最近、話題の「GTEC」!
「大学入試が変わる」ということで、空前の英語資格ブームが来ています。そんな中でもダークホースGTEC。
しかし、まだまだ知名度も低く詳細な情報が少ないですね。
ということで、今回はGTECの「内容」や「難易度」、そして「コツ・勉強法」を紹介していこうと思います。
これで、あなたもGTECを完全攻略!
※今回でいう「GTEC」は中学・高校生用のGTECです。
目次
GTECとは
先ほども言った通り、GTECは年々受験者が増加している大学入試で話題の「スコア型英語4技能検定(ベネッセ)」です。
知っての通り、英語4技能は「読む」「書く」「聞く」「話す」の技能のことです。
最近、大学入試でも4技能試験が注目されつつあり、GTECもその1つです。
そして、
2017年度の年間受験者は約100万人にまで上がりました。(英検は約350万人です。)
GTECには
- 「GTECjunior」
- 「GTEC中学生・高校生版」
- 「GTEC大学生・社会人版」
の3種類があります。
そして、GTECは学校単位で受験する「GTEC for students」と個人で受験する「GTEC CBT」にも分かれています。
※2017年に名称はGTECに統一されました。しかし、便宜上そのままの名前を使います。
大学入試に使えるのは、主に「GTEC中学生・高校生版」の「CBT」です。
GTECの特徴
①受験料は比較的安い
GTECの受験料は9,720円(CBTの個人版)です。団体だと、5,040円になります。
<その他4技能試験>
IELTS…25,380円
TEAP…15,000円
TOEFL…約25,000円
TOEIC…L&R5,725円 S&W10,260円
(L&R=Listening&Reading、S&W=Speaking&Writing)
ケンブリッジ英語検定…11,800円~
英検…1級は8,400円
こう考えると、英検とGTECが最安値です。
何度も挑戦するなら、値段もバカになりません。大学入試は他にも模試や入試のテストでもお金がかかります。
GTECは大学入試におすすめです。
②ライティング答案は海外で採点
なんと、GTECのライティング答案は海外で採点してくれます。
もちろん、海外で日本人が採点するわけではありませんw。海外で外国人が直接採点してくれるわけです。
あなたの英文が外国人にどれだけ通用するか。
それがハッキリ出るわけです。
採点者が日本人だと、日本人特有の間違いを推測で汲みとられてしまいます。しかし、外国人なら伝わる部分だけ採点されます。
しかも、採点者からコメントが入ります。
ネイティブに伝わるようにするためには「~~を~~にすると良いよ」とアドバイスをもらえます。
③試験会場は全国
全国47都道府県に試験会場が設置されています。
そのため、「地方だから、受けにくい」といった悩みも無くなります。
④申し込み→問題集が送られる
GTECの特徴として、ユニークなのがこれです。
申し込みをすると、「STEP UPノート」という問題集が送られてきます。ページ数は80ページもあり、リスニングCDも付属しています。
この問題集で勉強することで、最低限のGTEC対策が出来てしまうのです。
親切ですねw
GTECの試験内容
GTECは4つのセクション「speaking」→「writing」→「listening」→「reading」で構成されています。
試験時間:175分
配点:各々350点ずつ1400点満点
Speaking
問題数:7題
試験時間:20分
Speakingのテストはマイク付きイヤホンに音声を録音することで、採点してもらいます。
場面は学生生活で英語を使用するシーンです。
質問に対して素早く答えたり、自分の意見を聞かれる質問が中心です。問われる能力は英語だけではない、ということです。
Writing
問題数:6題
試験時間:約65分
Writingではキーボードのタイプ入力です。そのため、日ごろキーボードをあまり使わない人は厳しいかもしれません。
「GTEC CBT」を受験する人は、キーボード入力は練習しておいた方がいいかもしれません。
Listening
問題数:約40題
試験時間:約35分
マウスクリック形式の選択問題です。
リスニング内容はよくある、会話形式や講義です。速度は特別速くはないです。
イヤホンorヘッドホンが必要です。
Reading
問題数:約40題
試験時間:約55分
Readingもマウスクリック形式の選択問題です。思っているより問題数は多いです。
テスト慣れしていない人は、少し焦り気味で問題を解くことをおすすめします。
GTECのスコアの目安
GTECのスコアは分かりにくいと思うので、スコアの目安表を貼っておきます。
GTECはしっかりレベルを網羅していますね。
大学入試におけるGTEC
大学入試ではGTECはどう働いているのか。
https://goukaku-suppli.com/archives/51680
に大学名と必要な点数などが書いてあります。
推薦入試では東大もGTECを認めています。
GTECの勉強法
GTECに向けて、しっかり長時間勉強したい人は「単語」も勉強してください。
しかし、多くの人は少しの勉強(1か月くらい)で対策していきたいはず。
そこでおすすめしたい勉強法は、
「STEP UPノート」を周回する
です。
STEP UPノートはGTEC対策の要素が完璧に詰まっています。しかも、問題だけではなく解答・解説、ポイント、音読による復習などなど。
「STEP UPノート」でしっかり勉強することで、点数は結構上がるはず。1か月間みっちりやれば、「今の点数+40、50点」は到達できると思います。
人によってはそれ以上かもしれません。
それだけ「STEP UPノート」は内容が濃いです。どう学習するかも、分かりやすいです。
私は「STEP UPノート」を信用しています。
GTECのコツ
GTECで高得点がもらえるライティング方法や、リーディングでどこに注目するかは「STEP UPノート」にメチャクチャ書いてあります。
それに加えて、GTECのコツは
焦りながら解く
です。
GTECは特にリーディングの問題量は非常に多いです。焦りながら解く訓練をしていない人は、ぽろぽろ簡単な問題を落とすでしょう。
しかも、最後まで終わらないと思います。
だから、常日頃から「早く早く」「1秒でも早く読む」といった訓練をして速読に慣れておく必要があると思います。
まとめ
今回はGTECの記事でした。
大学入試にはぜひぜひおすすめの英語4技能試験なので、受験してみてください。
では、頑張ってください。