どうしてなのか。
単語帳もちゃんとやった。
文法だって頭に入ってる。
完璧ではなくとも、
9割近くの文法や
重要単語はかなり覚えたはずなのに、
古文が読めない。
問題と解いても、まったく見当違いな選択肢を選んでしまう。主語も全然わからない。
当たり前です。
文法と単語だけで読めたら本当の暗記ゲーです。
だから、
今回は古文を読めない人が成績を上げるために、「古文上達45」を使った最強の勉強法を紹介したいと思います。
目次
古文を読めない理由
古文を読めない、読めない。
って言いますけど理由は分かりますか。
古文を読めない理由は3つあります。
- 単語力が足りない
- 文法力が足りない
- 古文の経験が少ない
この3つの原因のうち1つでも欠けていれば、古文を読めない状態に陥ってしまいます。
今回は単語力と文法力はあると仮定して、話は進めていくので、そのつもりでお願いします。
単語と文法は気合で何とかなりますから。
では、「古文の経験」がないとどうなるのか説明したいと思います。
例えば、車で走るとき。
「単語力」:車体
「文法力」:ハンドル
「古文の経験」:運転技術
と思ってください。
車体(単語力)とハンドル(文法力)があれば、運転技術(古文の経験)が皆無でも走ることはできます。
とりあえず、車は走ります。
しかし、
すぐ事故(読めない所)に遭ったり、時速5kmくらいでしか進むことができなかったり。
快適にスムーズに走行することは困難です。
それこそ、
運転(古文を読む)才能がないと到底ムリな話ですよね。
あなたには古文を読む才能なんてありますか?
前世は紫式部か何かだったんですか?
違いますよね。
全員ガチの古文素人です。
だから必要な道具(単語と文法)を揃えたら、道具の使い方を経験で理解していくしかないのです。
逆に言えば、
もう最強の道具はそろっているのだから、あとは経験を積めば無敵というわけです。
しかも、
特別に大量の経験が必要なわけではありません。
正しい方法で「古文上達45」をやることで、2ヶ月もあれば経験値は十分溜まります。
あとはやるだけです。
【古文を読めない人へ】
古文上達45の基本情報
古文上達45の評判
実はですね。
古文上達基礎45は高校古典教科書・参考書の部門でですね。
Amazon売れ筋ランキング
なんと2位!!
※2020/3/23現在
凄いですよね。
古典参考書の中でランキング2位。
かなりの人気です。
書店でもたくさん置いてあります。(売れ残り説もあるので、これが人気の根拠なのかはやや疑問)
とにかく評判は相当いいです。
私の友達多くも「古文上達基礎45」をやっていましたし、友達の塾の講師も絶賛でした。
レビューでも
国語教諭の姉が文法と単語終わってからこれやればセンターは8割越せるって言ってたので取り組んでます。
はこすべからずはこすべからず
Amazonレビューより
この「はこすべからず」という単語。「う〇こを漏らす」という意味の単語なんですねw
文章も面白く、続けやすい。
古文苦手な人に是非おすすめします。
私自身マーク模試の偏差値10上がりました。
文法解説と実践問題が載っているのでこの一冊だけで力がつきます!
Amazonレビュー
内容についてはあとで解説しますが、ほんとに成績バカ上がりです。
古文の問題集や参考書の解説は大抵設問だけで、後はそのまま全文解釈を載っけているだけのものが少なくない。
Amazonレビュー
しかしこの参考書は解説に文章全文を載せている上に読解へのアプローチと段落毎の大意、果てには細かい助動詞や助詞の解説もなされている。
流石z会らしく取り扱っている文章も面白く、ますます勉強の意欲を上げてくれるストレスレスな参考書だと思われる。
古文上達45のレベル
前提レベル
単語:重要語はある程度OK
文法:基本はだいたい抑えた
学校で配られる単語帳などで300語程度覚えていることが望ましいです。「かなし」「すさまじ」くらい分かれば大丈夫。
文法も助動詞の意味と活用、助詞の頻出の意味、敬語30単語くらい覚えていればOK。
特別なパターンなんて知っている必要はありません。
到達レベル
共通テスト8割
共通テスト8割は固いという話で、調子によっては45点や満点を取ることもあるでしょう。
かなり読めるようになります。
古文できる組の1人になることは必至です。
もう「古文を読めない自分」とはさよならです。
古文上達45の内容
本編は45セクションで構成され、見開き2ページで1セクション。
1セクションにつき、文法事項1つと読解問題1つを勉強していく方式になっています。
1セクションの中で、
最初の見開き1ページでは、
右側の絶対暗記事項をコンパクトに載せた「まとめ」と下の網掛け部分「集中講義」の詳しい説明で文法をインプット。
左側の「練習問題」で学んだ文法事項をアウトプットして定着できます。
そして、
次の見開き2ページでは、
「実践問題」という「大学入試の文章+設問」を解きながら、古文の経験を積みます。
最初の方の「実践問題」は簡単ですが、セクション45にいくにつれて難しい読解問題にステップアップしていきます。
メインは「実践問題」ですが、解説が別冊になっていて非常に詳しいです。
全文訳はもちろん、その文章で必要だった「古文常識」や「助動詞の意味」も細かく書いてあります。
設問の解説も根拠が明快でわかりやすい。
非常に使いやすい構成になっています。
【古文を読めない人へ】
古文上達45の使い方
今回は古文を読めない人のための使い方を紹介します。
自分なりの使い方がある人は飛ばしてください。
①文法事項をインプット
②練習問題でアウトプット
まず最初の見開き1ページで文法の復習です。
抜けていた知識や曖昧な情報はここで、きちんと復習して頭に叩き込みましょう。
「まとめ」の内容は完全に暗記してください。
次はメインの実践問題です。
③実践問題を自力で解く
④実践問題を日本語訳
⑤解説を読み答え合わせ
⑥音読5回
まず普通実践問題を解きます。
はじめは相当やさしい問題から始まるので、語注を読めば十分理解できると思います。
次が大変。
全文を日本語訳しましょう。
別に本文を写す必要はありません。ノートにできる限りの力で日本語訳を書いていきます。
読むだけでは弱点も流してしまいます。
日本語訳をすることで弱点を浮き彫りにして、再度復習をして固めておいてください。
そして設問と日本語訳を答え合わせ。
できなかった部分にはマーカーを引いておきましょう。
ここからが本番。
音読をします。
この音読が一番効率的に古文の経験値をためる勉強法です。
訳をチラ見してもいいので、意味を考えながら、主語を考えながら、昔の人のように古文の音読して繰り返してください。
古文のリズムを頭に入れる。
「○○がきたら主語変換」とかありますけど、正直本番で意識してテクニック的な知識を使う人はあまりいません。
それよりも
音読で感覚をつかんでください。
何度も音読して頭に刷り込んでください。
気づいたら、
何も意識せずとも主語を判別できるように、内容がしっかり分かるように成長しています。
騙されたと思って、
音読してみてください。
「古文上達45」の文章45本を完璧に頭にぶち込んでください。絶対抜けないくらいです。
そうすれば、
「古文上達45」の文章が自分の血となり肉となり、初見の古文でもスラスラ読めるようになります。
まとめ
古文の音読なんて信じられない。
と思うかもしれません。でも、一度やってみてください。
一日10分でいいです。たいした時間ではないです。少し時間を使って、音読するだけ。
本当に変わります。
漢文↓
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