最近暖かくなったと思ったら、突然寒くなるのでダウンの片付けどきがわからなくて困ってます。
これが三寒四温ってやつですか。
今回は、
数学のノートについて。
数学でノートを取る場合におすすめなのは
無地ノート
という話です。
目次
数学で無地ノートを使うメリット
①試験はすべて白紙
まず数学で無地のノートを使う一番のメリットは、
試験がすべて無地だから。
無地の解答用紙にしっかりと綺麗に記述するのって思っているよりも難しいです。
解答用紙を半分に割るための縦線は慣れていないとうまく引けないし。
文字の大きさ間違えて、最後の方豆粒みたいな文字になったりするし。
まっすぐ文字書けないし。
グラフもフリーで書けないし。
意外と、
無地に慣れていないと難しいことはあります。
特に普段から罫線に甘えてグラフを書いている人は、無地になった途端にx軸とy軸がグチャグチャになったりします。
大学受験の数学で無地でない大学は今のところ見たことないくらいには少数派なので、普通に考えて、無地のノートを使う方が合理的。
できる限り本番に寄せて普段の勉強をする方がいいでしょう。
数学で無地ノートを使うメリット
②自由度が高い
当然ですが、
無地のノートの方が自由度が圧倒的に高いです。
- 分数を書くとき
- グラフの軸の目盛りを入れるとき
- lim(極限)や∮(インテグラル)を書くとき
いろんな場面で無地は真価を発揮します。
分数を書くとき、罫線や方眼の1行分に押し込むと数字が小さすぎて潰れてしまうことないですか?でも、2行使うとデカすぎて、ノートが不恰好になる。
無地なら好きな大きさで文字を書けます。
グラフの目盛りで1と10みたいに大きく離れた数値を書き込む際、方眼や罫線だと実際に10目盛り分ズラすか否か迷いませんか?線分を7:8に内分する点とか言われたとき、線分の長さをいくつにするか悩みませんか。
無地ならいい意味でアバウトに図を書けます。線に囚われないで済む。
limの下にx→∞と書こうと思うと字が潰れることありませんか?∮(インテグラル)の区間設定が複雑だと、もう普通の字なのか区間なのか区別つかなくなることないですか。
無地なら文字サイズは自由自在だし、枠線に囚われずにノートを取ることができる。
なんなら、
ノートの向きさえ自由です。
縦で書いてもいいし、横で書いてもいい。途中まで縦で使っていて、余った余白だけ横向きに使うってこともできます。
あの白紙のノートは完全にあなたの自由に記述できるんです。
自分の思考をできるだけ自由に記述できる点では無地のノートは非常に良いでしょう。
数学で無地ノートを使うメリット
③綺麗に解いたところで
んで、
ここまで書くと、
無地のノートは
- 文字が斜める
- グラフがまっすぐ書けない
- 縦が揃わない
- etc
たくさんの「ノートが綺麗に書けない」という苦情が出ます。
でも、
数学のノートって綺麗に書いたところでじゃないですか?
どんなメリットがあるんですか。
頭の中で考えてみてください。
だって、
参考書の方が綺麗に解法をまとめてるから、見返すときは参考書見返した方が頭の整理になるし。
「自分が苦手なところだけまとめられる」っていうんなら、別に参考書で苦手なところだけコピーしてファイルすればいいし。
「手で書くことで覚える」というのなら、別に雑でも同じ内容書いてたら、アウトプット視点では同じことでは?
別に綺麗に数学ノートを作る必要はないんです。
数学のノートって基本的に使い捨てでいいんですよ。コピー用紙とか裏紙でいいんです。とりあえず無地の紙さえあればいいのです。
数学ができる人のノートは?
はっきり言います。
実は、数学ができる人のノートは
なんのこだわりもない
計算さえできればいいと思っているパターンがほとんどです。
ごめんなさい笑。
これまでの話の腰を全部折るようなこと言ってます。
数学ができる人って、結局考え方や解法・知識を頭の中に留めておこうとするだけで、紙で保存しておこうという発想にならないんですね。
結局うろ覚え・丸暗記の知識は類題で活用できないわけですから、
自力で咀嚼して深い理解を伴った知識しか機能しないわけです。
そうなると、
大事なのはノートをどう書くかではなく、参考書を理解するために頭を働かせる、演習を通じて解法を習得する、という点が重要になります。
だから、
数学が得意な人のほとんどはノートを計算用紙くらいにしか思っていなく、別に後から自分のノートを見返すことはないです。
万が一間違い直しノートを作る際も、数問に対してやる。
何十問もある状態で直しノートを作るんじゃなくて、もっと完成度が高くなってから直しノートを作る方が圧倒的に効率的です。
まとめ
ということで、
数学はノートより使い方&演習量を意識せよ。
ということでした笑。
ただどのノートを選ぶって言われたら、やっぱり無地かなという感じです。
小学生や中学生でまだ安定して文字を書けない場合は方眼や罫線の方がいいですが、高校生になってきたら流石に慣れれば無地でも綺麗に書けます。
だから、
入試ライクな無地のノートがおすすめです。