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【保存版】大学受験の模試一覧まとめ!おすすめ模試はこれだ!

投稿日:

 

 

最近ですね、ちょっとインフルにかかっちゃいまして。

 

 

 

もう鼻水が止まらない止まらない。

 

 

 

感動泣きしすぎて。

家でずっとドラマや映画を見てるんですよ笑。

全ての症状はもう発症1日目で消えたんですけど、なんせ外出できないもんで暇なんですね。

 

今は「踊る大捜査線」にどハマりしてます笑。

 

 

今回は

「本当にこの模試受ける必要あるの??」
「〇〇志望なんだけど何模試を受けるべき??」

 

 

といったところに応えていこうと思います。

 

 

 

目次

大学受験 模試の一覧

4大予備校である、

  • 河合
  • 駿台
  • 代々木
  • 東進

が開催するすべての模試の一覧です。

 

受験生は

表を印刷して、各月ごとに受ける模試をマーカーで塗る

 

などして予定管理に役立ててください。

一応、月ごとに参照するために作った表です。1つの模試について通して見たい場合は、後でかく内容を参考にしてください。

 

※同じ月の中では河合、駿台、代々木、東進の順に書いてます。
※年により多少開催時期はズレます。

開催時期模試名主催
1月・共通テスト同日体験模試東進
2月・第1回共通テスト本番レベル模試
・東大/東北入試同日体験模試
・阪大/名大/神大/北大/一橋/東工/京大/九大直近日体験模試
東進
東進
東進
3月・第4回大学合格基礎力判定テスト東進
4月・プライムステージ
・第1回 全統共通テスト模試
・第2回共通テスト本番レベル模試
河合
河合
東進
5月・第1回 全統記述模試
・第1回 駿台atama+共通テスト模試
・第1回 駿台全国模試
・第1回大学合格基礎力判定テスト
・第1回早慶上理・難関国公立大模試
・第1回全国有名国公私大模試
河合
駿台
駿台
東進
東進
東進
6月・名大入試プレ
・全国統一高校生テスト
・第1回東大/京大/九大/阪大/名大/神大/北大本番レベル模試
・第1回医学部82大学判定テスト
代々木
東進
東進
東進
7月・第2回 全統共通テスト模試
・第2回 駿台atama+共通テスト模試
・第1回 東大/京大入試プレ
・第1回一橋/東工/東北本番レベル模試
・第2回大学合格基礎力判定テスト
・第2回早慶上理・難関国公立大模試
・第2回全国有名国公私大模試
河合
駿台
代々木
東進
東進
東進
東進
8月・第2回 全統記述模試
・第1回 東大/京大/名大入試オープン
・第1回 東大/京大入試実戦模試
・第1回 大学入学共通テスト入試プレ
・九大/東北/阪大入試プレ
・第3回共通テスト本番レベル模試
・第2回東大/京大/九大本番レベル模試
河合
河合
駿台
代々木
代々木
東進
東進
9月・第1回 駿台・ベネッセ大学入学共通テスト模試
・第2回 駿台全国模試
・第2回名大/阪大本番レベル模試
・第3回早慶上理・難関国公立大模試
・第3回全国有名国公私大模試
駿台
駿台
東進
東進
東進
10月・第3回 全統記述模試
・第3回 全統共通テスト模試
・第2回 東大入試オープン
・早慶レベル模試
・第2回 駿台・ベネッセ記述模試
・九大入試実戦模試
・第3回 駿台・ベネッセ大学入学共通テスト模試
・早大入試プレ
・第3回東大/京大/九大本番レベル模試
・第2回阪大/名大/神大/北大/一橋/東工/東北本番レベル模試
・第2回医学部82大学判定テスト
河合
河合
河合
河合
駿台
駿台
駿台
代々木
東進
東進
東進
11月・第2回 京大/名大入試オープン
・一橋/東工/神大/阪大/北大/東北/九大入試オープン
・全統プレ共通テスト
・第2回 東大/京大入試実戦模試
・北大/東北/名大/阪大/神大入試実戦模試
・第2回 大学入学共通テスト入試プレ
・第2回 東大/京大入試プレ
・北大入試プレ
・慶大入試プレ
・全国統一高校生テスト
・千葉大/広島大本番レベル模試
・第4回早慶上理・難関国公立大模試
・第4回全国有名国公私大模試
河合
河合
河合
駿台
駿台
代々木
代々木
代々木
代々木
東進
東進
東進
東進
12月・駿台atama+プレ共通テスト
・最終共通テスト本番レベル模試
・第3回大学合格基礎力判定テスト
駿台
東進
東進
1月・最終東大/京大本番レベル模試
・最終早慶上理・難関国公立大模試
・最終全国有名国公私大模試
東進
東進
東進
2月・東大・京大本番プレテスト
・東大/京大本番実戦テスト講座
河合
駿台

