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【復習 やり方】革命的な復習方法3選!ピッタリの方法を見つけろ!

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「予習より復習」「復習は大事だ!」「復習をしないと授業を受けた意味がない」とまで言われる復習ですが、具体的にどうすべきかわからない。

ということで、

今回は、

復習方法

を複数個紹介しようと思います。

 

復習の方法なんて、人の数だけあると思うので、この中からぜひ参考になるやり方を探し出して、自分なりにアレンジしてみてください。

 

 

 

目次

復習の考え方

復習を考える上で、どんな復習方法でも共通の考え方というのは存在します。ここでは復習をする上で大事になる考え方をいくつか紹介します。

  • 間隔と回数
  • インプットとアウトプット
  • 記憶の無機/有機

 

この3つについて話します。

これら3点の内容を意識した勉強法をするだけでも十分効果があるでしょう。

 

今までちょくちょく話してきている内容なので、読者のみなさんは既知の内容が多いかもしれません。その時は飛ばしてください。

 

復習の考え方
①間隔と回数

まず間隔と回数について。

 

勉強の復習において大事なのは”タイミング”。いつ、何回復習するかというのが非常に大事になってきます。

一般的に、

復習回数が多いほど記憶の定着率はいいです。

 

こう聞いたら当然ですね笑。

じゃあ、

「60分で1回だけ復習する」場合と「3分ずつ20回復習する」場合では、どちらの方が記憶の定着率がいいでしょうか?

 

 

もちろん場合によるので一概には言えませんが、基本的に後者の「3分ずつ20回復習する」場合の方が記憶定着率は高いと言われています。

長時間で数回の復習より、短時間で複数回の復習の方が効果が高い

ということが科学的にわかっています。

 

記憶に関連する脳の一部、海馬において、記憶の重要度を判断します。記憶の重要度が低いものは短期記憶として、重要度が高いものは長期記憶として脳内で一定期間保存されます。

この重要度の基準は、自分の生存に役立つか否か。

過去に出現頻度の低い事象は、将来的にまた出現する可能性が低いわけですから、生存に役立つ可能性も同じく低いわけです。

逆に、

出現頻度の高い事象は将来また遭遇する可能性が高いため、その際に有利に振る舞えるように記憶しておく必要があると脳が判断します。

 

 

じゃあ、

その複数回の復習はどのタイミングでやったらいいの?

 

 

例えば、0日目に勉強した内容を合計7回復習するとします。
(ちょっと諸事情あって面倒なんで少なめにしています。)

1日目〜7日目まで毎日1回ずつ復習するグループをグループA。
10日目、20日目…70日目と10日おきに1回ずつ復習するグループをグループB。
1日目、2日目、4日目、8日目…64日目と2x日目に1回ずつ復習するグループをグループC。

としたとき、

100日目の記憶定着率が一番高いのはどのグループでしょう?

 

 

(実際にこの実験をしたわけではないので、あくまで思考実験程度に考えて欲しいです。ただ結論の裏付けとなる根拠はちゃんとあって、「バラードウィリアムズ効果」と呼ばれています。「エビングハウスの忘却曲線」も根拠になるかも。)

 

結論から言うと、

一般的にグループCの記憶定着率が一番いいです。

 

抽象的な話をすれば、ちょうど忘却する時期に復習するのが一番効果が高い長期記憶に残りやすいと言われています。

グループAは7日間連続で復習するわけですが、1日目〜6日目まで毎日見てきた内容を7日目に復習しても、まだ全然覚えていますよね。

記憶がフレッシュな状態で復習しても自己満で終わります。

フレッシュな状態でもう一度復習しても短期記憶にしか残らず、結果として時間の経過とともに記憶はドンドン薄れていってしまいます。

 

そして逆に、

グループBのように期間を大きくあけて復習すると毎回0からスタートになり、効率は良くないです。

10日目の復習なんて、ほぼ全部忘れています。もう一度覚え直すところからスタートしないといけないので、時間がかかります。

 

復習の最適なタイミングは、ちょうど忘れる直前

一つの目安として推奨されているのは、1日・1週間・2週間・1ヶ月です。

実際ポーランドの研究者ピョートル・ウォズニアックによると最適な復習のタイミングは以下のように示されています。

  • 復習1回目……1~2日後に行なう
  • 復習2回目……7日後に行なう
  • 復習3回目……16日後に行なう
  • 復習4回目……35日後に行なう
  • 復習5回目……62日後に行なう
https://studyhacker.net/how-to-reviewより

 

もちろん、

記憶にはいろいろな要因が絡むので、一概には言えないですが、おおよその目安として上記の日数を参考に復習すると効果が高いです。

ただ計画遂行上のやりにくさ(いちいちそれぞれの学習内容を1週間後、2週間後とかに復習するのは管理が難しい)もあると思うので、そこは考える部分です。

 

 

 

復習の考え方
②インプットとアウトプット

復習方法において記憶の定着効率は、

インプット<アウトプット

です。

 

 

1つの考え方として、「ラーニングピラミッド」というものがあります。

この%が一体分母を何として、分子を何としたときの記憶量なのか、どの時点での記憶量なのか、というのはわからないのであくまで参考数値とします。

 

上の図を見れば分かるとおり、

アウトプットを要する行為ほど記憶定着率がいい

ことがわかると思います。

「人に教える/説明する(90%)」や「グループ討論(75%)」など自分から情報を外に出す、外向きの行為は非常に定着率が高いです。

一方で「講義を受ける(5%)」や「本を読む(10%)」など情報が内向きの行為は最下位です。

 

アウトプットをするには情報が正確に記憶されていることが大前提であり、脳により大きな負荷をかけます。その分だけ記憶の定着も早くなるわけです。

 

