【海外体験記】ハーバード大とマサチューセッツ工科大の絶対的違い。

　

はい。

2019年の夏休みを使って、アメリカに留学行ってきました。

まあ留学先は、向こうではそれなりに有名らしいBoston Collegeっていうところでした。

ハーバードとマサチューセッツはOBのコネで案内してもらったので、留学したわけではないんですｗ

でも内部生から面白い話も聞いたので、ここで紹介しようと思います。

　

ハーバード大学

ハーバード大学では、私の学校のOB１人（ハーバードを２年前に卒業した？）＆ハーバード生４人と話す機会がありました。

概要

あの有名なハーバード大学。

実はアメリカ最古の大学らしく、アイビーリーグと呼ばれる８つの超裕福大学の１つにも数えられます。

金が大量にあるので、大学単位で投資に乗り出してさらに金を増やしています。

　

学生数は6,700人で男女比はほぼ同じ、約１割は留学生です。入試の合格率は5.2％ともいわれ、筆記試験を行わないことでも有名。

求められるのは「熱意」「独創性」などのペーパーテストで計れない方で、英語力や学力はあって当然。

（でも実際マサチューセッツの方が独創性ありますｗ）

どちらかといえば文系学部が強いですが、理系学部も全然ハイレベルです。

　

小話

名前の由来は創設者であり、相当な金額もの寄付者である「ジョンハーバード」です。

こいつの顔、実は本物じゃないらしいですｗ

誰もジョンハーバードの顔分からないくて「こんな感じでいいんじゃね」って作られたらしいですｗ

よく見るとジョンハーバードの足が金色ですよね。これを触ると幸運になるらしいんで触りましたが、特に何も起きなかったですｗ

今後に期待。

　

あとジョンハーバードのある「ハーバードヤード」と言われる中庭はかなり広めの公園みたいなもんで、近所の幼児が遊んでいました。

ハーバードヤードとその周辺には図書館や美術館などの建物が多くあるようですが、時間が合わなくて中には入れませんでした（泣）

これが図書館なんです。

まあハーバード所有の図書館は国外も合わせれば全部で８０コあるらしいんで、そのうちの単なる１図書館ですがｗ

かなりオシャレな建物で、地下もあったはず。バカでかくて相当な金額がかかってそうな建物ですが、１人の寄付だけで作られたようです。

さすが寄付金莫大すぎて経営が潤っている私立大学ですねｗ

感想

ハーバードに行ってみて一番思ったことは

向上心が高い

日本の高校生としていたら、意識高い系として若干敬遠されそうな人ばかりでした。

普通に話す分には何も感じませんが、真面目な質問をするとかなりカッコイイ答えが返ってくることがチョコチョコｗ

　

私のOBが話してくれたのは、

熱意がある 　　× 上手にできる	熱意がない 　　× 上手にできる
熱意がある 　　× 上手にできない	熱意がない 　　× 上手にできない

「熱意がある×上手にできる」分野なら、申し分ない。自分の気持ちにまかせて努力していれば凄くなれる。

だけど、人間どんな分野もできる人なんていない。

「熱意がある×上手にできない」のときに、どれだけ頑張れるか。頑張って１つ上の「熱意がある×上手にできる」に上げる。

もしかしたら才能がなくて、上手にできるようになるのは凄い難しいかもしれない。

それでも、熱意があるなら上を目指して努力する。

その努力をひたすら出来る人がハーバードには多い。

　

だから特技も豊富。基本的にはどの能力値をとっても超高水準で、みんなから凄いと言われる。

　

みたいな話をしてました。（結構たったので覚えてない所もある）

だからハーバードの美徳は

「努力」

みたいな感じなんですかね。

　

マサチューセッツ工科大学

マサチューセッツ工科大学では、全部で４人が案内してくれて私の担当は日本語がめちゃくちゃ上手な韓国人でした。

残りの３人は日本人だったんで、ぶっちゃけ言われるまで日本人だと思ってましたｗ

概要

通称MIT（ Massachusetts Institute of Technology）はハーバードより知名度は低いですが、中身はエグイ。

ノーベル賞受賞者は81名（2014年まで）で、ハーバードの48名を圧倒的に上回る。ちなみに日本のノーベル賞受賞者は25人です。

世界大学ランキング（QS）では８年連続１位。世界大学ランキング2020ではハーバードは３位です。

　