 

 

ちなみに、

私が高三の時は

  • 東大同日体験模試
  • 東大入試オープン
  • 東大入試実戦模試
  • 東大本番プレテスト
  • 東大本番実戦テスト講座
  • 東大本番レベル模試
  • 共通テスト同日体験模試
  • 共通テスト本番レベル模試
  • 全国統一高校生テスト
  • 駿台全国模試

 

 

東大2次:11回
共通テスト:7回
全国記述型:2回

の模試を受けています。合計20回ですね。

そう考えるとすごい数の模試を受けたな。

 

 

 

大学受験 模試の特徴

ここからは系統別に模試を見ていきます。

 

 

全国統一系

受ける場合としては、

  • 学校での全員受験
  • 自分の大まかな相対学力の調査
  • 医学科志望の人
  • 主催予備校の特待狙い

 

が多いでしょう。

まあ、あまり特別な意図をもって受ける場合は少ないと思われます。つまり、受けなくても本質的に問題はないことが多いです。

ただ、

「周りが受けるから」
「塾に受けろと言われたから」

受けることになるのでしょう。

 

例外として、

医学科志望で、志望校の冠模試がない場合に全国統一系の模試を受けることがあります。

 

 

 

全統記述模試

受験者層:下位〜上位
受験者数:30万人
問題難易度:やや易
河合基準:±0
開催時期:5月、8月、10月

 

最も一般的な全国統一模試だと思います。

とりあえず、

自分の実力を知りたいなら「全統記述模試」を受けておけば大抵の人は良い感じに実力を測れます。

 

志望校としては、日東駒専〜MARCHくらいの人が受けるとちょうど信頼できる判定が出やすいでしょう。

ただ共通テストよりは簡単な問題が出題される?(でも割と問題自体は簡単な)ので難関校を目指す高1高2が英数のみ受けるのもおすすめ。

 

 

 

駿台全国模試

受験者層:上位
受験者数:3万人
問題難易度:激難
河合基準:−10
開催時期:5月、9月

 

受験者数は少ないものの、上位層が受けるので難関校の合格判定はしっかり信頼できる。

特に進学校が学校受験したり、難関国公立、医学部志望がこぞって受けるのでレベルは高くなります。

 

問題も難しいので、他の模試では偏差値60以上でも平気で40くらいになったりする。なかなか世の中の厳しさを教えてくる模試です。

高1高2生はそれぞれの学年用の駿台全国模試が同時期にあります。

 

平均して言えば、

河合の全統模試での偏差値からマイナス10くらいを想定しておくとよいです。

まあ最上位勢はむしろ、満点による上限の撤廃と、平均点の爆下がりで偏差値上がるんですけどね。

 

ちなみに総合偏差値80を超えると特待の話がきます。

 

 

 

 

全国統一高校生テスト

受験者層:標準
受験者数:10万人
問題難易度:標準
河合基準:−5

 

こちら問題が少し難しくなって、受験者数の減った「全統記述模試」だと思ってください。マーク式ですけど。

形式は完全に共通テスト型です。

 

