中学受験

【中学受験】5年生から御三家合格!いつから塾に入るかは関係なし!

投稿日:

 

 

中学受験は4年生から始めるのが当たり前。

今では、多くの人が小学3年生から中学受験の塾に入って、準備を始めています。

中には小学校低学年のうちから塾に入れて、先取り教育を進めている家庭もあるようです。

 

そんな中で、

5年生から中学受験を始めても間に合うのか?

いつから塾に入るのがベストなのか?

 

中学受験の塾に入る時期について、

小学5年生の5月に中学受験の塾に入って、最終的に神奈川の御三家の1つに受かった私の体験談も交えて話したいと思います。

 

目次

中学受験 5年生から塾に入る

メリット① 金・時間を節約できる

5年生からの通塾となれば、普通の人に比べて通塾が1年短くなります。

そうなれば、

4年生の間にかかる塾の費用、交通費、などの金銭はもちろん少なくなります。

そして4年生から塾に時間を取られることもなくなり、子供は1年間余分に自由に友達と遊べます。

 

この4年生の1年間は非常に大切だと思っています。

この1年間は習い事だけを一生懸命できるし、何も気にせず友達と楽しく遊べるのです。

塾に入ってしまえば、通塾や宿題で忙しく、他のことをやっている暇はあまり残りません。

 

4年生でも算・国・理社を取ることになり、週3で通塾するのが当たり前になってしまいます。

 

普通の小学生としての思い出を残すなら塾に入る前までなんです。

だから1年でも長く、塾に入らないでおきたい。

 

私はそう思います。

 

メリット② 塾に慣れ過ぎない

低学年のうちから塾に入っていた人は、

  • 気づいたら塾が日常
  • 先生との仲も長い
  • 初めは敵が少なく好成績

⇒塾が学童みたいになる

というのもあって、

塾での集中力が低くなりやすい

 

私の通っていた中学受験塾でも早期入塾をした人の方が圧倒的に、下位クラスに多かったです。

塾では本来、ある程度の緊張感があるべきです。

 

ある程度の緊張感がないと、宿題もちゃんとやらないし、授業も真面目に聞かなくなりがちです。

 

だから高学年から塾に入る人はある程度の緊張感をもって勉強できて、成績もある一定以上になる確率が高い。

 

メリット③ 優越感を得やすい

あとから入塾した組は、入塾当初の成績はもちろん低めに出るんです。

他の早期入塾組は今までの授業を聞いてきて、こっちはまだ授業に出た回数が少ないわけですから。

 

でも、

逆に言うと、塾に慣れてくればどんな生徒であれ入塾当初よりは成績が上がっていくわけです。

そりゃ、当たり前ですよね。

塾で勉強した期間を積み重ねていくわけですから。

 

一方、早期入塾組は抜かされていくだけなんです。

最初からTopで永遠にその地位を守り続けるバケモノはいます。でも基本的には自分の順位は下がるもんなんです。

あとから頭のいいやつが入ってくるから。

 

まだ幼い小学生にとって、どちらが精神的に有利になるかは一目瞭然

そうでなくても、ストレスの溜まる中学受験において精神的な勝負はとても重要な要素の1つです。

 

あとから入塾して、成績が上がる(通塾期間を積み重ねたから)。この上昇傾向に乗っかって、一気に成績が伸びていく。

成績が伸びるから、頑張れる。

頑張るから、成績が伸びていく。

 

こういうパターンは5年生からの入塾ではよくあることです。

実際に私がそういうタイプでした。

 

入塾当初は偏差値52,53くらいの平凡な生徒でしたが、5年生の間に偏差値は8,9伸びて偏差値60は安定。

最終的には偏差値68の学校に合格できました。

 

入塾から2年で偏差値15以上伸びたわけです。

 

デメリット① カリキュラムに遅れる

一番のデメリットは

カリキュラムに遅れをとること

 

特にSA〇IXのようなカリキュラムが小学4年生から入塾することを前提につくられている塾。

早期入塾を前提としている塾は6年生の半ばで中学受験の全範囲を終わらせます。

 

だから、5年生から入ると通常2年半のカリキュラムの前半1年分に後れをとるわけです。

SA〇IXの4年生はまだ中学受験に本気になってはないとは言え、1年分のビハインドはかなりあります。

 

多分、入る塾を間違えると5年生から追いつくのは90%不可能でしょう。

相当飲み込みのいい子でないと、SA〇IXなどに5年生からで追いつくのは無理です。

 

中学受験 5年生からで間に合う?

