校内模試で学年1位もとった。
東大理ⅢのA判定を何度も取ってきた。
偏差値80は何度も超えてきた。
それは塾のおかげなんかじゃない。
自学自習のおかげ
はい。
少年ジャンプ系の単行本の次巻予告っぽく書いてみましたw
特に最近はやりの「鬼滅の刃」なんかもね、こんな雰囲気の次巻予告だったような気がします。
目次
大学受験に塾は必要か?
高校生が成績を上げよう、大学受験をしようと思うときは99%「塾に通う」という選択肢からスタートする。
しかし、
大学受験には本当に塾は必要なのか?
答えはNo
その理由を今回は熱弁したいと思います。
理由①塾の価値は言うほど
そもそも塾には年に100万もはらう価値はあるのか?
なぜ塾に金を払って通っているのか。
- 1人じゃあ勉強できないから
- 説明されないと理解できないから
- 塾は受験の情報をたくさん持っているから
みたいなことを思った人もいると思います。
でも、
実際それにどれほどの価値があるのか。
「1人じゃあ勉強できない」とは言うが、みんななら勉強するのか。大勢でいたら勉強するのか。
自分1人で勉強するのが一番効率的に進むんだから、一人で勉強できるようにならないと
そもそも大学受験では生き残れない。
「説明されないと理解できない」、つまり人に噛み砕いて説明してもらえば問題はない。
なら「スタディサプリ」でも「try it」でも映像授業アプリを使えばいい。
「スタディサプリ」は大手予備校から1流講師を招いていながら、月額980円で無制限に授業が見れる。
「try it」に至っては無料。
「塾は受験の情報をたくさん持っている」が、それは情報が広いだけ。
各大学に関する情報は、一般庶民でも調べられる程度しか持っていません。チューターなんて何も知りません。
それぞれの大学の最低合格点、配点、出題分野、近年の傾向はすべてネットに出ています。
常に多数派の意見を尊重していけば、ネット情報とはいえ、そうそう間違うことはありません。
塾を正当化する言い分に無意識に洗脳されているだけで、よくよく考えてみれば「塾じゃなきゃいけないこと」なんて1つもないです。
塾の役割は、こじつけ or 代替品がある。
塾に年に100万もはらう価値なんてないし、いいカモになるだけです。
なんとなく塾に入っても良いことは1つもない。
理由②勉強法はネットの方が優秀
塾に入るときに、
- 塾は勉強法を教えてくれる
- プロのノウハウを受け継げる
そう思う人も多いでしょう。
しかし、
実際はノートの取り方1つ教えてくれない塾講師がほとんどですよね。
普段の勉強も何をすれば成績が上がるのか、なんて教えてくれない。
確かに問題を解説するのは上手いけど、根本的なことは教えてくれないのが塾なんです。
魚は与えるけど、釣り竿はあげない。
だから塾に通わなければ生きていけない、と受験生たちに思わせる。
でも、
実際はネットに釣り竿の材料がゴロゴロ転がってます。
そのまま釣り竿がもらえるわけではないけど、少し考えて頑張ってみれば、すぐに完成します。
どの参考書が分かりやすいのか。
志望校に受かるまでに何冊やればいいのか。
どんなふうに勉強したらいいのか。
ネットにはそういう受験情報を公開している人がたくさんいます。
そして多数派を採用していれば、最適解ではないかもしれませんが、まず間違いを選ぶことはありません。
理由③結局、塾より自習で伸びる
「塾で授業を受ける」
→「成績が上がる」
と考える人は多めです。
しかし、実はこのサイクルは成立していません。
本当に成績が上がるサイクルというのは、
「塾で授業を受ける」→「わかる」
「自力で問題を解く」→「できる」
→「成績が上がる」
まず「塾で授業を受ける」ことによって、問題の解き方を理解し「わかる」状態に持って行く。
そして「自力で問題を解く」を繰り返して、「できる」になって、初めて点数に変わっていくんです。
だから、
定期テストでも「わかるけど解けない」という状況が多発するんです。
結局、
みんなと差をつけて偏差値を上げていくポイントは「自力で問題を解く」という
自習の過程。
塾に行って、授業をうけまくっても成績が一向に上がる気配がないのは、この自習の過程を無視しているからです。
逆に言えば、この自習の過程さえキッチリやれば成績は上がります。
「わかる」はスタディサプリでもtry itでもできます。
理解力のある人なら、参考書でもできます。
塾が貢献している部分は実はかなり少ないんです。
大学受験に塾なしで
大学受験に「塾なし」で挑むメリット、デメリットを紹介します。
「塾なし」で大学受験に挑むとなれば、やはり中心となるのは
- 参考書
- 映像授業
そのあたりを使用することも前提として説明していきます。
メリット
①何より圧倒的に安い
大手の大学受験予備校となると
100万円~150万円 /年
この金額を払うために自分たちの親はどれだけ働いているのか。
お母さんが週に何日パートに出ているのか。
両親が自分の未来のために毎日何時間も使ってくれている時間の対価を塾で得られているのか。
それを考えると、むやみに高額な塾費を払うのも気が引ける。
一方、仮に参考書とスタディサプリなら
- 一冊1,000円の参考書
- 月額980円のスタディサプリ
で1年間にかかる受験勉強の費用なんて
総額3万円未満
でしょう。
それだけ節約できます。
参考書は塾講師のまとめノート。
それが約1,000円で売られているんだから、凄い安売りセールだと思いませんか。