東進に在籍しているのなら、わざわざ河合の全統を受けなくてもこれでいいと思います。

こちらの方が問題は難し目なので、復習のやりがいもあります。

 

ちょっぴり受験者層はレベル高くて、偏差値は河合より低くでがちです。

 

 

 

プライムステージ

受験者層:標準〜上位
受験者数:1万人以下
問題難易度:
河合基準:−7
開催時期:4月

 

これは知る人ぞ知る別名「プレステージ」という、ほぼ河合の中の駿台全国模試です。

河合の全統記述模試よりもはるかに難しいので覚悟してください。

受験者層は主に、東大・京大・医学部志望になります。河合塾の上位勢(MEPLOなど)が受験する場合が多いです。

 

昔の「プレステージ」の英語は小説問題があったので、東大英語の第五問対策としてよく演習に充てていました。

 

河合在籍生の難関校志望者は受けて損ないです。レベル感がわかるのでおすすめ。

 

 

進研模試

受験者層:下位
受験者数:40万人
問題難易度:
河合基準:+10

 

言わずと知れた?進研模試です。

受験者数は最大規模を誇り、全国5,000の高校のうち約3,000校が受験しているらしいです。

 

ただ共通テストを受けないような層が割とガッツリ含まれているので、一般受験の人はあまり受けても参考にならないと思われます。

河合の偏差値に比べて10以上高く出ると言われてます。

まあ自信をつける目的ならあり。

 

 

 

共通テスト系

共通テスト系を受ける場合としては、

  • 共通テスト演習
  • 自分の実力調査

 

が大半ですね。

 

どの模試も特別差異はないですが、基本的に最終回は難しいことがほとんどです。

今までの共通テスト模試より低い点数だったり、時間的な圧迫を感じてもそれが普通なので気にしないようにしてください。

 

予備校の策略です。

二次対策ばかりして共通テストを舐めている、調子乗り男/女たちに焦りを加えて勉強させるためです。

 

だから必要以上に共通テスト対策の時間を増やしたり、賭けに出た時間配分を試す必要はないです。

 

 

 

全統共通テスト模試
全統プレ共通テスト

全統共通テスト模試:4月、7月、10月
全統プレ共通テスト:12月

 

本番よりは少し問題が難しいかも。

ただ第一回はだいぶ簡単。徐々に難しくなっていきます。

 

特徴は規模の大きさ。つまり受験生の数。

 

他は、現代文が少し微妙なくらいでとてもノーマルです。

 

 

 

駿台atama+共通テスト模試
駿台・ベネッセ大学入学共通テスト模試

駿台atama+共通テスト模試:5月、7月
駿台・ベネッセ大学入学共通テスト模試:9月、10月

 

atama+模試のいいところは、

  • ネットで受験可能
  • 即刻採点
  • atama+で弱点収集

 

共通テストの臨場感は減るぶん、色々と都合が良いです。

atama+は駿台生に個人個人の弱点分野データを提供してくれるAIシステムです。(今どうなってるかは知らんけど)

 

共通テストくらい頻出分野が定まってるなら、過去の誤答情報をまとめて弱点を洗い出しくれるのはかなり心強いです。

駿台生ならatama+を受けるのが得。

 

 

 

大学入学共通テスト入試プレ

大学入学共通テスト入試プレ:8月、11月

 

本番よりは簡単と聞きます。

問題解いたことないので正直よくわかりません。

 

 

 

共通テスト本番レベル模試

共通テスト本番レベル模試:2月、4月、8月、12月
全国統一高校生テスト:6月、11月

 

全国統一高校生テストも、中身は完全に共通テスト本番レベル模試です。

本番よりは割と難し目につくられます。

特に数学とリスニングは顕著だと思います。

 

このレベル帯で慣れておけば、本番緊張することをかんがえても十分な対策になるでしょう。

 

模試返却が1週間でなされるのが最大の特徴。

他の予備校だと2週間〜1ヶ月後くらいに返ってきます。復習を考えるなら東進の共通テスト模試が一番いいかも。

 

 