結論から言うと、

間に合います。

 

多少の作戦があれば、十分に間に合う範囲です。

 

理由① 塾を選べば大丈夫

超大手中学受験塾では、4年生から入塾することを前提としてカリキュラムを組んでいます。

例えば、SA〇IXや浜学園、希学園など。

 

そういう塾は4年生の分を取り返すのが、なかなか厳しいので入塾すると自学自習も取り入れないとダメです。

 

でも他の塾、特に中小塾になると5年生から入塾する子のために4年のカリキュラムを抑えて作ってあります。

県内のみで展開している中小塾はおすすめ。

 

4年生の内容をわざわざ自分で勉強しなくても、塾の授業を聞いて少し質問に行く程度で十分に対応できます。

私は中小塾出身です。

だから算数の授業中に4年生の特殊算(つるかめ算とか)がでてきても解説してくれました。

4年生から入っている人の復習がてら、1から教えてくれることもありました。

 

たまに授業中に扱った内容で、知らないことがあれば質問に行けばよかったです。

中小塾で人数もそんなに多くなかったので、質問にも丁寧に答えてくれたんです。

 

理由② 4年生の通塾はほぼ無意味

4年生から通塾していた方が有利なのは有利。

でも実際は、5年生から入っても4年生から入っても最終的な結果は変わらないと思います。

 

中学受験の塾の特徴は、

圧倒的な復習中心

 

確かに新出事項は多いわけですが、それ以上に復習の回数がとんでもない

だから最初にそれを解説した授業に出ていなくても、あとあと何度でも復習の機会が与えられます。

 

そのときに他の人より少し頑張って勉強すれば、十分に追いつけるし、抜かせます。

 

だから

4年生の復習をする前に、今の内容に置いてかれた~」っていう状況さえなければ、

4年生から通塾しているアドバンテージは消せます。

だいたい5年生の夏休みに、4年生の内容を含めて復習すると思います。そのタイミングまで耐えれば勝ちです。

 

あとは夏休みに塾からもらえる復習教材を一生懸命やれば十分に追いつけると思います。

 

理由③ 最後に追い込めばどうとでもなる

結局これを言ってしまえば、終わりですが

最後に追い込めばどうとでもなる。

 

私は実は小学6年の2学期までは偏差値64程度の人間でした。志望校には偏差値があと4,5足りない。

でも入試1週間前には過去問で合格者平均点を取っていました。

 

一番伸びたのは冬休みと1月。

最後に志望校まで間に合いそうになかったんで、それなりにガチで1ヶ月勉強したら算数が化けました。

過去問で15点くらい点が上がりました。

 

本番が見えてきて、あと少し手が届かないそう思ったときに本気を出せば、最後に偏差値の4、5は誤魔化せます。

 

私の体験談的には中学受験で大事になるのは後半戦。

後半にグイグイ伸びる人は別に塾にいつから通っていたかなんて関係なし。

 

逆に後半に伸び悩む奴は、4年生から入っていても、5年生から入っていても落ちます。

中学受験は置いてかれない程度についていって、最後に全員抜かすのがハイレベルな志望校に一番受かりやすい。

 

いつから入塾するのがベストか?

私の個人的な意見では、

小学5年生から

 

6年生からでは遅すぎて、ライバルに追いつけない。

4年生から入っても大してメリットがない。

 

小学5年生から入って、後半に追い込むのが中学受験で一番効率的なルートだと思います。

 

でも、これは1個人の意見なので最終的に何をするかは自分で決めてみてください。

 

まとめ

今回は、中学受験の入塾についてでした。

いつ入るか。

 

それは難しい問題だし、早くから塾に預けてしまった方が安心はできます。

でも、本当に良い道は何なのかを今回みたポイントをもとに考えてもらえると少しは役に立つと思います。

 

 

 

 

 

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