今回の記事は大学受験で英語長文が全く読めないという人を対象としています。
このシリーズは「英単語編」「英文法編」「英文解釈編」の3つがあって、今回は「英単語編」ということになります。
英語長文を全く読めない理由は「英文解釈編」で詳しく説明しているので、しっかり読めない原因を追及したい人は
英文解釈編↓
「英文解釈編」から来た人は、前半部分は内容が被るので参考書紹介まで飛ばしてください。
では、本題へ。
知っていると思いますが、現在の大学受験の英語はほぼほぼ長文が命です。
センターでは200点満点のうち、142点が長文問題です。別枠50点満点でリスニングもありますよね。
リスニングって、長文なら「読む」で理解している文章を「聞く」ことで理解しているだけですよね。
結局リスニング=長文を読む力+α なわけです。
ということはセンター試験は250点満点中、192点が長文を読む力を試されているわけです。
そして、あの英検は84点満点のうち、「Reading」が38点、「Listening」が30点、「writing」が16点です。
英検も84点満点中68点は長文を読む力を試されているんですね。
この大学受験の命、英語長文を全く読めない人はどうすれば読めるようになるのか。
それでは、原因から探っていきましょう。
目次
英語長文が全く読めない理由
英語長文が全く読めない理由は
- 単語力が足りてない
- 文法力が足りてない
- 英文解釈の技術が足りてない
毎度のことですが、英語長文を読むことを車を運転することに例えていきます。
単語力=タイヤ、文法力=エンジン、英文解釈の技術=運転技術 だと思ってください。
単語力が足りない
単語力がないのに英語長文を読もうとするのは、タイヤがないのに車を運転するようなものです。
進めるわけないだろ(笑)!
「タイヤないけど、車運転します」って、ここは水上スキーではないです。もしかして、魔法使えるんですか?
って感じです。
単語力がないのに、英語長文を読むというのはそういうことです。
そして、今回はこの部分を解決するのに最適な参考書「システム英単語Basic」を紹介しようと思います。
文法力が足りない
文法力が足りないというのは、エンジンなしで運転するようなもの。
タイヤ(単語力)があって、手で押せば少しは進むかもしれないです。つまり、単語の意味から文章の意味はすべて推測する感じです。
でも、それでは正確な読みは出来ず、毎回運に頼ったような長文読解になってしまいます。
英文解釈の技術が足りない
車で例えると、運転技術。
それなりな人なら、タイヤとエンジンがあれば、ある程度は車を運転できます。
ただ運転技術が壊滅的だと、ブレーキとアクセルを踏み間違えて、コンビニに突っ込みます(笑)。
英文解釈の技術は見落とす人が多いです。この原因に気づかないと、いくら勉強しても成績が上がらない最悪な事態になりかねないです。
システム英単語Basic
シス単Basicの対象者
偏差値40代の人におすすめです。
まだ、中学生レベルの単語に不安がある人、高校1,2年生レベルの基礎単語をガチガチに固めたい人におすすめ。
「学校や塾の友達が「ターゲット1900」や「システム英単語」を買って勉強しているけれども、自分には難しそうだな。」
という人にもおすすめ。
シス単Basicの到達レベル
ずばり、センター7,8割レベルの英単語力です。
システム英単語BasicはBasicと言いつつも、それなりのレベルまで連れて行ってくれます。
スタートの英単語レベルは中学生レベルなのに、なかなかやりますね。
既に、英単語力以外の力はセンター7,8割の人が使えば、シス単Basicだけでセンター8割も夢じゃないです。
シス単Basicの内容、特徴
単語数:1500語+180語(多義語)
内訳は、1章:中学生レベル(300語)、2~3章:センターレベル(1200語)、4章:多義語。
あと、一番初めにウォーミングアップで、超基本的な単語が100語紹介されています。
特徴は
「ミニマルフレーズ」。
ミニマルフレーズは約2~5語で構成される英語のフレーズです。すべての英単語にこのミニマルフレーズが用意されています。
このミニマルフレーズは使用される頻度が極めて高いフレーズで構成されているので、ついでに前置詞との組み合わせや、目的語の取り方などを覚えることができます。
普通の英単語帳って、例文が長すぎて例文中で覚えるのは大変ですよね。
それを解消したのがミニマルフレーズです。
おそらく、システム英単語シリーズ最大の売りはこのミニマルフレーズだと思います。圧倒的に覚えやすい。
I apologized ①__ her ②__ being late.
「私は遅れたことを彼女に謝った。」という意味になるように①__、②__に当てはまる前置詞を答えなさい。
答え:①to,②for
という問題も、システム英単語のミニマルフレーズの「apologize to him for being late」というフレーズを覚えていれば、瞬殺の問題です。
こんなふうに、ミニマルフレーズは頻出のものを集めて出来ているので、覚えると語法問題も余裕で攻略できます。
シス単Basicの次
実を言うと、システム英単語(普通のやつ)の1~2章、5章はシス単Basicの2~3章、4章と内容が同じです。
なので、システム英単語を買っても実質的には3、4章のみしか新しい単語が出てこないです。
そのまま「システム英単語」に進むかは自分でよーく考えてください。
おそらく次の参考書で最強なのは「単語王」だと思います。
シス単Basicの使い方
ポイントは単語との接触回数を極限まで増やすことです。
そのため使う時の条件として
- 一日に勉強する単語は100語~
- 1単語につき2秒で周回
これを守ってあとはひたすら勉強しまくればOKです。
私自身、まだ最強の暗記方法を見つけていないので具体的な使い方については、いずれ書きます。
それまで、自分の自己流の最強暗記法を見つけて頑張ってください。
たぶん、自己流の最強法を見つければ私の紹介する方法は使わなくていいでしょうが。
まとめ
今回は「単語力」が足りない人向けの記事を書きました。シリーズとして、「英文解釈」もあるので良かったら見ていったください。
システム英単語Basicを極めて、大学受験の英語長文の猛者となりましょう。
[…] 英単語編 英語長文が全く読めない人はこれを使え!システム英単語Basic! […]
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