英作文って
- 勉強の仕方がよくわからん
- そんなに時間割けない
だからこそ、
どんな参考書を使えばいいかわからない!
はいはい。
そんなあなたに救世主となる、コスパ最強の英作文の参考書を紹介しましょう。
「新・英作文ノート」
※太字だけ読んでも大筋は多分わかります。
※今回は「新・英作文ノート」の紹介記事になります。他の英作文の参考書などは以下の記事で紹介しています。
目次
「新・英作文ノート」の概要
見た目は非常にカスっぽいんですよね笑笑
B5サイズで、しかもすごい薄いからちゃっちいっていう。
いや、
外見がしょぼい分中身の品質は折り紙付きです。
「新・英作文ノート」の対象者
私が「新・英作文ノート」をおすすめしたいのは
- 入試で英作文が必要
- 減点されない英作文が目標
- 英作文の知識を整理したい
- 英作文に割く時間はあんまない
まず、
入試で英作文を使わない人はいらないのでお引き取りください笑。(当たり前ですけど)
今まで模試や試験で英作文を書いても、ちょこちょこ色々減点されていくうちに点数がなくなってしまう人。
「approach to O」だっけ、「approach O」だっけ?みたいに確信のない知識ばかりで、英作文をあて勘ばかりで書いている人。
全体的に単語も文法も軽くインプットしてきたけど、その知識がぼやぼや、あやふや、ごちゃごちゃしている。
そんな人が手っ取り早く、知識を整理しながら英作文を学ぶに最適です。
だからこそ、
英作文は弱点なんだけど「竹岡の面白いほどわかる」みたいな分厚い参考書をやるほどは、英作文に時間をかけることができない人にすごいおすすめです。
「新・英作文ノート」のレベル
前提レベル
単語:英検二級レベル
文法:共通テストレベル
到達レベル
自由英作文での基礎は完璧
「新・英作文ノート」を完璧にすれば、東大レベルであっても英作文に必要な知識としては十分でしょう。
あとは純粋な単語力と自由英作文の内容を考える力くらいになります。
つまり、
残りは演習さえ積めば東大の英作文でも余裕というわけです。
ただ、
「新・英作文ノート」をやるにあたって、高校レベルの単語力は必要です。速読英単語必修編だったり、システム英単語1~4章、ターゲット1900の1~1500くらいは覚えていてほしいです。
また、文法も全範囲終わっている必要があります。
学校の文法問題レベルなら全て解けるくらいには。
そうでないと、
そもそも英作文を書くという土俵に立っていません。
あと折角の良書「新英作文ノート」の理解度や吸収率が下がってしまいます。
「新・英作文ノート」の内容
レイアウトとしてはこんな感じ。
例題
→お題となる日本語文
例題の解説
→例題のポイントを解説。使える表現を2,3紹介。
練習問題
→例題と同じテーマの和文英訳が2題。
文法・語法の演習問題
→英作文で間違いやすい文法や語法を問題形式で整理。
1章5テーマで5章構成。
各章に章末問題が付属していて、演習量はしっかり確保できます。
「新・英作文ノート」の特徴
私はこの「新・英作文ノート」が大好きなわけですが、その大好きたる所以を紹介していきます。
特徴①無駄なく、圧倒的な質
まず一番の特徴はその
薄さ
そのほかの英作文の参考書では最低でも200ページ。多ければ400ページくらいあります。
一方、
「新・英作文ノート」はたったの63ページ
全然網羅性足りてないんじゃないの??
