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【ケアレスミス対策】ケアレスミスをなくす7つの方法!

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そろそろNISAでも始めようかなと思いつつ。そもそも貯金ないから投資できないな、とも思いつつ。積み立てるの面倒だな、と思いつつ。

 

今回は、

ケアレスミス/凡ミスを減らす方法

について紹介したいと思います。

 

目次

ケアレスミス対策

まずケアレスミスに対する考え方として、

  1. ヒューマンエラー
  2. キャパシティの圧迫
  3. 気持ちのブレ

 

という3つの考え方を紹介します。

ケアレスミスの原因になりうるのは何なのかという考えです。ここら辺を踏まえてケアレスミス対策を進めていくと、減っていく気がします。

 

ケアレスミスへの考え方
①ヒューマンエラー

最初に紹介するのは「ヒューマンエラー」です。

人間は必ずミスを犯す

という考え。

 

人間は機械ではないので、ミス0%で毎回終われるわけがありません。

どれほど原因を究明しても、注意しても、ミスの数が減ることはあれど、0になることはないという考え方です。

ケアレスミスを減らす努力は間違いなく必要ですが、多少のミスは人間である以上仕方ない領域であるという考えも大事です。

 

というのも、

「いや〜このミスがなかったら合格最低点越えてた!ってことは合格する力はあるな。」

という考え方は危険ですよ、と言う話。

本番でも人間である以上必ずミスは起こります。特に科目数や問題数が増えれば増えるほど。このミスまで自分の実力としてカウントしておかないといけません。

 

人間の特性上仕方ないミスが存在する

という考えです。

どれほど努力しても0になることはないミスが存在します。

 

私の高校の古典教師は、満点の5%までは人間としてありうるミスだとしていました。5%以上のミスには必ず明確な原因があり、改善可能である。

ただ5%未満のミスは人間である以上避けられない可能性がある。

 

人間の特性上避けられないミスがたまたま同時に複数個起きた場合は、満点の5%まで行ってしまう可能性があるということです。

まあ配点や採点基準にもよるので一概には言えませんが、参考程度に。

 

 

 

ケアレスミスへの考え方
②キャパシティの圧迫

ケアレスミスの主要因は、

キャパシティの圧迫

にあります。

 

 

暗算すると計算ミスが起こりやすくなる。

それは計算した数字を記憶するために脳のキャパシティを使用する分、計算に割ける脳のキャパシティが減るからです。

 

本来の自分の実力に対して、いっぱいいっぱいの課題、もしくはキャパ以上の課題に取り組めば当然ミスは多発します。

初心者は運転時に大量にミスを犯しますよね。

右折時に対向車ばかり気にして歩行者の確認を忘れたり、左折時に中央の線を超えないように注意するあまり車体の左側を擦ったり。

どこに注意すべきか頭ではわかっていても、ついつい忘れてしまいます。

これは運転が初心者のキャパ以上だからです。

 

人の脳もスマホやパソコンと一緒です。

容量がいっぱいになれば重くなるし、容量が少なければ軽くなります。

 

途中式を書くというのは、本来脳で記憶すべき式を紙に書くことで脳の外に記憶させている、ということです。その分、計算にキャパを割ける。

記憶の外付けによりキャパの猶予ができます

スマホやパソコンで言えば、本体へのダウンロードではなくHDDやSDカードへの保存です。

 

また、

習慣化された計算なら使用するキャパが減ります

「8×9」は即計算できますが、「13×16」は難しいでしょう。同じ2桁×2桁でも「16×16」ならすぐ256とわかるでしょう。(11~19の2乗を覚えてない人はすぐ覚えてください。)

初見の問題より、典型問題の方がミスが少ないでしょう。

習慣化された典型問題には「思考」の分のキャパが必要ないので、計算だけにキャパを割くことができて、ミスが減ります。

初見の問題では、「どうやって解いていくか」という「思考」にキャパを割く分、計算に割けるキャパが減ってミスを誘発します。

 

 

 

ケアレスミスへの考え方
③気持ちのブレ

また人間はメンタルにも行為の質が大きく左右されます。

気持ちが平常心からブレるほど、ミスの発生確率は上がるわけです。

 

緊張・焦りなどの気持ちがあると、ケアレスミスは多発します。慢心・驕りがあれば、当然「できる」と思っている問題でケアレスミスが出てきます。

メンタル面をいい状態で安定させる

それも受験生に必要な能力の1つです。

 

実力を高めれば緊張・焦りは改善できます。ただ問題が簡単に見えてくるので慢心・驕りが同時に出てきます。

問題に対して高い実力を持った上で、非常に高い水準で意識を保つ。

「絶対に満点を取る。1失点も許されない。」という高い意識を持って、初めて緊張・焦りも慢心・驕りもなくなってきます。

 

 

 

ケアレスミスをなくす方法
①文字を丁寧に書く

ケアレスミス・計算ミスでよくあるものとして、

読み間違い勘違い

があります。

 

  • 文字を適切に丁寧に書くこと
  • 文字の縦横を揃えること

これだけで十分読み間違いが減ります。

 

文字が汚ければ、「4と9」や「0とθ」「1と7」など間違う組み合わせは無限にあります。

まず丁寧に書くこと

それだけでも圧倒的に読みやすくなります。字が汚いか否かはそこまで問題ではなく、雑に書いてしまうから見間違えるんです。

そして、

間違いにくい適切な形で書くこと

Lの小文字は筆記体で書いた方が間違いにくいし、4の頭はくっつけない方が見間違いは減ります。見間違いにくい書き方があるので、それに改善していくこと。

そもそも字の形を工夫すれば見間違いは圧倒的に減ります。

 

