしょう。
ただ受験会場に近いほどホテルで勉強できる時間は増えます。
そして
周囲にライブ会場などがないことを確認しましょう。
大学受験の日でもお構いなしにライブをしていたりします。すると夜遅くまでライブの音声でうるさいし、解散時に観客のガヤガヤが耳に障ります。
特に神経質な時は。
だから多少気にすべきです。
基準②設備
ホテルの宿泊設備は非常に大事
- 朝食の有無
- モーニングコールサービスの有無
- 風呂
- 勉強机
- 加湿器
- etc
まず朝食の有無。
私はコンビニで買ったパンを食べるのが一番落ち着くし、リスクが低いかな、と思ってそうしました。
しかし、人によっては温かくて美味しい朝食を食べないと、1日のやる気が出てこないという人もいるかもしれません。あとは買いに行く時間が勿体無いと感じる人もいるでしょう。
もしそうなら、指定可能時間の確認だったりが必要です。
また寝坊癖があるが、当日1人で宿泊する予定なら、念には念を入れてモーニングコールを頼んでおくと安心かもしれません。
モーニングコールの依頼が可能なホテルもあるので、探してみてください。
そして風呂。
大浴場がいいのか、個別の風呂で十分なのか。今時少ないですが、シャワーで十分なのか、浴槽も欲しいのか。
私は個室の浴槽でゆっくり温まって、疲れを取りたかったので、そういうホテルにしました。中にはいろんな風呂に入りたい人もいるでしょう。
最後に一番大事な勉強机。
勉強机が十分なスペースで、スタンドライトがあると完璧。
受験生応援パックとかだと、スタンドライトの貸し出しなんかもセットでついてくるホテルが結構あります。ぜひみてみてください。
ついでに加湿器を貸してくれるところも。
冬は乾燥から調子を崩すことが十分に考えられるので、加湿器は受験生の必需品と言っても過言ではないでしょう。
基準③
受験生の宿での過ごし方
ここには人それぞれの考え方があると思いますが、私の考えを綴っておきます。
- 勉強はほどほどに
- 風呂にはゆっくり浸かる
- 寝具やアイマスクの持参もアリ
- 就寝・起床時間はいつも通り
- 予定には常に余裕を
受験生はギリギリまで知識を詰め込みたい気持ちはわかりますが、そこそこにしておきましょう。
わかると思いますが、
12時間勉強した後って疲れていると思います。
疲労を受験当日に持ち越すのは愚の骨頂。
脳がスッキリした状態で当日を迎えられるように、勉強はしても3,4時間程度にしておきましょう。全く0でもいいと思います。
あと勉強内容も決して新しいことをしないように。
苦手ポイント、単語など軽めの復習がおすすめです。
新しい内容をやって、未知の内容が出てきたら焦りますし、不安になるだけで今から習得することはできません。
自信がないところや苦手の、簡単な復習にとどめておくのが吉。
風呂にはゆっくり浸かる。
疲れをとって、グッスリ寝る。
そのために多少面倒でも湯船を張って、肩までしっかり温めましょう。昨日までの受験勉強のご褒美と言ってもいいでしょう。
私はそのつもりで浸かってました。
パジャマ・枕・アイマスクなどを持参して、睡眠の質をできる限り向上させるのも非常に有効。
私はどこでも寝れるタイプと思ってホテルに行きましたが、結局全然寝付けず。枕やパジャマを普段通りにするだけでも寝やすかったかなーとか思いつつです。
いろいろ工夫してみましょう。
またできる限り普段と同じサイクルで生活しましょう。
特に就寝時間を変にいじる人がいますが、いつも通りでいいでしょう。いつも通りにベッドに入って寝れなかったとしても、目を瞑って横になっているだけで就寝の5割の回復効果があるらしいです。
逆に
例えばすごい早くに寝て深夜に目が覚めてしまったりする方が面倒です。
予定にはすべてに余裕を持って過ごしましょう。
トラブっても、何にも焦ることがないよう。
私は宿入りの際に乗り換えミスで1時間遅れましたが、余裕があったので何にも問題なく、その日を過ごせました。(ちなみに用意していた余剰分の時間はそれで使い切りました笑)
まとめ
受験生の宿は受験当日に使う最重要ポイントの1つです。
是非ともこだわって、何の心配もない受験当日を迎えられるよう、完璧な準備をして迎えましょう。
では、
受験応援しています。