最近はやりの映像授業。
東進、河合塾、駿台と大手予備校もガンガン映像授業を取り入れています。東進に至っては映像授業オンリー。
そして、
最近はスタディサプリやTry itなどの格安or無料の映像授業サービスも出てきています。
今回はそんな映像授業について考察していきたいと思います。
目次
映像授業のメリット
メリット①
自分のペースで勉強可能
映像授業の最大のメリットの1つは、
自分のペースで勉強可能ということです。
集団で受ける授業では、必ず「みんな」に合わせた授業ペースで進んでいきます。
だから、
当然「ついていけない人」と「ドンドン先に行きたい人」の2種類が発生してしまうのです。
「ついていけない人」にとっては、わけのわからない授業がガンガン進んでいき、非効率な時間を使っている。
「ドンドン先に行きたい人」にとっては、クソ遅い授業にストレスを感じて、イライラしている。
集団授業では、万人に合わせることなんてできない。
でも、
映像授業なら自分のペースで、勉強しやすい進度で進めていける。効率的に勉強できる。
映像授業なら無駄なく勉強できます。
私もガンガン効率的に勉強することができたので、中学2年生の頃にはセンター試験数学で8割~9割が安定していました。
圧倒的に速いです。
メリット②
場所・時間が完全自由
映像授業の圧倒的なメリットは、
場所・時間が完全自由だということ。
中学生、高校生は本当に忙しい。
昼間は丸々学校でつぶれるし、部活もあるし、アルバイトもある。友達とだって遊びたい。
それなのに、
塾や予備校に週に何度も通えば、毎日の自由時間はものすごく減ります。
塾の授業と通塾時間も考えれば、2時間~3時間くらいはなくなりますし、宿題も出るのでやることが多い。
塾のせいで自分の時間がかなり制限されることになります。
でも、
映像授業なら好きな場所で好きな時間にみることができます。
スタディサプリやTry itなどなら授業は15分単位から視聴することができるので、
学校帰りの電車のスキマ時間でも、夜ご飯を食べながらでも授業を受けることが出来ます。
また、
自分の都合のいい時間に見ればいいので、無理やり自分の生活を変える必要もないのです。
自分が夜型なら9時から見てもいいし、自分が朝型なら早起きして学校に行く前に見てもいい。
すべてが自由なのが映像授業です。
メリット③
何度でも視聴できる
そして、映像授業の大きな特徴。
映像授業は録画である。
普通の授業では、先生の話を聞き逃したり、説明がよくわからないと、スルーするしかないですよね。
わざわざ質問するにも勇気がいる。
でも映像授業は何度でも再生できます。
聞き逃したら巻き戻せばいいだけ。説明がよく分からなければ、もう一度説明を受けなおせばいい。
何度でもやり直せるから、わかるまで説明を受けられる。
映像授業には無限コンティニュー制度があるので、分からないで終わることはありません。
メリット④
最適なレベルがある
これも映像授業が録画だからできること。
自分に最適なレベルから勉強をスタートできる。
普通の塾では、基本的には自分の学年の授業しか受けることが出来ませんよね。
高1なら高1用の数学や英語しか勉強することができないわけです。
だから、
中学数学から復習したくても授業は受けられない。
でも映像授業なら中学校レベルから復習しなおすことができるので、しっかり昔の穴を埋めてから始められます。
スタディサプリに至っては、小学生の授業も視聴可能です。
足し算・引き算からでも勉強できます。
歴史なんかも入塾タイミングがずれると、勉強できない範囲がでてきてしまいます。
自分が入った時には、もう鎌倉時代まで終わってしまった。そしたら、鎌倉時代以前は自力で勉強するしかないです。
でも、
映像授業だったら、ちゃんとイチから勉強し始められます。
入塾タイミングを逃した人にもおすすめ。
メリット⑤
アニメで感覚的にわかる
黒板やホワイトボードを使った授業では、図がよくわからないときがありますよね。
立体の切断とか意味不明ですよね。
立方体を斜めに切って、切断面の面積とか求めるやつです。
映像授業ではアニメーションを使って解説できるので、圧倒的にわかりやすい。自然に頭に入ってくる。
なんといっても絵が動く、回転する。
図形が変形する、視点を変えられる。
だから見たまま理解できる。
映像授業のデメリット
デメリット①
自己管理は必要
映像授業では、リアルな先生や教師、チューターはいません。
自分のスケジュールや授業管理をしてくれる大人がいないので、自分の力で管理しないといけません。
誰かに言われないと出来ない人。すぐサボってしまう人。
といった、
自分を管理できない人が使うには少し厳しいかもしれません。
そうでなくても、映像授業ではモチベの維持が通常に比べて難しいです。
自分に厳しくスケジュールを組めるか、は映像授業での最重要課題だと思います。
デメリット②
質問しにくい
映像授業では基本質問できません。
Try itでは一回500円、スタディサプリでも別料金です。
でも逆に言えば、
質問されることを前提にしないくらい、授業をハイクオリティにしているということ。
私も高校数学の授業ⅠAⅡBⅢをすべて、映像授業で勉強しましたが、一度も質問したいとは思いませんでした。
それほど理解しやすい。
質問することはほぼないと思うので、たいしたデメリットにはなりません。
映像授業に向いている人
映像授業に向いている人は
- 自己管理が得意な人
- 意識がそれなりに高い人
- 塾に依存しない人
がメインな条件だと思います。
別に、「忙しい」人でなくても、十分使えるとは思います。
しかし、「自己管理」や「意識が高い」、「塾には依存しない」ような人でないと映像授業の利用は難しいと思います。
映像授業の注意点
別に映像授業に限った話ではないですが、
授業を受ける≠成績UP
授業を受けても、勉強が出来るようになったわけではないです。授業を受けて、その範囲を演習して初めて習得できるわけです。
映像授業を受けたら、絶対にそのテキストを解き直して復習する。または、参考書で演習して復習する。
授業+復習=成績UP
です。
きっと映像授業を受けるようになると、授業はかなり分かりやすいと思います。そうすると、授業を受けて、分かった気になってしまう。
それでは映像授業の意味がないです。
しっかり復習して、授業内容をマスターする癖をつけてください。スタディサプリを使った勉強法は↓の記事に書いてあるので、参考にしてください。
まとめ
映像授業のメリットを見ていただいて、分かったと思います。
映像授業のメリットは非常に魅力的
だと。
映像授業に向いている人が使えば、きっと受験では最強のツールになると思います。
「自分は映像授業に向いている」と思ったら、とりあえず映像授業を試してみてください。スタディサプリなら2週間無料体験、try itは無料です。
試してみて良かったら、是非とも注意点を守って受験最強のツールを使いこなしてみてください。
今日の名言
物語はここから始まるのだ。
手塚治虫