数学のノートがぐちゃぐちゃ。
数学の点数も低いし。
ノートの取り方変えたら、数学の成績も上がるもんかな?
成績が良い人ってどんなふうにノートを取っているんだろう?
という感じですよね。
目次
数学ノートの良い取り方って?
まず、
数学ノートの良い取り方というのは何なのか?
簡単です。
成績が上がるノートが良いノートの取り方です。
では、もう一つ質問です。
ノートの取り方を変えたら、
数学ができるようになるのでしょうか?
「=」を揃えたり、ノートに問題を書いて、公式をまとめたり。解き方をメモしてみたり。コピーした問題を貼ってみたり。
それだけで成績が上がると思いますか?
それで数学の成績が上がるなら、みんな上がってます。先生も真っ先にノートの取り方を教えます。
数学教師ともあろう数学上級者がわざわざ教えてこない、のには、教えないなりの理由があるんです。
数学ノートの取り方の意味
実際に、
公式やポイントを数学ノートに綺麗にまとめたとしましょう。
でも、
それって二度手間じゃないですか。
教科書にはもっと見やすい字で公式をまとめてあるし、ポイント解説も参考書の方が上手に書いてくれています。
ノートは教科書や参考書の下位互換なだけ。
ノートは見返すために作ると言いますが、大事なことは全部教科書や参考書に書いてあります。
書いてないなら教科書や参考書に直接書き込めばいい。
「ノートを取る」という行為自体にほぼ意味がない。
わざわざ汚い教科書や参考書を再生産しているだけで、何も進歩していないわけです。
書き写している方がまだマシです。
「ノートの取り方」を工夫したところで、教科書や参考書という完成版がある時点で、無意味。
「汚すぎる数学ノート」も「超絶キレイな数学ノート」作る意味はまったくないわけです。
最初からノートは取らない方がいい。
ノートの取り方を気にしている間は、一生成績は上がりません。
数学はノートの取り方ではない
数学のノート取り方が汚いor取らない人には2種類います。
- メチャメチャ数学ができる人
- 壊滅的に数学ができない人
数学ができる人ほどノートを取らない。
数学ができない人もノートを取らない。
一見矛盾した状況。
同じノートでも成績がここまで違うのはなぜなのか。
それは
数学の成績を決めるものは、演習量だからです。
数学ではある程度決まった典型パターンでしか問題が作られません。だから典型パターンをどれだけ演習したか。
典型パターンをどれだけ深く体に刷り込むことができたか。
「典型問題の演習量」=「数学力」と言っても過言ではない。
ノートをキレイに書くことにはまったく意味がなく、どれだけ典型問題を解いたかに尽きます。
数学ができる人ほど「数学は演習量」だと分かっているので、ノートの取り方にこだわらないのです。
私なんて裏紙に解いて捨てます。
ノートに記録するより、頭に記憶した方が良い。
だから問題集を解きまくり、大切なポイントを体で覚え、全部頭にインプットしていく。
数学はノートを取らない方がいい
上の話で、
もう数学はノートの取り方ではないと分かったと思います。
同じノートの取り方で両極の人間がいるのですから。
他のサイトで紹介しているようなノートの取り方は嘘です。成績を上げるノウハウを教えているように見せる塾の手法です。
信じても、成績はせいぜい10点しか上がりません。
ところで、
私も数学はいつも偏差値80を超えますが、数学の授業でノートを取ったことはありません。
私に特別な才能があるわけではありません。
元々は数学も偏差値50の平凡な成績でした。
でも
数学の成績を上げるためのあるコツを掴んだら、一気に成績が伸びました。
3ヶ月で偏差値70を超えました。ほんとに数学なんて全然勉強していなかったのにです。
参考書の永遠の周回
これだけで数学は一瞬で成績が伸びます。
予備校講師の解き方とポイントがつまった参考書を無限周回することによって、すべて吸収する。
基本は7周してました。
毎日毎日、暇さえあれば周回。
私がやっていた勉強の詳しい話は↓です。
ちなみに私は和田秀樹ではありませんw
まとめ
数学でノートを取っているうちは、まだまだ成績は伸びません。
数学のノートに意味がないと気づいて初めて、成績はグングン伸び始めます。
ぜひ数学の真の勉強法を知ってください。