最近ゴツめの記事が続いていたので、緩い記事を書こうと思います。
というわけで、
今回は東大生 日記⑤「東大生のバイト」について話します。
あの、
受験の点数には何にも影響しない話なので、気楽に見れる人だけ見ていってください。読んだところで、実りはないです笑。
目次
東大生の経済状況
ちなみに言うと、東大生には3種類います。
- 「富裕層」
- 「一般家庭層」
- 「貧困層」
※あくまで東大内での相対的指標です。
「富裕層」は全体の1〜2割ほど。親の仕送り・お小遣いだけで生活もサークルも遊びも全部まかないます。お昼ご飯も学食ではなく、近くの飲食点で外食するし、別に財布の中身を確認して生活していません。
だからバイトする必要もないけど、暇だし経験のためにやってるくらい。
お坊ちゃん・お嬢様系に多いです。
我々の敵です。
「一般家庭層」は全体の8割ほど。
親の仕送りで、家賃8万くらいの部屋を借りて、生活費はまかなえる。ただ旅行に行くとか、頻繁に遊びに行くには、お金が足りない。
だからバイトして遊ぶお金を貯める。
激しく遊ばなければお金の心配はない。っていう感じ。
大抵の東大生はこんな感じですね。
「貧困層」は全体の1割ほど。
親の仕送りが不十分で、家賃で手一杯で、生活費をまかない切れない。ひどい人だと、学費しか援助されない。だいたい健康で文化的な生活を送るためには月5万円くらい足りません。
だから必然的にバイトせざるを得ない。
もしくは三鷹寮に住むしかない。
そんな感じ。
一応昔なんかで見た情報ですけど、東大生の世帯年収が1000万円?以上の家庭が全部で8割弱あるらしいです。逆に言えば、世帯年収1000万円以下の家庭は2割しかないんです。
すごいでしょ。
東大が発表している2017年の学生生活実態調査では、東大生の家庭の全体の20.8パーセントで「現在の生計を主に支えている者」の年間(2016年1月~12月)の税込み収入が1050万円を超えている。平均年収額は918万円。
見つけました。https://toyokeizai.net/articles/-/376218?page=2
で、
ちなみに三鷹寮生の世帯年収分布を見ると、1000万円以上の家庭がほぼ0なんですね。
はい私の隣人は、みんな東大の下位2割の貧困層です。(三鷹寮のみんなごめん)
結局、東大生は裕福だけど、
結局、東大生は裕福です。
東大合格者数ランキング上位20位までに入る高校のうち、基本的には15校くらいが私立の中高一貫校です。
Top10に唯一安定して入る筑波大付属駒場(最近は日比谷も結構入るけど)も、高校受験の枠がほぼないので、中学受験で入る学校です。
だから基本的に中学受験をする余裕ある家庭からしか東大には来ません。
そりゃあ裕福です。
じゃあ裕福じゃない人は、っていうと。
奨学金を借りる人が多いです。
奨学金もいろいろ種類があって、
- 日本学生支援機構
- 財団系
- 企業系
などなどです。(私が知ってるのはこれくらい)
日本学生支援機構は一番規模が大きくて、借りる人が多いですけど、基本的には貸与型です。
片親家庭とか、一般的にみて経済的に困窮しやすい家庭でないと給付型の奨学金は受けられないはずです。で、大体は利子付きの貸与になります。
だから後々返すのがしんどい。
まあ若くして稼げるなら別ですけど。
ただ財団系や企業系の奨学金は、一定の条件があるものの、基本的に給付型のものが多いです。
大抵の場合は、成績の条件や企業にプラスに働くような定期的な活動(とは言っても年1とか)が条件になっています。
東大だと成績の7割以上が「優」なら、月10万円の奨学金をもらえるものがあったはずです。これが一番美味しいやつだったと認識していますが、定員は狭かったはず。
大学入学時に奨学金リストが入学書類系とセットになっていたりするので、お金がない人はそういうものを確認してみるとは良いと思います。
東大生は社会から期待される傾向にあるので、投資してくれる人は割といます。
前コメント欄にきた人で、「夜の仕事で生活費を稼ぎます!」と言っていた人がいたんですが、まずは奨学金をあたってみる。
そういう選択肢を持っておきましょう。
若いときの時間と金は何にも勝ります。
東大生のバイトランキング
まあ少し話が逸れたんですが、東大生のバイトをランキング形式で紹介していきます。
第一位 塾講師・家庭教師
圧倒的に多いです。
塾講師だと、
- 鉄○会
- SAP○X
- 早稲○アカデミー
が王道になってます。
鉄○会は額面時給8,000円ですが、授業準備とかが大変で結局実質時給は1000〜3000円に落ち着くらしいです。
先輩に一切の授業準備をせず、講師評価ビリをとっても動じない化け物講師がいますが、そういう胆力のある人だけが高時給になります笑。
SAP○Xと早稲○アカデミーは時給3000円くらいです。