歴史の復習をする場合に

「もう一度教科書を読み直す」グループAと、「一問一答などで問題演習を繰り返す」グループBとでは、Bの方が効率的に記憶を定着させることができます。

一見するとインプットは全範囲をしっかりと記憶しているようで、実は広く浅く、全部すぐに抜けていってしまいます。

もちろん、

インプットがなければアウトプットもできませんが、一度インプットした知識を再度インプットし直す効果というのはあまりありません。

勉強はアウトプット重視で計画を組むべきなのです。

 

具体的なアウトプット方法として、

  • 問題演習
  • 1人講義
  • 想起

などがあります。

 

「問題演習」はそのまま、持っている知識を利用して問題を解いていくことで、アウトプットをしていきます。

「1人講義」とは、誰かに講義をしているかのように、小学生に説明するように、自分で授業を展開する復習方法です。記憶の定着率はいいですが、時間がかかるのが難点。

「想起」とは、内容を頭の中で復元していくこと。

「1人講義」ほどの効果は見込めないものの、時間があまりかからず、効果も70~80%ほどであるという実験を見たことがあります。

 

 

 

復習の考え方
③記憶の無機/有機

記憶には

「無機的な記憶」と「有機的な記憶」

があります。

 

明確に2種類に分かれるというよりは程度の差です。

 

例えば、

文字列「CFGUV」を暗記しようとした場合、これは非常に「無機的な記憶」になります。ただの丸暗記で、他の知識に何も紐付けられない記憶です。

逆に、

文字列「apple」をりんごの写真や実物、味や色などと一緒に暗記しようとした場合、これは非常に「有機的な記憶」になります。

Apple

 

人の脳は「有機的な記憶」の方が記憶しやすい傾向にあります。

五感・他の知識との関連が多ければ多いほど、記憶は忘れにくくなります。逆に少ければ少ないほど覚えにくく、忘れやすくなります。

 

理解した情報の方が暗記しやすいのは、その情報を今までに自分が持っている情報で再構築する(=理解する)ことで、既存の知識と結びつくからというのも要因の1つです。

暗記物は少しでも暗記量を減らそうと無機質な/機械的な暗記をしがちです。

しかし脳の観点からすれば、

様々な情報を結びつけて、余分な情報も同時に暗記した方が結果として記憶に残りやすく、忘れにくいものになります。

 

 

 

 

復習の方法
①4日2日の勉強法

これは武田塾が推奨している勉強法です。

勉強法自体は非常に優秀だと思うので、ここで共有させていただきます。

 

勉強法としては非常にシンプルで、4日進み、2日復習。

day1day2day3day4day5day6
1~1011~2021~3031~401~401~40

 

というように勉強していくサイクルです。

1週間で3周するサイクルで、「間隔と回数」で述べた通り、1週間において記憶が定着しやすいサイクルだと言えるでしょう。

また、

例えば1週間40問進むペースで合計150~200問ほどの問題集を周回している場合、約1ヶ月でもう一度戻ってこれるので、こちらに関しても非常に効率の良い復習サイクルとなります。

 

難点を挙げるとすれば、

day1~day4でしっかり1周目のインプットを完了しておかないと、day5/day6の負担が非常に増えます。

day1~day4でほぼほぼ内容は一旦完璧にした状態で、day5とday6ではそれのあくまで”復習”という位置付けでないと回らないでしょう。

 

また、

学校行事や健康状態等でペースが乱れた際に、1週間以内に復活することが難しいことです。

1週間で1セットの勉強法なので、途中で中断された場合にどうサイクルを復活していくか、は考えものでしょう。

例えばday3の日に熱を出して、day3,4と勉強ができなかった場合。強行して「day1,2の内容だけをday5,6に復習する」か「次の日からday3,4とやっていくか。」などなど。

あまり期間が空くとday5,6扱いの日の負担が増えるので、そこら辺をうまく調節する必要はあります。

 

また1週間だと1日余るので、この日をどう扱うか。

模試がある週ならこれでいいし。模試がない週なら5日2日のサイクルにしてみてもいいし。単純に休暇としてもいいし。

 

アレンジのしようはいくらでもあるので、ぜひ使ってみてください。

 

  

 

復習の方法
②7周勉強法

これは私が推奨している勉強法ですが、サイクルというよりひたすら高速で周回するだけの脳筋、勉強法です。

間違えても解説を熟読するだけで直しはせず、次の周の自分に任せます。

 

メリットとしては、

  • 圧倒的なアウトプット重視で長期記憶
  • 不測の事態に対応しやすい

などがあります。

参考書をインプットで暗記していくというよりは、何度も解くことで記憶を定着させていくアウトプット型なので記憶の定着率はいいです。

1度7周した参考書は受験が終わるまで95%ほど記憶が残ります。

また毎日大量に問題を解くだけなので、熱や行事による休みも関係なくやっていればいいです。

 

デメリットとしては、

  • 1周目と2周目の間隔が長い

こと。

1周目に割と強くインプットしないと2周目の時には結構忘れているので、そこだけが難しいところ。

 

私のコメント欄に昔来てくれた人は、

day1にやった内容を、day2にもう一度やる。2日1セットで、最初参考書をやり切ります。そのあとは、毎日新しい部分をガンガン解き進める。

 

そっちの方が理にかなってるかな?と思います。

 

まとめ

復習方法にはいろんな考え方があります。

科学的に正しい考え方に則って、ぜひ自分なりの最高の復習方法を完成させてください。

 

 

 

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執筆者:


  1. Chihi より:

    主さんって基礎問題精巧2週目正答率どのくらいですか?

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