合格率は８％で留学生の合格はそのうち９％なので、私たちみたいな人の合格率は全体の0.72％ですねｗ

　

あとMITは宿題が非常に多いらしいです。

案内してくれた韓国の人は北海道大学に昔いたらしく、そこでは宿題は前日の２時間で十分終わったそうです。

しかしMITでは宿題を出されてから１週間やっても終わるかどうか。

本気で宿題をする必要があるそうです。

この人の友達の元東大生も「東大より全然勉強しないといけない」と言っていたそう。

　

やっぱり大学入って遊んでるのは日本くらいですね。

　

　

小話

これがMITの「Great Dome」ってやつらしいです。芝生もキレイで卒業式もここでやるようです。

過去にはGreat Domeの屋根の上にパトカーが置かれたことがあるそうですｗ

　

というのも、MITは伝統的に「ハック」と呼ばれるゲリラ悪戯をする習慣があるようで、ドームがR2-D2になったこともあるそうですｗｗ

ちなみにパトカーは頑張って分解して屋根に運んだあと、屋根の上で組み立てたとか。

下がそのパトカーです。

案内してくれた韓国の人は、警察に切符をきられた腹いせにパトカーを屋根にのせたと言っていましたｗ

　

あと、なぜかMITの学生は屋根にのぼりやすい習性があるらしく、それで転落してチョクチョク人が死ぬらしいです。

韓国の人が笑いながら言ってました。

さすがに笑いごとじゃないだろ。

　

ちなみに↓の「Kresge Auditorium」は人が転落したのに死ななかったらしいです。

※写真取り忘れてたんで引用すいません

　

他にはユニークな建物が多いです。

これは「Stata Center」という謎多き建物。もちろん外見も十分にイカレテいますが、中身も謎。

真ん中がくぼんでいる鏡

他にも、変な椅子や黒板がありました。黒板には２次方程式の判別式と背理法が書いてあったのは覚えてます。フェルマーの小定理の１つもありました。

簡単な問題だったので、外部の人が書いていったのかもしれません。

　

で一番言いたいことは、

雨漏りする

　

見た目を意識しすぎたかわりに、実用的な機能を忘れてしまったようですｗ

　

感想

MITで一番思ったのは、

「差別化」「個性」「自己アピール」

が重要視されるということです。

案内してくれた韓国の人が言ってたんですが、みんな変なことをしたがる。みんなと違う方が美しい。

そんな感覚の人が多いです。

　

私もその韓国人からお墨付きもらいましたｗお前みたいなやつがMIT向いてるって。

いや、嬉しくないからｗ

　

でも確かにその韓国人は非常に「個性」が分かりやすかったです。

いつも女の子をデートに誘うことしか考えてない。

案内中も「ここの図書館は眺めがいいんですよ。一緒に勉強しようって誘って、２人きりでここでね…」

みたいな妄想モード入りだすと止まらないですｗ

「この屋根にのぼって、夕日を見ながら手を握るんですよ」とかずっと言ってましたｗ

　

ただキャラに一貫性があって、人とも被らない。

個性が確立されていて、funnyとinterestingの２つの意味で面白い人でしたね。

　

他のMIT生と深い話をする機会はなかったので、本当にごく一部のMITしか知らないわけですが、その中の結論は

個性

です。

　

　

まとめ

ハーバードやMITは高嶺の花すぎて、何が何だか分からない凄さでしたが、各々かなり特徴的。

やっぱり世界トップクラスの学校は校風っていうのが確立されていて、見ているだけでも面白いですよね。

私はMITの方が好きですけど。

今回は書く記事のネタがなかったんで体験記みたいにしましたが、またネタ見つけ次第更新します。

毎度ありがとうございました。