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【化学】『基礎問題精講』共通テストで無双する使い方!

投稿日:2024年2月19日 更新日:

 

明日(今2/3に書いてます)新居への入居でして。

入居時挨拶の菓子寄りを買わないといけないんですけど、大家さんは買うとして、シェアハウス型の物件は隣だけ買えばいいのか、フロア全員分買えばいいのか。

うーん難しい。

大家さん除いて、2人で済むか、5人で済むかの差はデカい。(なんだかんだ1人1,000円以上かかりますし)

って、

悩んでたら引っ越し荷物まとめないまま前日になっちゃいました(涙)

 

で、

今回は!

 

なんと我らがバイブル

『化学 基礎問題精講』

を紹介します。

 

私も現役時代に基礎問題精講を使って化学を勉強しようとしました。ただ工夫なく、基礎問題精講で独学しようとして挫折。

正しく使えば物凄い良書なので非常におすすめ。

 

 

 

目次

化学 基礎問題精講
基本事項

5訂版は2022年4月からの新学習指導要領に対応しています。(2022年4月以降の入学者が対象)

 

化学 基礎問題精講
対象者

  • 完全初学者
  • 化学標準レベルを固めたい!
  • 化学の偏差値が60を超えない人
  • 化学を勉強する時間がない!

におすすめ。

 

まず完全な初学者も対象です。

まったく高校化学の知識がない人でも少し工夫した使い方をすれば、十分に独学で進めていくことができます。映像授業などと併用すればより定着度は高いでしょう。

また

教科書レベルの内容は一度学習している人。学校の授業&ワークで勉強したことがあり、本当に簡単な問題は解ける人。例えば、

「塩酸と水酸化カルシウムの中和反応式はかけますか?」
「硫酸のSの酸化数はいくつでしょう?」

とか、

化学の根幹レベルは理解している人が使えば、非常にスムーズに進めるので学習効率としては最大になると思います。

 

化学の〜入試標準レベルを完璧にしたい人

教科書や学校の定期テストはできるけど、模試は…
過去問がまるで解ける気がしない!

そんな人におすすめ。

教科書レベルと入試レベルの橋渡し役になってくれます。入試問題や模試がスムーズ解けるようになるでしょう。

 

また偏差値40~50程度で推移している人にもおすすめ。

最低限基礎はできているはずなんだけど、いまいち成績が伸びきらない、という人は基礎問題精講を完璧にすると一気に偏差値60代に乗ります。

 

そして、

化学を勉強する時間に余裕がない人にもおすすめ。

基礎問題精講は非常に高速で周回できる参考書なので、残り時間が少なく、リードアルファなんてやっている時間はない、という人は使いやすいでしょう。

ササッと基礎を固めたい人用。

 

 

化学 基礎問題精講
レベル

問題レベル:教科書ー入試基礎ー入試標準ー入試発展
前提レベル:
到達レベル:共通テスト8~9割MARCH

 

 

まず、化学 基礎問題精講に収録されている「問題のレベル」について。

基礎問題精講に収録されている問題レベルは主に、入試基礎〜入試標準レベルになっています。教科書レベルの問題は一部あるだけです。

重要問題集のA問題・共通テストほどのレベルです。

”基礎”という名前ですが、採用問題のレベルは全然基礎ではなくて面食らうので、注意してください。

 

「前提レベル」としては、

決して教科書が完璧になっている必要はなくて(教科書完璧になったら余裕でMARCHくらい受かるので)、

  • 講義型参考書で内容把握済み
  • 授業を一通り聞いた

など必要最低限の知識がついていればスムーズに進行できます。

完全な0からでもスタートできますが、その場合は使い方に一工夫入れないと、なかなか厳しいと思います。私はそれで挫折してます。

映像授業でインプットした直後に基礎問題精講を使う、みたいに併用するのがいいかなと思います。

 

「到達レベル」としては、共通テスト8〜9割・MARCH合格レベルです。

通常の難易度の共通テストならば、化学8割は固いです。完成度の高い人、相性のいい回であれば9割も十分狙えるでしょう。

また日東駒専レベルなら化学で稼げます。

MARCHや関関同立なら化学に関しては合格者最低点〜合格者平均点を取れるレベルに到達するでしょう。

 

 

 

化学 基礎問題精講
内容

化学 基礎問題精講は3章17項目111例題で構成されます。(3章っていうのは理論・無機・有機)(17項目っていうのは「酸化還元」とか「芳香族化合物」など)

問題は、「111題の例題」と理論・有機・無機の最後にそれぞれある「演習問題」からなります。例題に関しては、

理論化学65題
無機化学13題
有機化学33題
合計111題
5訂版

 

各例題は、「必修/実戦基礎問」→「精講」→「解説」と進みます。

「必修/実戦基礎問」:入試基礎レベルの例題を必修基礎問、入試標準レベルの例題を実戦基礎問としています。どちらも化学の典型問題で頻出です。

「精講」:問題の関連分野の超詳細な解説が載っています。教科書よりわかりやすいレベルです。だからページ数は平気で2ページくらい使いますが、読む価値は高いです。特に重要な点は「Point!」として紹介されます。

「解説」:例題の解答・解説です。相変わらずわかりやすいです。

 

見てもらうとわかりやすいです。

特に「精講」の質!

 

 

 

化学 基礎問題精講
特徴

①『精講』の質がエグい!

先ほど内容編で見ていただいたらわかると思いますが、

『精講』の解説がわかりやすすぎる!

