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【化学】『リードα』を完璧にしたら上智でも受かります。

 

最近は毎日8時には起きて、学校で授業受けたり、筋トレしたり、部活したり、家帰ってきて記事書いたりして、夜12時頃寝るっていう非常に充実した日々を送っています。

欲を言えば、

もう少し寝たい笑。

8時間だと睡眠負債貯まります。(睡眠負債の実験で、負債貯まらない方の例が毎日8時間睡眠なんですけど笑)

 

 

で、

今日は私の化学のパートナー

リードα 化学

を紹介します。

 

私は、数学では基礎問題精講で成績を爆上げする転機となりましたが、化学でいうならこいつ「リードα 化学」です。

自信の1冊。

 

 

 

目次

リードα 化学
基本事項

(まさかのリンク生成サイトで新課程版の新品が見つからないっていう。)

↓は5訂版で古い型なのでご注意ください。

リードα 化学
対象者

 

私立なら上智や理科大などの志望者にもおすすめ。

MARCHや関関同立レベルなら自信を持って対応でき、早慶レベルだと少し怪しいくらいです。上智や理科大レベルとジャスト。

他には地方国公立を目指す人におすすめ。

国公立のレベルを上中下でレベル分けした際に、下に当たるような国公立大学であれば十分対応可能です。つまり、化学が簡単な国公立です。

 

基礎からガチガチに固めたい人向け。

教科書レベルからしっかり積み上げて、安定した土台を作りたい。
後々躓くのが嫌だ
効率より確実生を取りたい

という人におすすめ。

 

またリードαは時間のかかる参考書なので、高1・高2など比較的時間のある受験生におすすめです。

逆に高三秋以降からリードαをやるとなると、相当時間的に厳しい(多分無理)なので、そういう方にはおすすめできません。

 

 

 

リードα 化学
レベル

問題レベル:教科書ー入試基礎ー入試標準ー入試応用
前提レベル:
到達レベル:上智・理科大・下位国公立合格

 

問題レベルは本当に超基本的なところから始まります。リードαの構成としては、リードAが「知識の整理・まとめ」、リードB・C・Dで「問題演習」という形です。

という感じになっています。

 

リードBだと↓の画像。本当の本当にただ知識を確認するだけの問題です。

リードCだと↓の感じです。定期テストレベルの問題がズラリと並びます。

リードDになってくると、有名大学の過去問が多いです。

 

 

前提レベルは0

学校の授業を聞いたとか、スタディサプリで授業を視聴したとか、Youtubeで該当箇所を見たとか、教科書を読んだ、とかそのレベルでいいです。

化学の概要をなんとなく理解していれば十分進められます。

私は数研出版の化学の教科書を1単元読んでインプットしては、リードαを1単元解いてアウトプットしていました。

 

そして、

到達レベルは上智・理科大合格レベル

化学が簡単な地方国公立大学にも対応可能です。MARCHレベルなら十分、早慶だと狙えるが少し足りない、といった到達点。

共通テストだと9割以上になります。(共通テスト化学で安定して満点出すのは意外と難しいので)

 

 

 

リードα 化学
問題数

「新課程リードα 化学基礎+化学」の化学の部分の問題数になります。

基本例題基本問題発展例題発展問題合計
第1章
固体の構造
2111620
第2章
物質の状態変化
1131520
第3章
気体
21621434
第4章
溶液
42121441
第5章
化学反応とエネルギー
2142725
第6章
電池と電気分解
41521132
第7章
化学反応の速さとしくみ
2121520
第8章
化学平衡
42222048
第9章
非金属元素
4201833
第10章
金属元素(I)-典型元素-
261413
第11章
金属元素(II)-遷移元素-
3171930
第12章
有機化合物の分類と分析
171514
第13章
脂肪族 炭化水素
1211629
第14章
アルコールと関連化合物
41311331
第15章
芳香族化合物
31711132
第16章
天然高分子化合物
22201741
第17章
合成高分子化合物
41701031
巻末特集0160016
合計4528020165510
https://www.chart.co.jp/goods/item/rika/55110.phpより

これを別に組み直すと、

基本例題・基本問題発展例題・発展問題合計
理論化学145題95題240題
無機化学52題24題76題
有機化学112題66題178題
巻末16題16題
合計325題185題510題

 

基本例題・基本問題:325題(平均18題/単元)
発展例題・発展問題:185題(平均10題/単元)
合計問題数    :510題(平均28題/単元)

 

となります。

勉強計画を立てる際の参考までに。

 

 

 

リードα 化学
特徴

メリット①圧倒的な網羅度

もうリードαのメリットはこれに尽きるといってもいいほど。

圧倒的な網羅性

この網羅性において大学受験 化学の参考書でリードαの右に出るものは、「化学の新研究」くらいです。(もう問題集型の参考書では存在しないです。)

 

が大きな特徴。

 

