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【保存版】〜勉強法4つの極意〜合格者の共通点とは。

最近大家さんがいっぱいおかずくれるので食費が浮きます。

ありがたい。

ただサラダに入ってるブドウみたいな見た目でしょっぱいやつがあるんですけど、その味が不思議な味すぎて毎回少し怖いです。

なんか変なもの食わされてる?

(みんなはこういうこと言っちゃダメです)

 

今回は、

受験勉強をする上で絶対におさえて欲しい極意を4つ紹介します。

今までのブログをまとめたような内容になるので、購読者の方には真新しい話は少ないでしょうが、再確認だと思って読んでくれたら幸いです。

 

 

 

目次

極意①1冊を完璧に

合格する人はみんな徹底します。

1冊を完璧に極める

 

その1冊は参考書かもしれないし、問題集かもしれないし、塾/予備校のテキストかもしれません。ただ、全員何かしらを完璧にしています。

昔話したことがあると思いますが、

完璧にした冊数=実力

 

中途半端に手を出しただけの参考書やテキストなんて、まるで実力に影響しません。かけらも成長してません。点数にはならないのです。

10冊を1周ずつするなら、1冊を10周した方が圧倒的に成績は伸びます。”圧倒的に”です。

1,2周して直したら完璧?

 

そんなわけがない。

1ヶ月もう一度解き直してみてください。

ほとんど抜け落ちています。

 

全問解けたら完璧?

 

いえ、まだです。

完全に使いこなせて初めて、他の初見の問題でも同じ解法を選べるようになります。

問題集に載っているその問題を解けることは、模試で似たような問題が出た時に解けることとイコールではないし、ましてや応用問題において同じ解法を使えることとは程遠いです。

問題を芯から理解して、使いこなせるレベルになった状態が”完璧”です。

 

じゃあ完璧って無理クネ?

 

そうなんですよ。

基本的に参考書を本当の意味で完璧にすることはできないです。

それこそ完成度90から完成度100にするには無限の時間がかかります。

 

ただ数多くの受験生はそもそもその領域にいません

「完璧に近づけば近づくほどコスパ悪いから!」とかほざいてる馬鹿どもの大半は、完成度20くらいでの話をしています。

そもそも、

まだ解けない問題が存在している時点で完璧に近いわけがない。

確かに完成度60から80にするのに必要な努力量は、完成度80から100にする努力量より圧倒的に少ないでしょう。だから、適度なところで止めるのが賢い選択です。

でも、

その”適度”は想像以上に高い位置にあります。

問題はすべて自力で解けて、人に解説できるレベル。

これを持って便宜上の完璧としましょう。合格する人はみんな、すべての問題に対してこのレベルしてから参考書を卒業します。

限られた時間・周回数の中でどれだけ多くを吸収できるか

ココへのこだわりが、

合否の差です。

 

 

 

極意②圧倒的なスピード感

合格者というのは、間違いなく

スピード感のある勉強

をしています。

 

「1日2,3問を丁寧にじっくり勉強する」というより、「1日20,30問をガンガン回す」というタイプの方が圧倒的に多いです。

家庭教師をやっている理3同期に話を聞いても、「やっぱね、1週間で70問とか100問とか平気で進めてもらわないと、無理があるよね〜」って言ってました。

東大レベルの合格者なら、

まず間違いなく毎日解く問題の数が普通の受験生とは違います。

全員肌感覚で「下手の考え休むに似たり」という事実を理解しているのです。

 

「質」っていうのは「量」をこなした人間だけが語れます。

まだ勉強の成功体験もない。
総勉強時間も大したことがない。
成績も低い。

そういう人間はとりあえず「量」を稼ぐ。

 

1日の生産性をできる限りあげる

私は高3の春休みとか、朝6時から勉強を始めて、午前中だけで基礎問題精講3Cの例題を1周して、という生活をしていました。

だから毎日130題くらい進めていたわけです。それに追加で英語と物理と化学も進めていました。

高2の冬も、毎日1章だけ化学の教科書を読んでリードαを1章分解いて、という生活を続けています。

鉄緑会の生徒だって中1から毎日膨大な量の宿題を解き続けています。

 

一旦「質」は度外視でいいから、どこまで「量」を追求できるか試してみてください。

落とした「質」を凌駕するほどの「量」をこなしてください。

 

1つ言っておくと、

「質」を追求するのは非常に難しいです。

質って目に見えないし、ある程度を保証することはできても、追求しようと思ったら、具体的にどこをどう改善すべきかが非常に見えにくいです。

相当に地頭がいい人でようやくできることだと思います。

でも、

「量」はバカでもできます。

頑張るだけ。

無駄に悩む時間を極限まで削って、困った時に頼るツールを決めて、最大限効率化する方法さえわかれば、誰でもできます。

 

一番簡単に他の受験生に差をつけるとしたら、それは「量」だということを理解してください。

ガンガン1秒も惜しんで進めていく。

そのスピード感が成績を押し上げます。

 

 

 

極意③1日のノルマ化

合格者に、

「あ、今日は英単語500語やろ!」
「昨日は数学いっぱいやったから、今日は少しでいいや」
「やべっ!物理で悩みすぎて化学勉強する時間なくなっちゃった」

みたいな行き当たりばったりの勉強をしている人はいません。

 