冠模試系

冠模試系についてですが、

  • 志望校の人が受ける
  • 稀に医学部勢が自分の立ち位置を測る

 

で使われることがほとんど。

ちなみに私は東大模試しかわかりませんが、それをベースに書いていきます。

 

 

〇〇入試オープン

開催時期:8月、10月、2月(東大)

 

特徴としては、

  • 河合主催
  • 本番より問題簡単(特に夏)
  • 問題の癖は少ない
  • 採点甘いがち
  • 現代文なぞがち

 

河合の冠模試は、特に数学ですが、思考力の難易度というよりかは計算量や問題量で単純に難易度調節をしがちなので割と簡単目に感じる場合が多いです。

その分大学内容を知っていれば終わるようなしょうもない問題は少ないです。

 

東大に関して、英語と理科の再現度は割と高いと思います。数学は簡単すぎで、国語は現代文が微妙な感じになってます。

 

比較的プレーンな問題なので相対実力の評価としては参考になると思います。採点は基本的に迷ったら加点される方式なので、オープンで合格者最低点超えてもあんまり意味ないです。

 

受験者も多いし、志望校が固まっているならぜひ受けたい模試。

 

 

また2月に実施される直前講習という名前の実質東大オープンがあります。これは、夏や秋のオープンを受けると案内がもらえたりします。

まあ最悪電話で問い合わせれば申し込みできます。

 

 

〇〇入試実戦模試

開催時期:8月、11月、2月(東大)

 

特徴としては、

  • 駿台主催
  • 本番と同じか難しい(特に秋)
  • 問題にちょい癖ある
  • 採点厳しい

 

問題がどれも何らかの背景を意識してつくられているので、割とクセの強い問題になりがちです。

でも入試でいつも綺麗な問題が出るとも限らないので、実はこんなもんだったりもします。

 

東大に関していうと、

英語は普通に再現できてます。数学は難易度こんなもんで割と完成度高い気が。理科はちょい一問一問を捻りすぎな気もしますが、難易度はこんなもん。本番はもっとシンプルに問題が多いです。

国語は現代文が微妙です。

 

あと採点は割とバッサリ切ってきます。

実際は下駄や部分加点が多いと聞くので、おそらく本番よりは低めに点数が出るんじゃないかな、と思います。

 

問題の相性が多少ありますが、こちらも受験者が多いので相対評価にはもってこい。

あと駿台の実戦模試で合格最低点を超えられれば、まあ本番は大丈夫です。

 

 

直前講習は実質実戦模試何ですが、これも夏や秋に実戦模試を受けていると案内をもらえたり、もらえなかったりします。

 

 

〇〇入試プレ

開催時期:7月、11月(東大)

 

特徴としては、

  • 代々木主催
  • 本番にかなり寄せてる
  • 母集団は小さい
  • 判定厳し目
  • 成績表が結構詳しく分析できる

 

私が調べた感じはこんなもんです。

現役の時は結果受ける必要がないと結論づけて受けなかったんですよね。

 

当時の自分は弱点とか強みは割とわかっていたし、それよりも自分が現在何位で、どれほど実力が必要なのか。それを競い合う中で調べ、磨く方が大事だと思っていました。

まあつまり、

モチベーション維持に東大模試を使っていました。

 

だから代々木の強みである、

成績表による深い自己分析

はあんまり必要としてなかったんですね。

 

代々木の東大模試は、大問別に志望学科C判定以上の平均点が記されます。そのため、とるべき点ととらなくても良い点がよくわかります。

受かる人間と落ちる人間の得点の取り方の差を学ぶことは非常に大事だと思います。 

 

復習が回る浪人生とかなら受けてもいいと思います。

現役生なら、河合と駿台から1つ選んで、それに追加で代々木みたいな感じでもありです。流石に3つは多いので。

 

 

 

〇〇本番レベル模試

開催時期:2月、6月、8月、10月、1月(東大)

 