どうして紙面にすると安くなるのかは謎です。
②自分のペースで進める
塾の授業では、
- 分かっていることを永遠と説明される
- 分からないのに説明を飛ばされる
ことは度々おこります。
特に後者の「分からないのに説明を飛ばされる」は塾の授業あるあるの1つだと思います。
実際、
その時間を自分の苦手を勉強する時間に充てることができたら…
分からないことも減るし、きっと他の内容の理解も深まる。だから、他の部分で分からない所も減る。
正のスパイラルに入れます。
塾の授業は集団でうけるからこそ、自分1人にとってみれば効率は下がるわけです。
でも参考書なら、
自分にあったレベルを、自分の好きなタイミングで、自分のぺースで勉強することができます。
だから順番と時期さえ間違えなければ、それこそ光速で成績が上がっていきます。
私はそれで数学の成績が3ヶ月で70を超えました。
もとは偏差値50くらいの普通の成績だったのに、です。
③むしろ自信がついてくる
塾なしで頑張るのはきつい。
と思われがちです。
でも軌道にさえ乗ってしまえば、むしろ自分に対する自信が無限に湧いてきます。
- 自分は塾に行ってるやつより凄い
- 1年で100万円以上を自力でうかしてる
- このまま続ければ絶対合格できる
「塾なし」の受験勉強でつらいのは最初の数ヶ月だけで、乗ってしまえばアンストッパブル。
それだけ自信になります。
それは大学受験のゴールである入試本番でも良い影響になります。
誰よりも自分の独力でココまで這い上がってきた自負がある。だから、そこらのヒヨワな受験生には負ける気がしない。
「塾なし」受験勉強は、自分を人としても成長させます。
デメリット
①情報の選別が面倒
ネットに上がっている情報を中心にして、勉強の計画を立てていきます。
そのため、
情報の信憑性を確認する
のが面倒。
ネットに載っている参考書のレビュー記事だって、実際には本屋でチラ見しただけの記事もあります。
特に、2chに関しては噂や先入観だけで話が進んでいくものが多いです。
その中で正しい情報を選んでいく方法は主に2つ、
- 自分で見る、試す
- 多数派を採用
です。
私は多数派の意見をもとに参考書をピックアップしてきて、本屋に行ってまとめてみていく。
そうすると、
ハズレも引かないし、信頼できるサイトも徐々に分かってきます。
信頼できるサイトを探すのに少し手間がかかるので、そこがデメリットです。
②軌道にのるまで不安
一回、何かの教科で上手く成績が上がるまで不安です。
それまでは、
ネットで独学で大成功した人たちの体験談を読み漁ったり、再度計画を確かめてみたり。
自分の不安と戦ってました。
だって完全素人の自分が受験に1人で戦うわけですから、メンタル勝負もいいとこです。
でも、最初に手を付けた「数学」を3か月間勉強して、偏差値がアッという間に上がりました。
これで自分の勉強法に確信を持ちました。
まずは1つ。
1つ極めれば、すべてが始まります。
まとめ
大学受験に塾なしで挑む人は意外といます。
進学校の生徒は塾に0円でさそわれるから在籍するものの、自習室以外はまったく使わない人が多い。
先輩もみんなそうしてきてる。
だから成功者はたくさんいます。
ぜひ自分を信じて頑張ってみてください。
はじめてコメントさせて頂きます。
現在高1の子供が塾なしで旧帝を目指しており、大学受験までの参考書ルートを調べていてこちらのサイトに辿り着きました。
とても素晴らしい内容で、インスタの方も含め、メモを取って参考にさせて頂いております!
私自身も30年ほど前に塾なしで旧帝に合格しました(東大もずっとA判定でセンターも合格圏内でしたが、地方在住のため近所の旧帝を受験しました)。受験に塾は必要ないと思っております。ネットで情報を集められ、いい参考書がたくさん出版されている今の時代には尚更です。
とても有益な情報を提供してくださって本当にありがたいです。お忙しいとは思いますが、今後もご無理のない程度に更新していただけたら幸いです。
河合の九大医進コースに入ろうと思っていたのですが、dioさんの記事を読んで宅浪も検討し始めました。「分からないことがあったときに質問できないこと」「年間を通してのモチベの維持」が僕的に不安材料として大きいのですが、そこはどう解決していくと良いでしょうか。
「分からないことがあったときに質問できないこと」は、解決できないですね。Twitterとかで聞くのがはやそうですが。
「年間を通してのモチベの維持」は、私はスタプラで解決していました。こちらもsnsだよりです。
なるほどですね、、孤独との戦いになりそうですね、、。
あと、この話には関係無い質問なんですけど、今一対一の数1をやっているんですが、一冊ずつ処理をしていって最後(数3)までいったときに最初の数1の内容を忘れていないか不安です。dioさんはどうしていましたか?
また、九大医学部に合格するためにはいつ頃までに一対一を終わらせれば良いでしょうか。
何度も質問してしまい申し訳ないです。
dioさんはどうしていましたか?
→7周して体で覚えてたので忘れませんでした。
いつ頃までに一対一を終わらせれば良いでしょうか。
→あなたの最終的な得点計画がわからないのでなんとも言えません。最低ラインは高3の夏までです。
わかりました。
丁寧に回答していただきありがとうございます!
[…] 理ⅢA判定が語る。大学受験に塾は必要ない!「塾なし」の方が強い! […]