数学が驚くほどできない。
学校の授業はサッパリ、何の話をしているのか分からない。
何を勉強していいのかも分からない。
「数弱の極み」の人って本当に困っていると思います。
そこで、
今回は数学が全くできない人でも、なんとか数学ができるようになる参考書と勉強法を紹介します。
目次
数学が全くできない理由
数学が全くできないのは、
決して病気ではない。
数学が全くできないからといって、
障害者手帳はもらえない。
※どちらも知恵袋で質問している人がいたので一応言っておきました。
数学って、
出来るようになるために2つのステップが必要なんです。
その2ステップが、
①理解する
↓
②定着する
これが出来ていないと、「数学が全くできない」という状態に陥ってしまうわけです。
当然、「理解する」ができていない状態で「定着する」の作業をしても意味はないです。
意味不明なまま学校のワークを解いても、けっきょく丸暗記するしかなくなるでしょ。
①理解する
数学ができない人の多くは「理解する」ができないはず。
授業の説明も。
ワークの解説も。
参考書の解説も。
「解説が簡素すぎて分からない!」
って、
言うと「解説のせいにするな」みたいな反論が周りから飛んできますよね。
でも、
解説が理解できないのは、あなたのせいではない。解説のせいです。
人の問題ではなく、使う参考書の問題です。
理解できないのは自分のレベルに適した参考書を使ってないからです。もちろん、教科書だって自分に合わない場合はあります。
だから教科書が分からないのも、教科書のせい。
使っている教材のせいなんです。
逆に言えば、
自分のレベルに合った簡単な参考書さえ選べば、誰でも簡単に理解することが出来る。
②定着する
数学の戦いは「理解する」だけでは終わりません。
数学が全くできない人あるある。
「昨日理解したんだけど、どうやって解くんだっけなああ…」
一度理解しても、1週間、1か月後には忘れてしまう。また振り出しに戻ってしまう。
仕方ないです。
だって、1回しか解いてないのに完璧に記憶している方が怖いでしょ!
勉強ができる人達だけの常識なんですが、
「問題は何度も解く」
ものなんです。
問題を何度も解く中で、少しずつ自分の力として吸収しているんです。
今まで、分かるはずなのに解けなかったのは、脳みその質ではなく、勉強の仕方の問題です。
「何度も解く」と知ったあなたはもう無敵。
あとは、
本当に自分に合った参考書を選ぶだけです。
「問題を何度も解く」ということを受験界では「解法暗記」と言います。詳しい話は↓で紹介しているので、気になる人はどうぞ。
数学が全くできない人に
おすすめの参考書
数学が全くできない人におすすめしたい参考書が
「数学が面白いほどわかる」シリーズ
※↑は2次関数ですが他もあります。
この本が驚くほど分かりやすい。
流石、超大手予備校の数学講師が書いてるだけのことはある。
説明が分かりやすい塾の授業みたいで、頭にスッと入ってきます。
面白いほどわかるシリーズ
「面白いほどわかる」の対象者
「学校の授業わけわからん!!!!」
っていう人が対象者です。
つまり、数学が全くできない人。
数学ができない人でも、分かりやすい参考書です。
「面白いほどわかる」のレベル
教科書~センター7割
解説が他の参考書に比べてわかりやすいので、体感としては難易度が低く感じると思います。
なのに、
しっかり完璧にすればセンター試験でも7割は狙えます。
「面白いほどわかる」の内容
実は「面白いほどわかる」シリーズは3人の予備校講師が書いています。
すべての先生がわかりやすい解説をしているので、講師の差は気にする必要はないと思います。
講師 | 分野 |
坂田アキラ | 2次関数、三角比と平面図形、場合の数と確立とデータの分析 円と直線、軌跡と領域、三角関数、指数と対数、数列、ベクトル数Ⅱの微分積分、数Ⅲの微分積分 |
佐々木隆宏 | データの分析、整数 |
志田晶 | 複素数平面と式と曲線、差がつくテーマ100選 |
「坂田アキラ」は金髪カリスマ講師と呼ばれた凄い先生。
高校時代には全国模試1位も取ったことがあり、大学は慶應。デザイナーを目指したり、ホストになったり凄い人生。
東進、駿台、河合と3大予備校で数学を担当し、今はN予備校というオンライン予備校で教えています。
「佐々木隆宏」は代々木ゼミナールの黄金時代に数学を教えていたカリスマ講師。
その後は多くの大学で教鞭をとって、教えています。
2017年からは大沢隆に改名。謎多き講師だが、実力は確かです。
「志田晶」は河合塾で全国模試やテキストを担当してきて、今は東進の数学NO.1講師。
分かりやすさは超一品。
私は東進の授業を全部「志田晶」で受けています。
ページ数は各々基本約200~300ページ。
三角比と平面図形、場合の数と確立とデータの分析は350ページです。整数、微分積分Ⅱは400ページ、微分積分Ⅲは600ページです。
ページ数が多いと思いましたか?