そして、

字の縦横を揃える

筆算で位置がずれれば計算ミスに繋がるし、文字が斜めになれば読みにくくなります。

 

パッと見て読める字・式・文を書くことが大事です。

 

 

 

ケアレスミスをなくす方法
②途中式を書く

先ほども言いましたが、

暗算はミスを誘発します

 

圧倒的に慣れた形・最初から暗算用にトレーニングを積んだ形を除いて、基本的には暗算は推奨しません。(平方完成や展開などはトレーニング次第)

暗算は計算速度が速いですがケアレスミスのリスクも倍増します。途中式を書いても暗算しても、ほぼミスの量が変わらないレベルでミスが少ない場合のみ暗算を推奨します。

 

途中式を書き、途中経過を外付けで記憶することにより、脳のキャパに余裕ができて計算ミスの確率が減ります。

できる限り脳には1つのことに集中してもらう。

 

暗算して急いで計算しないと終わらない人へ。

そもそも計算速度が遅いor方針を立てるのが遅い、です。

本当に数学ができる人はゆっくり途中式を書きながら解いても全問解き終わります。今ある実力を小手先で何とかしようとするのではなく、そもそもの実力を養成しましょう

結果それが一番の近道です。

 

 

 

ケアレスミスをなくす方法
③実力を向上させる

単純に

  • 自分のキャパを広げる
  • 習得解法を増やす

など自分の能力値を上げましょう。

 

自分のキャパを広げる。

暗算トレーニングをしたり、難しい問題を何度も何度も解いていく中で少しずつ少しずつキャパが広がっていきます。

同時に処理できる課題の量が増えていきます。

ただこっちは地頭とかそもそもの脳のスペックの拡張なので、時間もかかるし、受験においては効率的ではないでしょう。

 

習得解法を増やす。

こちらは知っている型を増やすということです。脳死でできる計算・解法が増えれば、それだけ脳を使わなくていいので、余ったキャパを計算に注げます。

基礎を固めるというのが結果すべてにつながってきます。

 

また単純に実力が高まれば、試験時間が余るので見直しに使える時間が増えたり、不要な焦りを感じることがなくなったりします。

問題に対して自分の実力が高ければ高いほどミスは減ります。

  

 

 

ケアレスミスをなくす方法
④自分のミスの傾向分析

ケアレスミスには必ず傾向があります。

まず

ケアレスミス記録ノート

をつけましょう。

 

何が原因でミスをしたのか。

 

ある程度溜まったら、抽象化して集計してください

  • 問題文の読み間違い
  • 自分の字の読み間違い
  • 展開時の係数ミス
  • 代入ミス
  • etc

自分がやりやすいミスが存在します。

 

私はミス記録ノートをつけ始めたのが高3の12月とかでしたが、2,3ヶ月で十分自分の癖は明確になり、試験中に気を付けることができました。

ミスに傾向があるということは、

それは偶然のケアレスミスではないです。

 

必然のミスです。

 

非常に効果があります。

 

 

 

ケアレスミスをなくす方法
⑤焦らない

焦らない。

 

焦っても想像以上に解く速度は変わらないです。

もちろん見直しを端折ったりすれば速度は上がりますけど、やることが一緒なら想像以上に時間は変わらないです。

焦ったことでミスにより失点する点数と、焦らずに時間が足りず解けないことで失点する点数に大差はないです。

なら、

焦らず。

実力をつけることを優先しましょう。

 

焦ってもいいことは何もないです。

 

 

 

ケアレスミスをなくす方法
⑥見直し

見直しの癖をつける

  • 代表的な数値を代入して矛盾がないか確認
  • 極限とって確認
  • 常識的におかしくないか

 

常日頃から、計算途中で見直しをする癖をつけましょう。

自分のミスに傾向があるならそれをチェックする見直しをしないといけませんし、計算ミスは適宜確認して初めてなくなっていきます。

マリオの中間ゴールのように、問題を解いている途中でセーブする感覚で、「ここまでは合ってる」と確認しながら進めていくのが大事です。

 

見直しなしで最初からミス率1%にするよりも、完成度90%の計算で2回やって結果1%にする方が楽です。

 

 

 

ケアレスミスをなくす方法
⑦マークミス確認

マークミスもします。

 

基準は何でもいいですが。

私は共通テストでは以下の2つを確認していました。

  • 最後のマークがズレていないか
  • 母音Oのマークがズレていないか

 

まず最後のマークがズレていたら、間違いなくどこかでミスってます。

最後のマークがズレていなくても、2重ミスで最後のマークが偶然揃ってるだけの可能性があるので、チェックしにいきます。

母音Oのマークを確認していけば、リスクは減ります。母音Oから次の母音Oまでの5つのマークの間で2重ミスが起きている可能性は低いし。

起きていても、間が5つしかないと視覚的な以上にはすぐ気づけます。マークが空欄だったり、2つ塗っていたりのミスには割と気付けるので、だいたい大丈夫です。

 

それ以上細かいマークミスは最初にマークする際に気を付けるようにしていました。あんまり細かくやってもキリがないので。

 

 

まとめ

ケアレスミスと言ってしまえば、仕方ない気がしますが、原因がある場合がほとんどなので、しっかり対策していきましょう。

努力次第でケアレスミスは減らせます。

 

ではまた1年間頑張ってください。

 

 

 

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