あまり高得点を取れない国語。
そんな国語の中でも、
一番手が回らないのが
漢文
だから、
手っ取り早く
効率的に
漢文で高得点を取ることができる参考書。
『漢文ヤマのヤマ』を紹介します。
目次
『漢文ヤマのヤマ』の概要
2020/3/24に、
『漢文ヤマのヤマ パワーアップ版』から『漢文ヤマのヤマ 共通テスト対応版』に改訂されました。
表紙も内容もほぼ同じです。
違いはあとで書きます。
『漢文ヤマのヤマ』の対象者
使ってほしい人は、
- 漢文が苦手
- 漢文を本気でやったことがない
- 短期間で漢文を成長させたい
やっぱり、
漢文が本当に苦手だという人にオススメしたい。
学校の定期テストもままならず、模試なんて全問「勘」で解いて1ケタ得点ばかり。
そんな漢文壊滅状態の人でも使えます。
漢文を本気で勉強したことがない人にこそ、「漢文ヤマのヤマ」でデビューしてほしいです。
もちろん、
特別に漢文ができないわけではない普通の人にも「漢文ヤマのヤマ」を使って勉強してほしい。
単純に漢文ができるようになります。
しかも、
短期間で。
誰でも漢文デビューは「漢文ヤマのヤマ」がおすすめ。
『漢文ヤマのヤマ』のレベル
レベルは、
前提レベル:初学者
到達レベル:MARCH
まったく漢文を勉強したことがない人でも使用できます。
漢文の授業を一切聞いてこなかったり、漢文の勉強をサボってきた人でも全然イケます。
到達点は、MARCHでも合格点を取れるレベル。
共通テストなら9割も十分到達できるレベルです。共通テスト8割は固いと思います。
到達点は高いので、
これ1冊で漢文はとりあえず間に合います。
『漢文ヤマのヤマ』の内容
「漢文ヤマのヤマ」の内容は主に3つ。
- 66コの基本句法
- 読みのヤマ漢ベスト50
意味のヤマ漢ベスト50
思想史のヤマ - 共通テスト問題
です。
基本は「66コの基本句法」を学習していきます。
見開き1ページで、1句法を勉強するスタイル。「句法」というのは漢文での文法にあたる部分です。
右ページで「句法」「例文」「解説」をし、左ページで「演習ドリル」「解説」になります。
この「66コの基本句法」で漢文のメイン句法はすべてです。
ここで紹介されている「66コの基本矩形」を覚えてしまえば、漢文の文法はほぼ終わります。
そして実は超重要な
- 「読みのヤマ漢ベスト50」
- 「意味のヤマ漢ベスト50」
- 「思想史のヤマ」
です。
「読みのヤマ漢ベスト50」と「意味のヤマ漢ベスト50」は漢文での単語ですね。
漢文は古文に比べて重要語が少なく、問題で問われる単語はかなり限られています。
「漢文ヤマのヤマ」に収録されている合計100語を完璧に覚えてしまえば、まず十分。
模試でよく問われる語彙問題も得点源に変わります。
しかも、
「思想史のヤマ」に至っては超楽。
これは漢文の文化史ですが、重要範囲は狭く、勉強すれば一瞬で得点になります。わずか3ページ。
重要ポイントが凝縮されてます
『漢文ヤマのヤマ』の特徴
①重要ポイントを凝縮
「漢文ヤマのヤマ」の良い点は、
- 66コの句法
- 100コの単語
- 3ページの思想史
だけに絞っていること。
漢文に必要な知識を、過不足なく、必要十分な情報量にまとめていること。
だから、
効率的に、
かなり楽に、
短期間で、
漢文の勉強を進めることができます。
学校で配られる「漢文必携」は情報量が多すぎて、あんなの勉強する気がおきません。
勉強し始めても、なかなか終わらず挫折します。
また「漢文早覚え速答法」は重要なところに絞りすぎて、網羅性に欠けています。ハイレベルな問題に対応できません。
情報量が足りないんです。
その点、
「漢文ヤマのヤマ」は最強。
対応範囲が広い上に出るところを絞って載せているから、効率的に超高得点を目指していける。
マジ神参考書。
②小冊子が使いやすい
「漢文ヤマのヤマ」には小冊子が付属しています。
- 「66コの基本句法」と「例文」
- 「読みのヤマ漢ベスト50」
- 「意味のヤマ漢ベスト50」
をまとめた20ページの小冊子です。
正直言って、
小冊子>>本体
です。
本体を1周読んである程度理解したら、あとは本体を捨てても構わないくらい小冊子の価値は高いです。
要点はすべて小冊子にあり。
マジで重要ポイントが小冊子に詰まってます。
だから
この小冊子を使い倒す。
ボロボロに千切れるくらい暗記する。
それが最高最善の使い方。
一番効率的にすべてを覚えられます。
マジ「小冊子」ちゃん有能♡
まとめ
「漢文ヤマのヤマ」の効率的な使い方は、まだネットで紹介するほど良いものが見つかってないので今回は先送り
ということでお願いします。
とにかく、
「漢文ヤマのヤマ」は超良書。
漢文学習にはかかせない1冊です。
古文↓
他のコメント欄で漢文早覚え速答法をおすすめされてるのを見かけたのですが、共通テスト対策にはどちらの方がよろしいでしょうか。
すいません情報が新しくなってなくて。今は早覚え推しです。
返信ありがとうございます。
ヤマのヤマよりも早覚えの方がいい理由とはなんでしょうか。
早覚えはガチで頻出問題だけに山をはっていて、コスパで見れば最強です。共テ8割なら、早覚えの方が効率的に到達できます。
[…] たった1冊で漢文を超強化!『漢文ヤマのヤマ』の使い方とは!? […]