この参考書は語り口調で書いてあり、サクサク読み進められるので、思ったよりすぐ読み終わります。
特徴
①とにかく分かりやすい
本当にわかりやすいです。
他の参考書では「これくらいで理解できるだろ。(放任)」みたいで、今まで「何でこうなった?」と思っていた部分もしっかり解説されています。
また、軌跡の問題なんかでは答えすべてに「図」が書いてあるので視覚的にも理解できます。
だからこそ、理解できずに解法の丸暗記なんてことにはならず、しっかり理解できるでしょう。
私も苦手単元だった軌跡の解説をみたときは、「感動」しました。
今まで頑張って時間をかけて理解してきた、解法を超わかりやすく解説してあったからです。
とにかくわかりやすいです。
塾、予備校と同じかそれ以上わかりやすいので、下手な塾に通うよりこの参考書を買った方が100倍得です。
②レベルがちょうど良い
到達レベルがセンター7割、つまり偏差値60前後なので、完璧にすれば「数学ができない」状態を脱出することができます。
それなのに、開始レベルは教科書レベル。
解説がわかりやすいので、教科書が全然わからなくてもOKです。
誰でも始められて、誰でも数学が得意になれる参考書なのです。
この参考書の使い方
①…数学がヤバイ人
②…なんだかんだ行けそうな人
③…単元によって差がすごい人
ようです。
①面白いほど~を完璧にする
とりあえず、この参考書を完璧にします。
- 問題と解説だけを読んで理解する(2周)
- 自力で問題を解いてみる(2周)
- 繰り返して定着させる(2周~)
まず、問題は解かずに解説を読んで理解していきます。
どうしてその方針を取るのか。どんな解法を使うのか。それらを読んで、理解してください。解説を読めばわかる、という状態になったらOK。
2周くらい読んで、ある程度インプットできたら次はアウトプットです。
自力で問題を解いてみます。ここで大事なのは心の持ち方です。ここでは、問題を解くときに
「解けたら儲けもん。できなくて当たり前。」くらいの気持ちで挑んでください。
実際はそれなりに問題を解けると思いますが、解けない問題も多いので心が折れる可能性があります。
6、7割解けるのが目安です。
そして、最後に繰り返し解いていくことで定着させます。目安は4周ほど。定着しなければ、何周でも繰り返してください。
最終的に95%は解けるようになってください。
一番大事なのはモチベーション。
それを忘れず勉強してください。
②辞書のように使う
この参考書は理解型で、単元別に分冊なので、理解力のある人にはうざく感じる場合があります。
そんな人は基礎問題精構などの、まとまった参考書や問題集と併用することをおすすめします。
- 面白いほど~を2周よむ
- 問題集を解く
- 問題集でわからなかったら、面白いほどで理解。
で進めてください。
少々手間はかかりますが、併用問題集を基礎問題精構などにすれば、到達レベルは8,9割です。
③苦手単元だけ使う
もともと「面白いほど」シリーズは量が多いので、苦手単元だけ使うのもありです。
いつも三角比だけ出来ない。いつも数列がボロボロ。など、苦手単元がわかっているなら、その単元のみ使うのは頭がいいです。
接続
<この前にやる参考書>
なし
<この次にやる参考書>
- チョイス
- 標準問題精構
- 一対一対応
↑に行くほどおすすめです。
まとめ
数学はできない人ほど伸びやすいです。
無駄なプライドがなく、参考書の全部を吸収できます。
とにかく、面白いほどシリーズで「数学ができない勢」から脱出してみてください。
dio様が使われた面白いほどシリーズを教えてくださいませんか?
ゆうちさんコメントありがとうございます。
申し訳ありませんが、私は軌跡領域を2時間くらい立ち読みしただけで、ほとんど使っていません。ただその立ち読みのおかげでかなり軌跡領域はわかりました。
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