 

『精講』でインプットし、『基礎問』でアウトプットという手順にすれば十分に独学で進めることができるほどに解説がわかりやすいです。

ほぼ教科書。
いや、
教科書以上にわかる。

マジで神です。

 

それもそのはず、著者の欄を見ると、

著者紹介

鎌田真彰
東進ハイスクール講師。明快な語り口と,日々の入試問題の研究で培われたツボをおさえた授業は,幅広い層から絶大な支持を得ている。
橋爪健作
東進ハイスクール講師・駿台予備学校講師。高校1年生から高卒クラスまで幅広く担当。その授業は基礎から応用まであらゆるレベルに対応するが,特に化学が苦手な受験生からは絶大な支持を受けている。

旺文社 販売ページより

 

どこかで見たことありますね。

 

そうです。

Doシリーズ「鎌田の理論化学/有機化学」です。

あの!わかりやすいと評判の鎌田

鎌田の教え子で東進の人気講師橋爪

が協力し、あれだけのページ数を使って解説するんだから、そりゃあ『精講』の質も高いです。

 

教科書や教科書の某用問題集で勉強していると、ここまでわかりやすい解説は書いていないので、相当なメリットです。

 

 

②圧倒的コスパ◎

もし基礎問題精講の「精講」だけで理解できなくても、単純に問題の選出がいいので、映像授業と併用すれば素晴らしい問題集に早変わり。

 

化学 基礎問題精講は問題が圧倒的に厳選されています。

もう高校化学で頻出かつ合格者なら確実に取ってくるような、典型問題を非常に素晴らしいクオリティで選定しています。

だから、

勉強のコスパがいい!
学習効率がすごい!

 

111題完璧にしたらいいんですよ。

これで、

共通テスト8割超えるんですよ。

 

激アツじゃあないですか。

 

 

 

化学 基礎問題精講
使い方

どれも一日に化学を勉強できる時間が1hの想定です。

既習者用

対象者:既に教科書レベルは習得していて、スムーズに基礎問題精講を進めていける人

問題数 :111問
目安期間:3ヶ月半
周回数 :7周

<やり方>

1~2周目:6題/日(10min/1題)
3~4周目:8題/日(7.5min/1題)
5~7周目:10題/日(6min/1題)

  1. 「基礎問」を解く
    (3〜5分)
  2. 「解説」を熟読
    (0〜10分)
  3. 不明点は「精講」で確認
    (0〜5分)

※「1.基礎問を解く」で手が止まる時間は1分以内。わからないならすぐ諦め解説へ。
※精講はあくまで補助用
※3周目以降、明らかに正しい過程で正答できる問題は解説を読まなくてもいい。ただ問題は解くこと。

 

<順番>

順番は、

そこそこ自信がある
→「1~111一気に1周」×7

自信がない。1周後に忘れてそう。
→「理論4周→無機4周→有機4周」+「1~111一気に1周」×3

 

学校の某用問題集をしっかり解いていたようなタイプは前者を。映像授業と併用する場合などは後者をおすすめします。

 

独学者用

対象者:基礎問題精講1冊で勉強していく人

問題数 :111題
目安期間:5ヶ月
周回数 :7周

<やり方>

1~2周目:3題/日
3~5周目:6題/日
6~7周目:9題/日

  1. 「精講」でインプット
    (5~10分)
  2. 「基礎問」でアウトプット
    (5~10分)
  3. 「解説」を熟読
    (5~10分)

※「精講」の内容は短期記憶でいいので、頭に入れましょう。
※「基礎問」がわからないときはチラッと「精講」を確認
※「解説」で「精講」の内容も復習できる
※3周目以降は既習者のやり方と同じ

 

<順番>

「理論5周→無機5周→有機5周」→「1~111一気に1周」×2

復習までの期間を明けすぎると記憶が消滅して、二度手間になる可能性が高いので、短い間隔で周回していきましょう。

ある程度定着したら、全体通しで行きます。

 

 

 

化学 基礎問題精講
接続

化学 基礎問題精講
前にやる参考書

  • 映像授業
  • なし
  • 講義型参考書(Doシリーズなど)

個人的なおすすめ順で書いてます。

やっぱりスタディサプリとかYoutubeと併用する方が知識のインプットをしやすいし、基礎問題精講もスムーズに進むと思います。

ただ別に我慢強く勉強できるって人は、いきなり化学の基礎問題精講を使ってもらっても構いません。

講義型参考書をやるなら、講義型参考書の例題を完璧にした後に重問に行けばいいので、あまり効率的とは言えないでしょう。

 

スタディサプリのURLはここからどうぞ。月額1,980~円のところ現在14日間無料体験中なので、ぜひ気楽にお試しください。

 

化学 基礎問題精講
次にやる参考書

  • 重要問題集
  • 標準問題精講
  • 化学の新演習

 

化学の基礎問題精講のアウトプットも兼ねて、重要問題集のA問題を解きつつ、B問題を解けるようにしていくというのが一番いいかな?

標準問題精講はB問題レベルなので、無駄のないルートですが多分心折れます。

化学の新演習は受験に出ない範囲まで扱うので、そもそも参考書としての価値が微妙かもしれないという点で3番目。志望校の化学が難しいなら使ってもいいです。

 

 

 

まとめ

化学の基礎問題精講はうまく使えば、素晴らしい価値を発揮するので、ぜひ使ってみてください。

では。

私は新居への入居準備を進めます。

 

 

 

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