合格祈願と言えば、「絵馬」ですよね。
小学生くらいの頃は神社に飾ってある「絵馬」の中から知り合いを探しまくりましたね(笑)。←マナー違反
たまに知り合いの「絵馬」を見つけて、願い事を読む。←マナー違反
まあ、小学生のころですからね。さすがに今は「絵馬」の盗み見はしません。
そんな絵馬ですが、実は正しい書き方(好ましい書き方)が存在します。神様に好かれる書き方です。
「合格祈願」の願い事を叶えてもらえるような、絵馬の正しい書き方を紹介していこうと思います。
神様に好かれる絵馬を書いて、ぜひ合格してください。
目次
絵馬の意味とは?
絵馬とは
神社や寺院に祈願するとき、あるいは祈願した願いが叶ってその謝礼をするときに社寺に奉納する、絵が描かれた木の板である。
wikipedia
絵馬の由来は?
絵馬の由来は
「神馬として生きた馬を神様に献上する」という奈良時代の風習だと言われています。
「神様!こんなに大切な馬をあげるから、どうか願い事を叶えておくれよ~。」という感じでしょうね。
時がたち、「生きた馬」は木や土で作った馬で代用されるようになりました。
そして、平安時代には絵に描いた馬を奉納するようになります。
さらに、室町時代では個人が小さな絵馬を奉納するようになりました。
江戸時代には絵馬の風習は民衆にも広がり、願い事を絵馬に書くようになったと言われています。
昭和時代になると、「馬」に限らずおおくの種類の絵馬が誕生しました。
また発祥の地は京都の貴船神社と言われています。
馬→木や土の模型→絵→絵(小型)
というわけですね。
ずいぶん、簡略化したな(笑)。しかも、最初は馬だったのに今は関係ない絵じゃん(笑)。
絵馬の買い方
絵馬は「買う」とは言わないんです。「初穂料」という言い方をします。初穂料は
日本古来の文化から来ているもので、その年に初めて収穫された稲穂を神様にお供えした事から、「初穂」と呼ばれるようになりました。
絵馬の値段は神社で500円~1,000円程度です。お手頃な価格で買うことができます。(あ、買うって言わないんだった)
巫女さんは「~~お納めください」と言いますよね。ようするに、「~~支払え」ってことです。
「~~お納めください」というのは、
絵馬は神様の分身的存在なので値段をつけるのは失礼である、という考えから来ています。
絵馬の書き方
志望校合格のためには正しい書き方が大切!
そのための注意事項は↓に書いていくので、これらの項目を守ればバッチリです。
①神様の種類を確認する
よくあるミスです。
神社によって、祀られている神様は違います。また、神様によってご利益は違いますよね。
だから神社によってご利益が違うんです。
「縁結び」の神様に「合格祈願」しても、叶えられません。もちろん、「金運」の神様に「健康祈願」しても意味ないです。
「金運」の神様に「合格祈願」したら、裏口入学の資金が手に入るかもしれませんが(笑)。
しっかりと、行く神社の神様のご利益を確認してから絵馬を掛けていきましょう。
②願い事は絵馬の裏に
願い事は絵馬の「絵が描いていない方=裏」に書きましょう。
「絵が描いてある方=表」に書いても、間違いではないです。しかし、書きにくいので裏に書きましょう。
③願い事は1つだけ
サンタクロースも基本的にプレゼントは1つだけ、でしたよね。
何個も何個も願い事書いてあると、
神様「こいつウザイし、面倒くさい奴だな。願い事叶えなくてあげる気にならん。」
ってなってしまうので、絵馬に書く願い事は1つだけにしましょう。「二兎を追う者は一兎をも得ず」です。
願い事はひとつだけなので、合格祈願も第一志望だけですよ。滑り止めなど他の併願校まで全勝しようなんて、欲張りはダメです(笑)。
④ペンは油性ペンor墨
水性ペンでは、雨で消えてしまいます。
使うなら油性ペン(基本は黒)or墨を使いましょう。昔、絵馬には「筆+墨」で書いていたそうです。
最近はカラーペンでギラギラにしていいる絵馬もあります。別に悪いことだとは思いませんが、神様は読みやすいのか。
神様ももう「老眼+疲れている」わけですから、読みやすい色で書いてあげないと、
神様「また、カラフルギラギラ絵馬来たよ。はい、次」
ってなってしまうかもしれないです(笑)。
⑤願い事は言い切る
よく「~~できますように」みたいな願い事を絵馬に書く人がいますが、それでは弱いです。
やはり神様は願い事の手助けをしてくれるだけなので、「私は頑張るから、精一杯応援してね♡」くらいの気持ちで書かないとダメです(笑)。
だから、
「絶対合格 ○○大学!」、「赤門を俺の凱旋門に!」くらいの勢いで絵馬は書きましょう。
本来、願い事というのは「将来なりたい自分」を書くものです。
「~~できますように」では、願い事が叶っていない状態を求めていることになってしまいます。
⑥名前・住所を記入
願い事の差出人がわからないと、神様が誰にこの願いを叶えればいいのか分からなくなってしまいます。
本当は「生年月日」、「名前」、「住所」の3つを書いた方がいいです。
しかし、今はプライバシーの問題もあるので「イニシャル」と「~~県」だけでも大丈夫です。(神主さん情報)
「イニシャル」と「~~県」だけでは誰だか分からないと思いますが、そこは神様が特殊能力でなんとかしてくれるのかな(笑)。
⑦絵馬掛け所に奉納
神社の絵馬がたくさんかかっている場所に、「絵馬」を奉納しましょう。
家に持ち帰ることもできますが、家に奉納するのは注意点があるので神社に奉納しておくことをおすすめします。
家に絵馬を奉納する際は
リビングなどの人が集まる場所の目線より高い位置(神棚など)に置きましょう。
⑧お礼参りも忘れずに
願い事を絵馬に書いて頼む
だけ
では失礼です。しっかり、神様にもお礼して帰りましょう。
しかし、神社参拝にもマナーがあります。(正直面倒くさい)ここで紹介しておきます。
- 午前中に参拝(できれば5時~7時)
- 鳥居は一礼してくぐる
- 手と口を清める
- お賽銭はそっと
- 2礼2拍手
まとめ
上で紹介した、絵馬の書き方はマナーです。決まり事ではないですが、守った方が神様も心地いいだろうということです。
是非、神様に好印象を持ってもらってほかの受験生に差を付けましょう。
ちなみに破魔矢についている絵馬は奉納しなくてもいいそうです。(神主情報)
ゲン担ぎに持って来いのお菓子も紹介しているので是非見て言ってください。
こっちの画像に絵馬使っちゃったよ。
あとこれも。
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