特徴

  • 主催は東進
  • 解答用紙がガチで本番と一緒
  • 母集団は大きくない
  • 去年の合格者と比較できる
  • 開催回数がダントツで多い

 

河合と駿台は解答用紙が、大きさだったり、レイアウトだったり、少し違います。ただ、東進はマジで一緒です。

問題の質は割とプレーンで、河合と同じか少し難しいくらいです。基本本番よりは簡単につくられてます。6月とかは全然易しいです。

試験の再現度については割と高いと思います。

 

また、昨年度の受験者がその偏差値帯で何人合格して、何人不合格だったか書いてあります。例えば、偏差値65〜70は合格者30人、不合格者25人みたいな感じです。

なんかA ,B ,C,Dのアルファベットの判定よりもリアルに現実を突きつけてきて、煽られます。

 

また

開催回数がダントツで多いので、自分の成長具合を見ることもできます。割とおすすめです。私は受けてました。

 

ただ母集団が少ないので、今年どうなのかはわかりにくいですね。特に理3志望は。

その分去年の合格者数や不合格者数を見れるわけですから、そんなに損はないと思います。

 

 

 

学年・志望校別
受けるべき模試

旧帝大志望

旧帝大というのは、冠模試がある人ですね。だから厳密には少しずれます。

 

必須模試

  • 冠模試(2回以上)
  • 共通テスト模試(2回以上)

 

追加模試

  • 駿台全国模試
  • 私立の冠模試

 

 

まず、冠模試は絶対に2回以上受けましょう。

本番に近い空気感での模試は、過去問演習では得られないものがあります。

 

いつもはしないはずのミス
隣の席の音
トイレや持ち物のトラブル
時間による圧力

 

慣れ親しんだ勉強場所で勉強しているだけでは気づかないことが絶対にあるはずなので、ぜひ受けてください。

そして、

1回目の反省を踏まえた上でより良い状態・結果を迎えられるように工夫して、2回目に臨んでください。

うまくいった体験のある改善案でないと、本番は怖くて信用しきれないかもしれません。極限まで準備を徹底してください。

 

 

共通テストも同じくです。

できることなら、高三初めに現実を見るために一度以上受けてほしいのと、最後の調節に一度以上受けてほしいです。

余裕があるなら定期的に受けて勉強の進捗を確認しておきたいところです。

でも、まあこれは人によって配点が異なるので志望校によりけりでしょう。

 

東大志望だと、

  • オープン2回
  • 実戦2回
  • 通年で共通テスト模試(どこかの予備校の)

はほぼ全員が受けます。

追加で東進や代々木の東大模試、駿台全国模試を受ける人もかなり多いです。

 

まずこの2つの冠模試と共通テスト模試をたくさん受けてほしいですが、どうしても時間が余ったら。

駿台全国模試でより広範囲内での自分の立ち位置を知ってみるのもいいでしょう。

併願校の冠模試を受けてみるのもいいでしょう。

 

ただあくまで、本当に第一志望が余裕な場合に限ります。

 

 

 

医学部志望

医学部はあまり適切な模試がないので、なかなか難しいところがあります。

受ける人が多い模試

  • 全国模試(河合、駿台)
  • 共通テスト模試系

 

受ける人もいる模試

  • 東大模試(河合、駿台)
  • 医学部82大学判定テスト
  • 防衛医科大学試験

 

 

理3みたいに、冠模試があるひとはそれを受けてもらったらいいです。

冠模試がない場合は(多分それが多数派ですけど)、河合の全統記述や駿台の駿台全国などの母集団が大きく、比較的上位の模試を受ける場合が多いです。

あとは国立や共通テスト利用がある医学部を志望している場合は、共通テスト模試を受けて、その点数で判断している人が多いかった印象です。

 

また人によっては、東大模試内での順位を参考に考える人もいます。(学校内順位とかを参考に、例年の合格実績から)

ただまあそういうことはある程度進学校に通っていないと難しいのでなかなか厳しい。

 

あと東進の医学部模試はあんまり有名じゃなくて母集団が小さいので、特別参考にならないです。

 