こんだけ大量の問題を解いていると、基本的にどんな問題が出題されてもリードαの類題にしか見えないです。特に共通テストは。

だから、

解き方とか考えるまでもなく、ただ7周して得た解法を適用するだけ。覚えた知識をアウトプットするだけ。共通テストがクソゲーになります。

 

また教科書の傍用問題集として作成されているので、まだまだ化学を習いたての人間でも使用することができ、非常に使いやすい。

特にリードBなんかは本当の初学者向けでとてもいいです。

その上到達レベルも十分高いので、この1冊に絞ってひたすら演習を重ねればいい。

 

まさに最強の1冊。

 

 

 

デメリット①問題量多すぎ

ただ欠点は、その網羅性ゆえに

問題量が莫大

であること。

 

総問題数が510問なので、7周すると3500問解くことになります。毎日10問のペースで解いてると、1年かかります。

ヤバすぎる。

 

私は6ヶ月ほどかけて7周して、共通テスト化学で無双していたので十分頑張る価値はあります。

欠点としては、

リードαをやるなら「これ1冊で受験を決める」くらいの覚悟が必要。

もうあれもこれも複数の参考書に手を出す余裕はなくなります。(とはいっても、あと標準問題精講とかやれば、どこの化学でも合格点取れるようになりますけど)

 

  

 

リードα 化学
使い方

完全初学者向けの使い方を記します。

すでに授業を聞き終わっている人などは、「1周目」を飛ばして最初から「2〜4周目」のやり方ではじめてください。

 

基本例題・基本問題:325題(平均18題/単元)
発展例題・発展問題:185題(平均10題/単元)
合計問題数    :510題(平均28題/単元)

これだけ再掲。

※単元と言った場合はリードαの「章」を、分野と言った場合は「理論」「無機」「有機」などの分類を指しています。

 

問題数:510題
目安時間:300時間

<やり方>

理論のリードB,C4周
→無機のリードB,C4周
→有機のリードB,C4周
→理論・無機・有機のリードB,C,D3周
→理論・無機・有機のリードD4周

 

という形を推奨します。

理由は全体を1周ずつしていると問題量が多すぎて、1周している間に1周目で学んだことを忘れてしまうから。また、リードDは最初難しすぎて解くに値しないから。

 

 

1周目

ペース:2時間/章

  1. 該当単元の教科書を読む
    (40分)
  2. リードBでアウトプット&知識の補充
    (20分)
  3. 基本例題&基本問題を解く
    (30分)
  4. 解説を熟読
    (30分)

※「1.該当単元の教科書を読む」は映像授業を見る、授業を聞くでも可。

 

「理論」「無機」「有機」の分野単位で、1分野終わったら次はその分野の2〜4周目へ。(理論に対してこの1周目を終えたら、とりあえず理論の2〜4周目へ進む)

 

2〜4周目

ペース:1~1.5時間/章

  1. リードBでアウトプット&知識の補充
    (20分)
  2. 基本例題&基本問題を解く
    (30分)
  3. 解説を熟読
    (10〜20分)

 

4周目が終わるまでは1分野集中型。(まず理論を4周して、次に無機を4周して、最後に有機を4周。)

終われば、次の分野へ。

5〜7周目

ペース:1.5~2時間/章

  1. リードBでアウトプット&知識の補充
    (15分)
  2. 基本例題&基本問題を解く
    (20分)
  3. 解説を熟読
    (10分)
  4. 発展例題&発展問題を解く
    (45~60分)
  5. 解説を熟読
    (15~30分)

 

リードB・リードC(基本例題と基本問題)に対しては5周目〜なので、以前より素早く演習できるでしょう。全部正答すれば、解説を読む時間も省けます。

発展例題&発展問題には時間をかけて取り組みましょう。

ガチ演習です。

 

8〜11周目

ペース:1~1.5時間/章

  1. 発展例題&発展問題を解く
    (45~60分)
  2. 解説を熟読
    (15~30分

 

完璧にしてください。

完璧にすれば受験はほぼ勝ち確。化学でしんどい部分は全部終わりです。

 

 

 

リードα 化学
接続

リードα 化学
前の参考書

リードα 化学
次の参考書

おすすめ順です。

標問でいいきがしますが、少し難易度的に厳しく、時間に余裕があれば化学の新演習でもいいと思います。

重要問題集はまた問題数が多い割に、到達レベルがそこまで高くないので、二度手間感が否めない形になります。(私はリードα→重問→新演習と進みましたが)

経験的に、

重問に進むと結構無駄が多いです。

 

 

 

まとめ

基本を制するものは受験を制す。

 

リードαという何気ないこの教材を完璧にしたものが大学受験化学で無双します。

近年の大学受験化学の傾向は、頻出問題をいかに素早く、正確に処理できるか、が問われる易問大量型の入試形式です。

 

ぜひともリードαを極めて、

この大学受験化学の傾向を打ち倒してください。

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

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