と思うかもしれませんが、実はそんなことない。英作文の要点は25テーマでしっかり網羅しています。本当の意味でコンパクトにまとめてあります。
(これは紹介記事としての謳い文句とかじゃなく、本気で素晴らしいです)
確かに、
別表現の紹介なんかは特別多くないですが、実際使いこなすことを考えれば、むしろキャパオーバーにならない絶妙な量と言えるでしょう。
1行程度の短い英作文中心だが(練習問題では適宜長文もある)英作文が出題される大学の受験生は
全員買って欲しいと思うほど素晴らしい。
見開きで、左のページが文法、構文別の和文英訳で、右のページが表現ノートや
語法、誤文訂正などになっている。
問題の選択も解説も表現のまとめも別冊解説書も全てが素晴らしい。
これを400円で買えるのは驚きである。
400円なんだから英作文が課される大学を受験する人は
買わないのは損である。
これが終わったら日栄社の他の英作文問題集もお薦めである。
特に太田千義著の一連の問題集が優れている。全部で6,7冊ある。
それで長文の和文英訳まで対応できる。ネイティブの解答が自然で良い。
しかし、内容の充実ぶりでは、本問題集が群を抜いている。80人のお客様がこれが役に立ったと考えています
Amazon 新英作文ノート レビューより
最後の一文「内容の充実ぶりでは、本問題集が群を抜いている」は本当にその通りです。
「薄い」と「内容の充実度」という本来矛盾してしまう2要素を奇跡的に包含している稀有な参考書。
勉強効率として、
英作文の参考書の中では最高だと思っています。
特徴②英語表現の整理が神
先ほど内容説明で、見開きの右ページは間違いやすい語法・文法をまとめていると言いました。
これがまた秀逸なんです。
forgive/allow/permit
これらは全部同じ「許す」ですが、しっかりと使い分けできるでしょうか。
新宿で乗り換えないといけません。
You need to change a train at Shinjuku.
この英文には間違いが1つあります。どこでしょう。
こういった自由英作文、和文英訳とわず、実は使いこなせているか怪しい単語、確実な知識とは言えないような表現をメインにまとめています。
↓こういう感じになってます。
ちなみにさっきの誤文訂正は「a train」を「trains」に変えます。
電車の乗り換えは、乗っていた電車から、次乗る電車への移行で2つの電車をイメージするので一般に複数形にして使います。
別に、
自由英作文や和文英訳で出題されてもおかしくないような内容でしょ。
本当に知っていれば、ちょうど差がつくような知識が詰め込まれてます。
「新・英作文ノート」の使い方
2テーマ/day
目安期間:3,4ヶ月
- 例題を自力で解く
- 解説を熟読
- 音読5回
- 練習問題
- 右ページを解いて暗記
目標は
- 例題の文は暗唱できる
- 例題の解説も日本語文から復元できる
- 右ページを解説ごと覚えている
- 練習問題を別表現含め解ける
これが達成できるまで何周でもしてほしいです。
何度も自力で解こうとすることが大事です。
自力で解こうとして解けないから、次解けるようになるために解説を読んでいる時に吸収しようとするはずです。知識を整理するはずです。
例題、練習問題、右ページは全ての問題に関して他人に教えられる次元で理解・暗記していてほしいです。
そこまでして初めて、
「新・英作文ノート」を完璧にしたと言えるでしょう。
そして、
それができたら英作文に怖いものはなしです。
まとめ
実は、「新・英作文ノート」の著者の宇佐美修は、私の高三の時の英語教師なんですよね。高校の。
本当にいい先生でした。
そんでもって、カトリック系の中高一貫校でよく使われる「progress 21」っていう英語の教科書の著者でもあります。
だから、
私からすれば良書なのは必然というか。
あの先生が描く本なんだからいい本なんですよ。実際自分も本当に15周くらいしてますし。
ぜひ「新・英作文ノート」を極めて、英作文を得点源にしてみてください。
今まで自分がいかに英語らしくない文章を書いていたのか痛感させられました。本当に英作文が苦手だったのでこの参考書でかなり救済されました、ありがとうございます本当に感謝です。東大志望なのでもしかしたら春に会えるかもしれません、その時は何卒よろしくお願いします。
買います、やります、極めます、受かります!
[…] コスパ最強の「新・英作文ノート」!しゃぶり尽くせば受験は無双! […]