防衛医科大学の一次試験を模試のように活用する受験生はたくさんいますが、医学部志望と東大志望が特に多いように思います。

まあ成績表が返却されないので、実力試しくらいにしかなりませんが。

 

 

医学部志望だと基本的には過去問ベースで考えていくことになります。

ただ記述答案の採点なんかは絶対してもらったほうがいいので、上で紹介したような模試を受けたり、添削を活用するのがいいと思います。

 

 

 

 

上位私立志望

ここでいうのは、MARCHや早慶ですね。

受けるべき模試

  • 冠模試(1回以上)(あれば)

 

受けても良い模試

  • 共通テスト模試
  • 駿台全国模試
  • 全統記述模試

 

冠模試があるなら、ぜひ受けるべきです。

ただ国公立の冠模試に比べれば、やはり母集団が小さく、判定の信頼度は下がりますが、いい経験だと思います。

 

受けてもいい模試としては、

母集団が大きい模試です。

早慶上位志望なら駿台全国模試などで実力を測るのはいいと思います。ライバルになるのは、上位国公立志望で滑り止めに早慶を受ける層なので。

MARCHなら全統記述模試なんかで、全国のライバルと比較するのは大事です。

あと万が一共通テスト利用を狙っていれば、共通テスト模試も外せませんね。

一般しか狙っていないのであれば、共通テスト模試を受ける意味はないので受けなくていいでしょう。

 

 

 

まとめ

今回は模試を統括的に話してみました。

塾や予備校には多くの模試を進められ、親には反対され、大変だと思います。

 

そんな中で有用な模試を見極めるのに役立ててください。

 

ただ模試は振り返ってなんぼ。

受けるだけにはならないように。

貴重な勉強時間を削って模試を受けるのだということを肝に銘じましょう。

 

以上。

 

 

 

-塾関係, 大学受験
-,

執筆者:


  1. Au より:

    こんにちは、新高3です。共テ模試についてです。
    高2の時に全統を全て受けたので、高3はどうするか迷っています。
    全統を受けるのもありですが、範囲が決まっていたり、初めの回は簡単だったりであまり乗り気でないです。
    アドバイスほしいです、、。

  2. pq より:

    こんばんは 新高1のものです。独学で国立医学部を目指しています。高1の間に受ける模試についてアドバイスください!

    5月 全統
    6月 全国統一高校生テスト
    8月 全統
    10月 全統
    11月 全国統一高校生テスト
    1月 全統+共通テスト同日

    アドバイスお願いします!

  3. カカロット より:

    大阪大学工学部志望の高校2年生です。今までは、定期考査の勉強をしていたくらいで入試を意識した勉強をこの冬から始めようと思っています。(かなり遅いことは自覚しています。)また、大阪大学との距離を知るために駿台模試を受けたところ、英語56(偏差値44.6)数学71(偏差値51.7)国語69(偏差値50.7)、判定はDというのが私の現状です。
    これからの参考書ルートとしましては、
    英単語→1900を完璧に 解釈→英文熟考 上下→ポレポレ
    長文→ポラリス1~3 ぐんぐん読めるの難易度 全種類
    過去問

    数学→1対1を数Ⅲまで全冊→新数学スタンダード演習→スタンダード演習Ⅲ
       過去問

    物理→ セミナー →良問の風→名門の森 →過去問

    化学→ セミナー → 標問 →新演習 →過去問

    というルートを進めていく予定です。かなり他の受験生に遅れている自覚はあるので、起きている時間はほとんど勉強する覚悟はできています。

    1 私の今の成績のヤバさを教えてください。厳しい言葉でも大丈夫です
    2 参考書ルートの改善点を教えてください

    • dio より:

      1.他の大阪大学に受かるような受験生は英語と数学の完成のメドは既にたっています。数学なら1対1の2Bくらいまで、英語なら単語帳・解釈の一冊目は終わっているレベルです。まずそれだけのビハインドを自覚しましょう。
      2.ルート自体は非常によいと思います。ただ、受験までに終わるのか不安です。もちろん、質を保たねば勉強の意味がないので、その上でこれだけの勉強をする余裕があるのか。具体的に1日何問解けば終わるのか計算しましたか?現実性への配慮はもう少しした方がいいかもしれません。

  4. 高3東大受験生 より:

    共テ英語なら9〜10割取れるんですけど、
    二次の長文が取れません。
    今までに単語をあまりちゃんとやっていない自覚があって、代わりに長文問題集5冊ぐらいやって補ってたつもりだったんですけど、ここからハイパーレベル3+レベル別レベル6の長文をやるのと鉄壁をゴリゴリして河合の小説対策のやつやるのだとどっちが良いでしょうか?

    • dio より:

      推測ですが、速読力はあるが精読力がない。その原因が正確な単語力なのか英文解釈なのか、それとも日本語訳で意訳してしまうのかはわかりませんが。とりあえず長文をやりこんでも今までと同じで大きな成長にはつながらないと思います。鉄壁をしっかりやるべきでしょう。

  5. AM太郎 より:

    長文失礼します。
    高2、京都大学医学部志望です。
    dioさんの記事を見て、青チャートから一対一に移行してから全統模試で数学偏差値70をだせました。ありがとうございます!
    (これからもっと周回する予定です)
    数学の参考書について質問ですが、
    一対一→新スタ→新演習の順でやっていきたいのですが、目安としていつまでに終わらせるのが望ましいのか教えて頂きたいです。(遅いのは重々承知です。)
    また、次回の高2全国駿台模試までに参考書をdioさんの目安に行った場合、どれぐらい偏差値が取れるのか教えて頂きたいです。

    • dio より:

      京大医なら過去問はいっぱいやりたいので、高3の10月から過去問に入るとしましょう。そしたら、1日5題解くとしても三周するなら新数学演習は最低4ヶ月、つまり新数学スタンダード演習は高3の5月には終わってないといけない。こちらも1日5題~10題解くとして、三周するなら5ヶ月くらい見ておくべき。なら、1対1は今年中に終わってないとダメです。
       駿台全国なら140点くらいとって、偏差値70が目安じゃないでしょうか。逆にそれくらいないと、なかなか京都大学医学部は厳しいところです。

  6. もたん より:

    高3です。
    共通テストの評論(論理的文章)分野が35点ほどしかとれません。本番では50点をとりたいのですが、何をするのが得策でしょうか?
    ミスは後半の生徒の会話による問題や漢字ではなく中頃にある普通の問題でのものが多いです。今は共通テストとセンターの過去問を解いています。

    • dio より:

      センター試験の過去問を選択肢ガン無視して記述式でとくと割と読解力つくと思います。そうすれば割と安定するはず

  7. タイガーファンディングふぁん より:

    今回も有益な記事ありがとうございます!参考にさせていただきます。
    話は変わるのですが、今話題になっている件について。
    東大理三以外はカスだと思いますか?

    • dio より:

      いや別にそんなことないでしょう。反例を挙げればいくらでも理3以外ですごい人は見つかります。クリロナもレブロンも大谷も勉強は別にできないでしょうが、理3より全然稼いでます。私は偏差値30でも自分の父はすごいと思うし、別に偏差値だけが人のものさしではないのでは。あと勉強に限った話をしても、MARCHくらいまではしっかり勉強しないと入れない人が多いので、カスと言い切るには早いと思います。

  8. vt より:

    今回も有益な記事ありがとうございます!
    模試受ける際に活用します!
    インフル私もかかりました、、踊る大捜査線面白いですよね笑
    今度ドラマ映画の面白かったランキングみたいな息抜き記事も待ってます!

  9. GTロマン より:

    模試もただ受けるだけでは意味がありませんので、dioさんのように戦略的に動いていく必要がありますね。一覧表を活用させて頂き、本番から逆算して受験する模試を決めていきたいと思います。有益な情報ありがとうございました。

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