今回は私の一番のおすすめの参考書。
「英語長文速読特訓ゼミ」
を紹介しようと思います。
この参考書を紹介しているサイト・記事は少ないです。しかし、私はこんなに親切な英語長文の参考書は存在しないと思います。
そんな
隠れた名著
「英語長文速読特訓ゼミ」の特徴・使い方、良いところなどを紹介していこうと思います。
目次
キムタツ速読特訓ゼミの概要
速読特訓ゼミ 入門
問題数:9題
レベル:~難関高校入試レベル
単語レベル:中学生レベル
単語数:150~250words
高校1年生が速読訓練・長文の読み方の基本を習得するのに使うのが良いと思います。
また、音読の習慣をつけるはじめの参考書として使うことも出来るでしょう。
速読特訓ゼミ 基礎
問題数:15題
レベル:~センター6割
単語レベル:高校1,2年レベル
単語数:300~400words
単語のレベルは3000語レベル。
長文の構文解説が親切ではないが、「英文読解入門基本はここだ!」レベルが読めれば大丈夫。
入門英文解釈の技術70は特別やる必要はないです。
センター試験はまだ難しいという人が勉強すると良いと思います。センター準備レベルにはもってこい。
速読特訓ゼミ センターレベル
問題数:18題
レベル:センター6割~8割
単語レベル:センターレベル
単語数:約400語
単語のレベルは4000語レベル。
入門英文解釈の技術70は完璧になっていないと、この参考書を勉強することは難しいでしょう。
センターで時間が足りず、7割程度でくすぶっている人におすすめ。速読法を習得して、あっという間に8割を超えるでしょう。
速読特訓ゼミ 難関
問題数:15題
レベル:センター8割~MARCH
単語レベル:MARCHレベル
単語数:
単語レベルは6000語。
基礎英文解釈の技術100程度の解釈能力は必要。難関というわりには、そんなに難しくないです。
キムタツ速読特訓ゼミの特徴
速読特訓ゼミには他の参考書にない、特徴があります。
英語長文速読特訓ゼミの内容を紹介しながら、考えていこうと思います。
速読特訓ゼミは
- ワードチェック
- スキミング
- スキャニング
- 設問の解答・解説
- 音読
の5stepで構成されています。
①ワードチェック
その長文に出てくる、重要単語・少しレベルの高い単語が日本語訳とともに表になっています。
普通なら、長文の参考書をやるとわからない単語は自分で調べないといけませんよね。
でもこの参考書は既にまとめてあります。
復習のしやすさが段違いです。
②スキミング
これは、英語長文の全文の内容をざっくり読むことで、内容をおおまかに把握するというテクニックです。
テクニックの内容はここでは話しませんw
細かいテクニックは速読特訓ゼミで学んでください。
このスキミングのstepには設問がついています。長文全体の内容を問うやさしい問題です。
このスキミングを習得すれば、圧倒的に速い時間で長文の概要を把握することができます。
センター試験などでも超役に立ちます。
③スキャニング
今度も英語長文の読み方・テクニックです。
細かい設問にもいち早く解答するテクニックです。
設問は先ほどより難しくなります。また、段落別の要約問題もでます。スキャニングを使えば、すぐ終わります。
センター試験などの試験でも絶対必要となるテクニックです。
④解答・解説
スキミング・スキャニング・要約の解答と解説です。
解説の詳しさは平均的な詳しさです。
そして、「構造分析」というものもあります。扱った長文の中で、難しい構文を3文ほど解説します。
こちらの解説はそれなりに詳しいです。
注意すべき点や、その構文をどう取るかが書かれています。
⑤音読
ここでは、長文をスラッシュで分割していて、日本語訳も書いてあります。また、音読チェックシートもついてます。
スラッシュリーディングと日本語訳で長文の理解はしやすいです。
そして、速読特訓ゼミ一番の見せ所、
音読チェックシート
です。実は、音読チェックシートには音読20回分のチェックを付ける欄があります。
この音読量が強みです。
キムタツ速読特訓ゼミのメリット
①英語長文の読み方を学べる
さきほど紹介した、スキミングやスキャニングのテクニックを習得することができます。
英語長文の読み方、設問の答えの見つけ方を紹介している参考書はほぼないです。
スキミングやスキャニングは必ず長文読解で役に立ちます。知らないと時間を相当損しています。
こんなに英語長文の読み方を教えてくれる参考書は、速読特訓ゼミ以外には存在しないと思っていいです。
ちなみに…
この本を書いているのは日本TOPの進学校の灘校の英語教師、木村達哉という先生が書いています。通称キムタツです。
私の個人の意見では、キムタツは日本トップクラスの英語教師です。そして、日本で1番「勉強法」を教えてくれる先生です。
私はもっとも信頼している先生です。
②超音読で超復習
この参考書は20回音読させるように強制してきます。
結局、英語の成績を上げるには
音読しかない!
その音読を強制的に20回行うことになるので、完璧な復習もできます。
また、音読速度を上げることでリスニングにも、リーディングにも効きます。長文を覚えてしまえば、英作文にも使えます。
また、1つ20回音読で15題の長文を読むので、1冊やり切るだけで300回音読することになります。
そんだけ音読すれば、成績上がらない方がおかしいですw
キムタツ速読特訓ゼミのデメリット
①CDが速い
完全に個人差の問題です。また、人によってはメリットに感じるかもしれません。
CDには2種類のスピードの音声が入っています。片方は140語/分、もう一方は180語/分です。
今までの英語の勉強で、音読をある程度してきた人は問題ないです。しかし、音読なんてしこなかった人はヤバイです。
140語/分の方と同じスピードで音読できない可能性があります。結局、練習すれば同スピードで音読できるようになります。
しかし、自分がついていけないスピードに合わせて20回も音読するのは、体力が持たないでしょう。
②長文の解説は少ない
設問の解説はついています。
しかし、長文そのものの解説は少ないです。構造分析のみです。
注意してほしいのが、問題のレベルは簡単だということ。速読の練習がしやすいように、簡単な文章レベルになっています。
特別な心配は必要ないでしょう。
キムタツ速読特訓ゼミの使い方
参考書の指示に従う。
以上です。
本当に参考書の指示に従っていれば、成績は上がります。(難しい設問の対策は別途した方がいいかも)
また、この参考書で学んだ勉強法は、他の参考書でも使っていきましょう。成績はうなぎのぼりです。
音読方法が分からない人は↓を参考に。
まとめ
速読特訓ゼミは圧倒的にためになる参考書です。
ぜひぜひ使って、成績UP&勉強法を学んでください。
ではでは。
1日何時間くらいキムタツに時間割いてましたか?また音読も含めてひとつの題一日で終わらせてましたか?それとも2日とかかかってましたか?
1.5時間くらいですかね。
いや一日目の読解、二日目以降は一日5回ずつ(それぞれ)音読でやってました。
この参考書1冊何周しましたか?また、毎日やってましたか?
解いたのは2周で、音読は各々30回くらいだった気がします。毎日やってました。そうしないと音読終わらないので。
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