他にマイナーどころで働く東大生も結構います。でも結局のところ、塾講師は時給3000円が相場になりますね。
理3をうまく使えると時給5000円くらいで働けることも。
トー○スとかいう個人指導塾で時給1300円とかで働いてる東大生もたまに見かけます笑。
あとは家庭教師。
仲介業者(友○会とかスマー○レーダーとか)を通すと7割以上中抜きされて、時給3000円くらいで働かされます。
うまく個人契約に持ち込めると3000〜5000円で家庭教師ができます。
個人契約の仕方は
- 仲介業者を通して相手を見つけて、個人契約に切り替える
- 友達など人のツテで直接家庭教師にさせてもらう
のだいたい2種類です。
ほとんどの人は高校の友達とか、先輩とかのツテで家庭教師をします。
そういう場合は、毎回夜ご飯をご馳走になったり、旅行のお土産をもらえたり、何かとお得なことが多いので非常におすすめ。
あと東大女子で理系だったりすると、非常に希少価値が高いということで、時給5000円〜で契約にこぎつける場合もチラホラ見かけます。
ただ時給5000円を超えてくると、もう個人契約では責任面が怖いので、私はあんまりおすすめできません。
まあ大抵の人は家庭教師と塾講師をバイトにしていますね。
新しく覚えることもほぼないし。
第二位 飲食系
大学生なんで飲食系のバイトはちゃんといます。
居酒屋、カフェ、レストラン、マックなどなど。割とどんなパターンも見かけます。
表参道のスタバで働いているイケイケ東大生も中にはいます。
まあ時給は1000円〜1500円でしょうが、飲食系は経験になるので、東大生には非常にいいバイトです。
多くの東大生は「飲食系のバイトしてみたいな〜」と思いつつ、塾講師と家庭教師のコスパの良さに甘えて、卒業していきます。
第三位 インターン系
これもめっちゃ多い。
2年生以降になると、単純に大手企業のインターンに参加して就活の準備を始める人が結構います。特に文系の経済学部とか、院に進まない人。
長期インターンをバイト代わりに、経験積みがてらやる人は多いです。
あとはベンチャー企業のインターンも盛んです。
高校の先輩とか、サークルの先輩から誘われてインターンを始めることが多いです。こういう人脈は本当に大切にしたほうがいいです。
私も高校の先輩から夏にインターンに誘われましたが、まあ医学部忙しいので半ば断る形になってます。
将来性に直結するし、社会を一足先に肌で感じれるし、インターンはめちゃおすすめ。
第四位 研究室バイト?
これだけよくわかんないんですけど、研究室バイトってのがあるみたいです。
高校同期がやってます。
研究室訪問で仲良くなって、研究室の研究員の一人として扱ってもらうことで、少ないながらもお金をもらいながら研究活動ができるらしい?です。
その友達は月10万円もらいながら、東大の研究室に入り浸ってました。
研究系に進みたいならぜひ検討すべき?
まとめ
東大って死ぬほどバイトの多様性しょぼいので。
こんなもんしか聞きません。
まあ何かの参考になったら、ラッキーです。
あとなんか東大の共通テストに「情報」が必須科目として追加されそうですね。ぜひチェックしといてください。
世帯年収1100万、2年後に父が再雇用により年収3割減の予定です。
高3で、県外国立大進学を予定していますが下に双子の弟がおりあまり仕送りには期待できそうにないです。大学無償化は私が3年間、弟たちがそれぞれ2年間ずつ適用される予定であり、7年分の学費が浮くので少なくとも仕送り予定額に3〜4万円は上乗せしてもらえると思っています。なので、仕送り7万はかたいかなと考えています。
流石にそれで家賃、光熱費、食費の全てを補えるとは思っていないので、日本学生支援機構の奨学金第二種を月額3万円借りる予定です。合わせて10万、それにアルバイトで間に合わせる計画です。寮もありますが、募集人員10名だったので入れるかは希望的確率です。
弟と2年大学在学が重なる(父が再雇用になった年から)ので、上乗せを差し引いた仕送り5万以上になると月15万を超え貯蓄はあるにしても年収700万の父には難しいかなと思っています。再雇用前の年収ピークが来てしまったら多分日本学生支援機構からも借りれなくなるので金策に頭を悩ませています。
dioさん的にこの計画はどう思われますか?
もし何かアドバイスなどあったら教えてください
多分友達と遊びに行ったりしなければ、なんとかなると思います。探せば家賃5万円台は東京でもありますし、そこに光熱費食費を足しても自炊なら2~3万円ほど。あと諸費用かさんで、合計10万円が最低ラインでしょう。大学の成績をしっかり取る予定があるなら、企業の給付型奨学金を探してみるのは手です。そうすれば楽に大学生活を送れます。塾講師系のバイトで、好条件かつ働けば7,8万円はもらえるので、まあ耐えるとは思います。