今回は少し受験勉強と離れた記事を書こうかな
そんなふうに思い、大学生になってから思ったことをつらつら書き連ねようかなという企画です。まあ名前は適当で「東大生日記」ってことにしときます。
特に、
「浪人生って大学で浮くの?」
「現役に比べたら浪人って恥ずかしい?」
について。
目次
浪人生は恥ずかしい?
よく、
受験生や浪人生って
- 絶対浪人したくない!
- 浪人したら大学で友達出来なんじゃないか?
- 現役生からどう思われるんだろう?
と思う人多いですよね。
現に私も受験生の時思ってました。(浪人の人ごめんなさい笑)
でも最近思うのはですね、
浪人生の方が人として面白い
あんまり主語を大きくするつもりもないですが、少なくとも私の周りでは明らかにそうだと思っています。(東大だからっていうのもあるかもしれませんが)
実は私がよくつるむ仲の良い大学グループがあるんですけど、そのライングループは「一浪理二」っていうグループなんですね。
全部で9人いて、8人が一浪理二で、残る1人が現役理三の私です。
(東大のクラスって、人数の関係で理科二類と理科三類がごちゃ混ぜで編成されてます)
そんで、
彼女も一浪理二です笑。
別に、
学歴を見て人付き合いしてるわけでは全くないんですけど、自然と面白いなって思う人は全員一浪なんですよね笑笑。
まあ、
それを踏まえて以下読んでみてください。
※以下、「浪人生」を無駄なプライドがない大学生の、「現役生」をプライドの塊みたいな大学生の総称のように使ってます。もちろん例外だらけなのはわかってます。いちいち書くのが面倒だったので。
浪人生の偉大さ
本当に常々思うのは、
浪人生に無駄なプライドがない
ことです。
東大の現役生とか、もう本当にプライドの塊みたいなやつがうじゃうじゃいます。
授業とかで初対面の時に自己紹介をお互いしたりするんですけど、
相手「理科一類○組の〇〇です。よろしく。」
私「理科三類○組のdioです。よろしく〜」
相手「ヘェ〜、理三なんだ。俺も模試で理三A判定取ってたんだよね。」
私「そっか、めちゃすごいやん」
相手「だから受けたら理3受かってたわ。受けなかっただけだけど」
みたいな会話をもう何度もする。
流石にダルいんですよね。自己紹介で科類も言いなさいって言われてるから、理3って言ってるだけで、そこは触れないでいいんですよ。
別にすごいと思って欲しくて言ってないし。張り合われてもなかなか困るんです。
あと、
もう大学入ってるんだから科類とかどうでもいいだろ、って。
ちょっとイジるとすぐ早口で言い返してくるし。
話の節々によくわからない見栄を入れてくるし。
人の自慢話素直に誉めれないし。
プライドが高いことは別に一概に悪いとは思わないですけど、それが社会に出ていく邪魔をしているんじゃないかなーって思います。
逆に、
浪人生は社会性が高いなあ、と思うことが多いです。
自分の見栄を張ろうとするより、円滑に仲良くなるための会話をしてくれる。
多少イジられてもなんとも思わない。(いじられ慣れてるのでしょう)
失敗を笑いに変えて生きるのが上手ですよね。
一度大きな挫折をしている分、日常の失敗を笑って過ごせる、強いストレス耐性があるように思えます。
リスクを取ること、失敗すること、に対する恐怖が少ないので、なんだかんだ色々なことに挑戦したり、冒険する印象があります。
あとすごい思ったのが、
彼女いる率は圧倒的に浪人の方が高いんですよね。どういうわけか。
個人的に思ったのは、
中高男子校出身でさして挫折経験のない人は、告白して振られるっていう失敗を過度に恐れている気がするんですよね。
まあこれはなんとなくですけど。
よく言われる
「東大生と言っても勉強だけか」
というのは、そういうプライドの塊みたいな現役生なのかなって思います。
受験生のときは受験競争にさらされているので、そう思うのも仕方ない部分があります。が、時と共に成長していくべきでしょう。
結果、浪人生の方が賢いんじゃね?
んで、思うのは、
- 人と上手にコミュニケーションを取ること
- 自分のしょうもないプライドを守ること
この二つを考えたときに、
絶対前者の方が自分に取って得なんですよ。
そういう視点で見たとき、より広く深い視野で物事を考えられているのは浪人生の方なんじゃないかなって思うわけですよね。
もちろん、
譲れないプライドの1つや2つ誰にでもあると思うんですけど。
自分のアイデンティティが偏差値とか、足の速さとか、数字にとらわれている以上、余裕は生まれない。
ナンバーワンを目指す以上、基本的には自分より上がいる。そして存在を否定されたような気分になる。だから、余計なプライドが発生する。
逆に、
アイデンティティが人間性とか生き様などオンリーワンな部分に出てくると、些細なことは気にならない気がするんですよね。
そういう人間力みたいなものが浪人生には備わっている気がします。
もちろん、
ナンバーワンを目指して数字だけに捉われることで生まれる圧倒的な強さっていうのもあると思うんですけど。(スポーツ選手とか、受験生とか)
それは長い目で見ると脆い。
まとめ
多分昔からこのブログ見てくれてる人は気づいてるかもしれないんですが、私は東大に入って人生観が結構変わりました。
でも、
これは私が今回でいうプライドの塊な「現役生」、という道を一度通ったからこその成長なのかなって思っています。
やっぱり、
新しい仲間を得ることは大事です。
みなさんもぜひ大学に進学して自分を成長させてくれるような仲間と出会ってください。
あ、ちなみに私は現役か浪人かは血液型くらいどうでもいいと思って普段生きてます。ただ思い返してみると両者には差があるなーって思って記事にしただけです。
現役東大生のとても深いお話ですね。
最近の投稿再開とても嬉しいです。
dioさんのように大きな視点で物事を捉えられるように頑張っていきたいです。
これからも応援しています。
新記事多くて嬉しいです!毎記事楽しみです。