合格者はみんなノルマ制で勉強します。

事前に、1日にやらなければいけない勉強量を具体的に明確化しておく。

毎日ノルマを達成し続ければ確実に受験日までに必要な勉強が終わるような勉強計画を設定しておく。合格者にはみな計画性があります。

 

単純に言えば、

問題数×周回数÷日数=1日のノルマ

でいいんです。

前半はしんどいだろうし、後半は慣れてきて時間的にだいぶ余裕が出てくると思います。難しい計画の日数計算ができないなら、とりあえずこれでいいんです。

絶対間に合うんだから。

 

今日一日で

何をしたら合格するペースで、
何ができなかったら不合格のペースなのか。

 

合格・不合格の概念を日常の中で具体化する。

 

落ちる人っていうのは、簡単に1日のノルマを崩します

「あ、今日はできなかったな。まあいいや、明日がんばろ」
「一昨日はすごい勉強できたけど、昨日は微妙で、トータル微妙だな」

ということが多発します。

その根底にあるのは何かというと、合格・不合格と今が直結していないこと。

 

将来合格するためにしっかり計画性を持って”今”に、ノルマとして落とし込む。

そのノルマを積み上げれば合格できるし、積み上げが不足すれば不合格となる。

 

1日1日のノルマの達成状況、っていうのは実質1日1日の合否を決めているんです。ノルマを達成できなかったということは、不合格ということです。

肝に銘じてください。

今勉強していることと未来のビジョンが明確につながっていれば、ノルマ不達成なんてことできるはずがないんです。

 

私は、自分で「これ!」と決めたノルマは絶対に達成していました。

仕方ないとかではなく、必ず達成する。

そうしないとドンドン自分に甘くなってしまう。

自分で自分の威厳を保つこと、が自律する上で非常に大事です。

 

 

 

極意④できる環境にいる

合格者の周りには、合格者が集まります。

環境作り

これも無視できない話。

 

昔スポーツ選手(確かサッカーかな?)のインタビューかなんかをみたんですけど、そこで言われていた話で、めんどかったら読まなくていいんですけど。

「今君は死ぬほど頑張ってるかもしれない。毎日早起きして朝練して、放課後も残って練習して、19時に家に帰ってご飯を食べて寝る。君の価値観では十分サッカーに人生をつぎ込んでるだろう。努力している側の人間だと思っているだろう。心を削って努力しているかもしれない。でも、世の中にはその生活が当たり前の集団がいる。その中で生活する同世代の子は同じ努力を平気な顔でやる。みんなやってるから。それが普通だと思っているから。その集団の中には、他の人より努力しようと、もしかしたら21時まで練習している子もいるかもしれない。そもそもの基準が違いすぎる。自分をいい環境に置く努力を怠ってはならない。」

 

これ、勉強にも間違いなく同じことが言えて、

勉強することが当然の空間で生きる。

 

周囲に勉強する友達が集まっていれば、放課後も休日も夏休みも、勉強するのがデフォルトなんです。遊びに行くのが非日常なんです。

だから苦なく長時間の勉強ができます。

でも、

周囲に遊び人ばかり集まっていれば、放課後も休日も夏休みも、遊ぶのがデフォで、勉強するのが非日常なんです。

勉強をしようと思い立つだけで疲れます。

 

人は想像以上に流されやすい生き物です。

周囲の人間を勉強する人で固めるだけで驚くほど勉強できます。

 

進学校だと高1高2くらいでお金かけずに休日遊びたい時は、10時間勉強合宿をします。

朝から学校の最寄りのカフェにこもって勉強し、昼ごはんを食べて午後も勉強。夜ご飯を食べて解散です。私は割と何度もしました。

多い時は7,8人集まります。

 

普段の仲良しの中でも、そこそこ意識が高く、勉強意欲の高い人間10人ほどのライングルもありました。10人中6人は東大に、2人は国公立医学部に、1人は日医に、1人は慶応に進学してます。

この慶応に受かったやつも、中1の時は数学で学年ビリを取るような落ちこぼれでしたが、勉強に誘ったら一緒にするタイプなので、グルに入れたら、

なんとなんと文1を目指すレベルまで上がりました。

結果は慶応でしたが、ひょっとすると、というレベルまで来ていました。

日医のやつも同じです。

恐ろしく勉強のできないやつでしたが、一緒に勉強しているうちに成績が上がり、現役では不合格でしたが、一浪ではなんと私立医学部御三家の日医に合格。

 

仲の良い友達が昨日10時間勉強したって言ってたら、「あれやばくね」って思うんですよ、人って。

 

周囲に、

勉強ができる人/勉強をする人を集める。

SNSでもいいし、リアルの友達でもいいです。

 

自分が知れる位置に、しっかりと高水準の勉強をしている人を置いておくことが非常に大事です。

 

 

 

 

まとめ

合格の仕方は人それぞれです。

ただ、

合格者の大半に当てはまる事実というものはあります。

あくまで必要条件でしかないですが、まずは形から追ってみるのもいいと思います。

では。

 

 

 

 

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